▼赤崎2連覇達成!第3代表は駒形!
都市対抗野球の県大会は最終日となり、決勝戦は赤崎クがJRをくだし、2年連続の優勝を決めました。
初回にJRが蛯名の二塁打を足掛かりに田中の2点二塁打で先手を奪うものの、赤崎は3回に佐藤の犠飛、村上の適時打で追い付き、5回に村上の適時打で勝ち越し。7回に再び村上に適時打が飛び出しダメを押しました。山本は2回以降JRを無安打に封じ、4対2で赤崎が勝ち、都市対抗県2連覇を達成しました。
第三代表決定戦は駒形・新田、江刺・寺長根が延長15回まで投げ合う死闘になりました。15回、駒形が菅原の適時打でついに2点奪取!その裏を新田が抑え、執念で第三代表をもぎ取りました。江刺は正捕手の沼崎光の欠場が響きました。
タイトルは以下のとうりです。
最優秀選手 山本淳一投手(赤崎)
敢闘賞 蛯名哲也内野手(JR)
打撃賞 村上 修捕手(赤崎)
会長特別賞 多田桂三投手(赤崎)
特別敢闊賞 新田忠正投手(駒形)
なお今出スポーツ特別賞(当然非公式・トロフィーなどはナシ)に、延長15回を投げきった寺長根ー真投手(江刺)にお送りします。迷惑でしょうが。
二週間前、二戸で高田、駒形と2連敗を喫したとき、果たして、都市対抗はどうなるか。不安がよぎった。春期の大会(大槌RC、県知事)を2週間で7試合たたかったオレらは力を発揮するには厳しい状態のまま、クラブ選手権にのぞみ、そして、負けた。
それから2週間。大会に入って二回戦、三回戦。意外に苦戦を強いられた。しかし、その苦戦を糧にして、それまで不調の選手が目を冷ました。キャプテンが足でかき回して、勢いをつければ、去年思い出したくない投球をしてしまった男は、復活をかける第一歩を踏み出した。去年は打で悩んでいた捕手はいい所で快打を放ち、2年目の状態に苦しむ男は初戦の適時打で波に乗った。他のレギュラーも課題を乗り越えようと必死に頑張った。
そして、クラブ大会のリベンジ戦となった準決勝。投手はスーパーエースでなく、成長株の二十歳が投げた。去年から、やたら駒形と相性いいと思ったら、この日は何と4安打完投。見事に期待に応えた。チームー丸で好敵手の投手に立ち向かい、攻略した。
そして、決勝。
前日、劇的な勝ち方している若手主体のJRに、先手は許したものの、4番が打ち逆転。スーパーエースは2回以降をガチッと抑え…その時がやってきた。
人間いつになっても成長し続ける、それを示した優勝だった。
そして、忘れてはいけない。チームを財政を取りまとめ、支えた部長、副部長。チーム状況が悪い中、プラスプラスに持っていった監督、コーチ、マネジャー。大ー番で精神的支柱になった前主将と先輩。二人の中堅選手は裏からチームを支え続けた。もう一人スコアラーがいたが、バカはバカなりに必 死にやっていた。
勢いに乗った 去年の優勝より、今年の方が充実度では上だろう。だけど、また新しいライバルが待ち構えてい る。七十七銀行、JR東北、日本製紙石巻、NTT東北マークス。秋田のTDK。福島硬友に郡山BC、山形しあわせ銀行に全弘前。個性揃いのライバルですね。やったろうじやないですか。東北の舞台でも。