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この記事は2016年10月に記載したものです(当時は週6で夜勤入っていたので書けなかった)。
▽7月7日
前日に駒形が敗退し、第一代表決定準決勝も第一試合を終えたのみ(七十七銀行2−1日本製紙石巻)で順延。この日は
◆県営第一試合 第一代表準決勝
JR東北−山形しあわせ銀行
◆県営第二試合 第二代表二回戦
NTTマークス−日本製紙石巻
◆県営第三試合 第二代表二回戦
TDK−第一試合敗者
という組み合わせ。私は木曜日休みだったこともあり、夜勤明けの体で県営野球場に向かいました。
…が、断続的に雨が降り続け、試合が始まる様子がありません。都市対抗野球ほどのビッグゲームですと、ある程度万全な状態でやらせたいから、ダメなら早々に中止、という裁定が下りますが、高校野球も目前に迫り、更にプロ野球の日程も入っていたので岩手県営・花巻球場共にこの週以上の延期が利きません。しかし、一日3試合やるには限界の午後2時過ぎても雨は止まず中止。結局、盛岡には寝に来たような感じになってしまいました。
▽7月8日
前日から順延となった3カードが実施。
◆第一試合 第一代表準決勝
JR東北 6−3 山形しあわせ銀行
→JR先発摂津の立ち上がり突かれるも地力の差で逆転勝ち。
◆第二試合 第二代表二回戦
NTTマークス 4−2 日本製紙石巻
→JTから移籍の江井が同点、NTTから在籍の夷塚がサヨナラ2点本塁打。石巻は終盤に泣く。
◆県営第三試合 第二代表二回戦
TDK 5−0 山形しあわせ銀行
→TDKが8回に突き放し勝負あり。しあ銀はシビアな状況下で敗者復活はかるも敗退。
この日は仕事もあり、大船渡に戻らざるを得ませんでした。そして次の日。とんでもない日程になります。
▽7月9日
◆第一試合 第一代表決定戦
七十七銀行−JR東北
◆第二試合 第二代表準決勝
NTTマークス−TDK
◆第三試合 第二代表決定戦
第一試合敗者−第二試合勝者
…一日に代表決定戦2試合。
しかも、クラブ選手権によくある「準決勝勝者が条件」の2試合でなく、トーナメント組み替えての2試合。この記事は2016年に書いていますが、このような形で一日2代表を決定するのは社会人野球経験22年でこの大会しかありませんでした。
代表決定戦は重要な試合で、原則一日に1試合しか組まないように日程が調整されていますが、前述の事情により、主だった野球場は高校野球が抑え、更にプロ野球もある状況の中では延期ができません。よってこのような形で強行しました。
で、結果は…
◆第一試合 第一代表決定戦
七十七銀行 7−4 JR東北
→5回に5点あげた七十七が海老沢、相澤の継投で逃げ切り代表決定。
◆第二試合 第二代表準決勝
NTTマークス 4−2 TDK
→8回まで0−0。9回に一気突き放したNTTが代表決定戦に。
◆第三試合 第二代表決定戦
JR東北 6−4 NTTマークス
→JRが4回までに6点奪いペース握る。NTTも必死に追うが届かなかった。
…なんともすざましい結果となりました。
岩手で行われたこのすざましい戦いに、登録メンバーとして一枚噛めたことがいま(2016年)となっては誇りに思えます。