MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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No231 日本選手権岩手大会/鹿児島工の切り札

 おはようございます。伊東です。
 昨日書いた記事ですが、結局つくる事は出来ませんでした。これで宿題は3つ。何とか『雑記ボックス』の形式でもいいから書きたいな、と思う今日この頃です。

 今日のトップページを見た皆さん、何かが変わっていたと思いませんか。そう、ブログランキングに参加しなおしました。今回は「にほんブログ村」です。前の楽天ランキングですが、いつの間にかイーアールオー的サイト(素直に「成人サイト」と書けばいいだけのことだろう)に乗っ取られてしまったらしく、脱退しました。ま、こんなブログなんかじゃ、最下位近くをうろうろするのが関の山とは思いますが、もしよかったらポチリとクリックしてやってください。

1・日本選手権大会岩手県予選開幕!
 今日から久慈地方で社会人野球・日本選手権大会岩手予選が行われます。赤崎野球クラブは参加しませんが、岩手21赤べこ野球軍団や、水沢駒形、JR盛岡、フェズント岩手、オール江刺と強豪チームが参加します。場所は野田ライジングスタジアム、久慈市営球場で行われます。岩手県北観光のついでにでもいいですので熱戦を見届けてください。ちなみに私は忙しくていけません。ガソリン代もかかるし…。簡単に今日の試合の見所掲載しておきます。
 野田球場第一試合、オール不来方矢巾硬式クラブは、チームとしての完成度は、クラブ大会4強に次ぐ存在の不来方(江刺もそうだが)が上。矢巾は、エース大道が、凱旋登板して意地を見せるか。第二試合、フェズント岩手-釜石野球団はチーム再編成中の釜石苦戦か。フェズントは夏に鍛えた底力を見せたい。久慈球場第一試合は赤べこ野球軍団-久慈クラブ。久慈クラブは、かつての重量打線が復活しつつあるが、赤べこのコンディションが整えば苦戦は免れない。赤べこは関の復調がカギ。第二試合、盛友クラブ-黒陵クラブは基本的にはデイフェンシブなたたかいになるだろうが、歯車が狂えばどうなるか。五分五分の試合になると思われる。
 以上、伊東の勝手に予想コーナーでした。

2・鹿児島工の「11番」…よくやったよ。
 今年の高校野球駒大苫小牧の田中投手、早稲田実業の斉藤投手と、印象に残る選手はたくさんいるし、智弁和歌山-帝京の試合みたいに9回だけで13点も取り合う試合もあった。決勝も、どっちが勝っても、印象に残るものになるに違いない。
 だが、私にとっては、この選手の名前こそ忘れられない。今吉晃一鹿児島工業高校の背番号11。マスコミにも扱われ、すっかり有名人になったこの選手。ごつい体だが、ケガをしてしまいどうするか、と悩んでいた時に、見つけた道は「代打の切り札」。普段はベンチから、コーチャーから大きい声でムードメイクをし、いざ打席に立てば、思い切り吼え、気魄を前面に出して相手投手に立ち向かう。ちなみにポジションはキャッチャーという。

 これだけなら、私は「この選手こそ」とまでは書かなかっただろう。だけども、私は今吉晃一選手の(すいません、もう一人今吉姓いるので)次の言葉に、心に響くものを持ってしまった。
 「ベンチに入れなかった何十人の選手がいる。自分は、ケガをしても役割を与えられ、ベンチに入ることができた。彼らの分まで頑張らなきゃならない。」
 だからなんだよな、あのプレースタイルは。多くの部員の中から選ばれた…選ばれなかった選手の中には、おそらく同級生もいたに違いない。彼らの前で、自分がベンチに入った意味を見せなければならない。そうだったんだろう、晃一君。

 実は、私も高校時代は「背番号11」。何故か、自分の代のチームになってからは、ずっとこの背番号ですごしたのでした。そして、プレースタイルも、チームでの役割も、彼とほぼ同じでした。どうしても他人事として見られなかったのは、こういう理由があったからです。
 ただ、違うのは、彼は甲子園出場選手で、しっかりした技量を持った選手。こういう選手がいて、監督も「泣き虫監督」といわれる中で、選手個々が自分の力を発揮してつかみ取った甲子園ベスト4。何年か後で「各県別ベストナイン」を選ぶなら、鹿児島と沖縄はプラスして代打の欄を入れていただきたい。鹿児島には、誰を入れるかは言うまでもないだろう。(沖縄は、2000年代表・那覇高校の比嘉選手。極端なクラウチングスタイルの選手といえば分るでしょうか)

 色々面白いといわれた今年の高校野球。その中で一番印象に残ったのが「県立高校の代打の切り札」というのもいいのではないでしょうか。

 高校球児全選手にいえることだけど、今吉晃一君、痛めていた所は一生負荷のかかる所だから、早く良くして、その上で、野球選手としても、一人間としても飛翔していってほしいです。 

 さまざまなドラマを生み出した高校野球も、この夏は残りあと一試合。駒大苫小牧が三連覇なるか。早稲田実業が優勝旗を得ることができるか。明日、全てが決まります。みんな、無事に帰ってきてや。


 …しまった、宿題忘れてしまった。それに、ずいぶん馴れ馴れしい書き方もしてしまった…今吉晃一選手ならびに関係者の皆さん、申し訳ございませんでした。
 あと、宿題は後回しにしていいですか(恐る恐る)。
 てな所で、今日の記事はここまで。また明日、お目にかかります。


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