▼ガチンコ勝負の結果。赤崎、TDKに引き分ける!七十七には大敗で予選リーグ敗退。
力の強い方がー日ー試合。
そのリーグの中ではやや力の劣るチームが1日2試合。
見方によれば、企業2チームによるクラブ東北王者への“公開処刑”だとも見える。だが、オレたちはグラウンドに立った以上、勝負を投げるわけにはいかなかった。4回、相手投手の制球難から押し出しと犠牲フライで逆転。向こうが、一気に突き放しにかかれば、こっちは悩める二番手捕手が弾丸ライナーをスコアボードの土台ににぶちこんだ。必死にくらいついて、しがみついて…ついに相手のエースを引きずり出した。結果引き分けたが、三時間半の激戦はオレたち の存在を見せ付けたものとなった。
無論、二人のエースの力投抜きにはこの試合は語れなかった。スーパーエースは、TDKの終盤怒涛の攻撃を断つなど前評判を裏切らない投球を見せた。6回に一気に4点とられはしたものの、試合をつくった二十歳投手も、企業チームに通用することを示してくれた。
しかし、このー試合で体力のかなりの部分を削り、次の七十七銀行戦。一度落ち着いた体をあたため直すのはゆるくなかった。前年引き分けの雪辱に燃える七十七は初回からスーパーエ ースに襲いかかった。初回に3点、三回に東北ナンバーワンのスラッガーにレフトスタンドにもっていかれた。一方で我がチームは、反撃のキッカケさえつかめず。
それでも、コールドにはもって行かせなかった。
反撃することをあきらめなかった。
最後の回、やっと三塁に進め、三番打者の外野フライ。
「よし、一点もらった!」
…が、それさえも許してもらえなかった。ゲームセット。0対8。見事に負けた。持っている力は最大限発揮したが「東北三強」との2連戦では、これが、限度だった。
やたら空が青かった。自分達が全力を出しきっただけでなく、相手も本気にさせた。かなり状況が悪かった中で持てる最大限力を出したたたかいが出来た。これ以上、なにも語る事は今はない。今日の今頃は水沢駒形とJR盛岡が、東北の強豪とたたかっている頃だ。彼等の「挑戦」に期待しつつ、オレは今日休みます。精・魂使い果たしました。
もう一つの「たたかい」。自分に影響与えてくれた人は何とか当選した。しかし、ここでも取り上げられるのは「二大勢力」はかりで、つまんない。また後で、項を改めて書きます。
◆Bブロック
七十七銀行 5−2 T D K
T D K 6−6 赤崎野球ク
七十七銀行 8−0 赤崎野球ク
→七十七銀行が第一、失点数の少ない(11)TDKが第二代表トーナメントに。赤崎(失点数14)は敗退。
◆Cブロック
JR東北 18−0 郡山BC
水沢駒形 20−14 郡山BC
JR東北 8−2 水沢駒形
→JR東北が第一、水沢駒形が第二トーナメント進出。郡山は敗退。
◆Dブロック
しあわせ銀 10−0 JR盛岡
NTT東北 12−2 JR盛岡
しあわせ銀 4−3 NTT東北
しあわせ銀行が第一、NTT東北マークスが第二トーナメントに。JR盛岡は敗退。