MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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岩手県知事旗大会は延期され19日ワンデートーナメントで開催。【2020社会人野球】

 今日は。先週末に当該試合日程を記したのちに延期決定の報を聞き、18日に岩手県連盟サイトでJR盛岡、盛友クラブの棄権を知りました。19日野田村ライジングサンスタジアムで参加4チームによるワンデートーナメントが行われます。
◆一回戦 トヨタ自東―オール江刺
 後半に調子をあげてきた江刺は駒形を完封した千葉ら若手投手陣がどこまでトヨタ自東を抑えきれるか。都市対抗東北予選を間近に控えるトヨタは結果と中身両方を追いたい。こちらもキーマンは若手投手陣のひとり千葉。
◆一回戦 水沢駒形倶―MKSI BC
 今年は都市対抗でも対戦しているカード。両チームとも先のクラブ選では悔しい形での敗戦を喫しているだけにその払拭を。駒形は三遊間・菅原コンビ、MKSIは二刀流中島の熟成でムードを良くしたい。
◆両試合の勝者が決勝戦を戦います。
 ライジングサンスタジアムですが、実はこの球場の開催時に入場したことはありません。昔は野球場の管理もゆるく、グラウンドの中に入られなければOK、高田松原球場(震災前旧球場)に至ってはフェンスに鍵がなく、15年前の心身不良時に幾度フィールドに立ってのへーっとしていたことか。しかし、ライジングサンスタジアムができたあとはグラウンドのはおろか、スタジアム施設には入れない構造の球場が一般化しました。
 すっかり涼しくなった岩手の北端近くに位置する野田村で行われる大会。皆様の健闘を願うものです。

岩手クラブ選、3位は久慈ク/県知事旗大会案内【2020社会人野球】

 こんにちは。金・土曜日と調子落として記事製作をやめていました。今後「東北CC」→「都市対抗野球東北予選雑感」の順番で記事を作る予定です。今日は岩手県内大会について記述します。
1.岩手クラブ選手権、久慈クが3位に。
 延期となっていた3位決定戦は6日に江刺運動公園で行われました。
◆久慈クラブ 7―4 盛友クラブ
 序盤3イニングの激しい打撃戦で一枚厚い攻撃を見せた久慈が、中盤以降の投手戦を制し、3位の座を獲得した。盛友は三回に1点差まで詰めたが、その裏に3点失ったのが響いた。
 2021年クラブ野球選手権のレギュレーションはまだ決まっていませんが、東北予選が岩手開催となり代表枠が3となった場合久慈が選出となります。長丁場の戦いに挑まれた皆様お疲れさまでした。
2.県知事旗大会、延期し13日から(の予定)。
 例年春に行われる県知事旗大会、今年は秋の開催となり、本来は12日開幕予定でしたが天候不調で13日に延期となりました。大会2日目は協議の上で日程が発表されるようです。では大会初日のカードを紹介します。
◆第一試合 盛友クラブ―オール江刺
 都市対抗はよもやの初戦負けも、クラブ選では要所で勝負強さ見せ優勝した江刺は勢いを持ってくるか。盛友は7月末からほぼ毎週公式戦で選手の集合が大変と見るが機会得た選手の活躍に期待。
◆第2試合 水沢駒形倶―MKSI BC
 都市対抗で東北進出権は得ているものの、クラブ選では江刺に先行を許した駒形。ギアをあげていきたい。MKSIは新スタイル築く過程の中で足をすくわれたクラブ選の借りを返しに行く。
 会場は野田村ライジングサンスタジアム。コビット19・コロナガイドラインに留意の上ご対応ください。おつきあいいただきありがとうございました。

東北クラブカップ大会は5日開幕。【社会人野球2020】

※アップから1時間あまり「6日」と記していました。お詫び申し上げます。
 クラブカップの組み合わせ情報をJABAHP(jaba.or.jp)でも開催地の鶴岡野球クHP、山形県連盟HPではなく、毎日新聞山形版の記事を受けた野球愛好家のページで第一報を受けました。普段は1〜2週間前にHPで発表されますが、コロナ禍の影響はここにも及び、秋田県予選は中止・代表を選出できない状態に。岩手は代表選出を特殊形式(県クラブ選手権二回戦敗退チームから選出)をとりました。
 これだけならまだしも、この一、二週間で弘前アレッズが都市対抗二次予選を、MJG島根が同一次予選を辞退。更に各地で県境を超えた大会参加が難しくなっている実情が伝わりました。元々同好会的クラブチームは「野球優先」というわけにいかないのが実情ですが、それに「万が一の事態に至った場合のダメージ考慮」の要素が加わり“社会人が野球をする”こと自体が厳しくなりました。
 それを踏まえて今回大会参加に踏み切ったチーム5県8チーム。その一回戦組み合わせをチーム紹介兼ねて下記の通り記します。
【鶴岡ドリスタ8時半前予定】
◆一回戦 鶴岡野球ク―前沢野球倶
 山形予選を制した鶴岡は県内3チームの中では多く東北の舞台を経験。地元開催でもありいいところを見せたい。前沢は県予選を経ての東北大会進出ははじめて(福島市長大会には一度派遣)。どう戦えるか注目したい。
◆一回戦 小峰クラブ―TFUクラブ
 都市対抗福島予選で2勝、準決勝進出で東北の舞台に立った小峰クは長年活動を継続してきた底力を見せたい。TFUはライバルのマークスを破り、事実上の宮城クラブ王者に。高資質とチーム力の融合を。
【酒田光ヶ丘8時半前予定】
◆一回戦 一関BBC―三菱製紙八戸
 県ク選では久慈に不覚とるも都市対抗県予選で3勝した実績で13年以来の東北進出。攻守に新たな軸となる選手ができ躍進狙う。三菱八戸は10年代前半の進出担った選手が「転機」迎える場面も。超えて「チーム50年目」にむけて歩む。
◆一回戦 福島硬友ク―天童エンジェルス
 福島硬友クは都市対抗県予選で富士通アイソテックに肉薄。雨天コールドで敗れたが熱意と地力を証明した。天童は若年代チームと連動しながら活動を続け、新庄に競り勝ち東北舞台に。東北初勝利目指す。

 2010年に前身の東日本CC大会の予選形式が独自の形式(それまでは東日本CC進出はクラブ選東北予選次点チーム)になり、都市対抗→クラブ選で敗れたチームのセカンドチャンスとして行われてきたこの大会。今年は出場チーム選出不可となった秋田以外も大変な状況になり、山形、宮城は独自大会を開催できましたが青森は青森市長大会、福島は都市対抗、岩手は県クラブ選手権との併催となりました。
 様々な狭間にいながら「続ける」という選択肢を選び、行動した選手には頑張っていただきたいし、大会も無事に終わることを願っています。
※試合結果に関しては火曜日朝までに1記事で製作します。明日は「記事製作日誌」入れます。

岩手県クラブ選手権29、30日の結果・3位決定戦日程【社会人野球2020】

 記事制作が遅くなって申し訳ありません。
 8月29日は江刺運動公園と前沢いきいきスポーツランドで三回戦と準決勝1試合、30日は江刺運動公園で前日ノーゲームになった準決勝1試合と決勝戦が行われました。一部短報入れていましたが改めて記します。(情報基JABAHP jaba.or.jp)。
◆三回戦 久慈クラブ 13―4 MKSI BC
 ここ2年伸長を見せてきたMKSIだが、久慈が三回までに9点をあげる猛攻。五回に流れを決定づける4点をあげコールドに持ち込んだ。MKSIは機先制され、必死で追い上げたが及ばなかった。
◆三回戦 水沢駒形倶 6―4 遠野クラブ
 遠野が一度逆転したが、駒形はすぐ逆転し返し、投げては高橋、宮崎が踏ん張り勝ちきった。遠野は支柱の照井が本塁打を放つなど食らいついたが中押しが利かなかった。
◆三回戦 オール江刺 10―3 釜石野球団
 今大会の流れを占う一戦だったが、江刺が再リードしたあと釜石投手陣を打ち込みサヨナラコールドに。釜石は五回までに逆転したが、流れを持っていかれた。
◆三回戦 盛友クラブ 11―10 一戸桜陵ク
 岩手2+2強に食らいつく両者が激しく競り合う展開に。先手をとったのは盛友、一戸が四回以降激しく追い上げたが、盛友が「あと一歩」許さず逃げ切った。
◆準決勝 水沢駒形倶 14―5 久慈クラブ
 前試合で集中打で先手をとり下克上起こした久慈。この試合は駒形に先手を許したが五回までに2点差に。最後は駒形に突き放されたが見事な戦いぶりを見せた。
◆準決勝 オール江刺(無試合)盛友クラブ
同再試合 オール江刺 8―1 盛友クラブ
 29日に行われた試合は五回雷雨ノーゲーム。この試合は打撃戦になっただけに翌日どう組み直すか注目されたが、江刺が序盤に5得点、菅原祥が盛友の流れを切り、八回に3点あげてコールドに持ち込んだ。
◆決勝戦 オール江刺 3―0 水沢駒形倶
 連戦となった江刺だが、高資質に定評のあった千葉哲が駒形打線をシャットアウト。打線も多様な駒形投手陣を攻略し岩手王座を取り戻した。駒形はなんといっても千葉を攻略できなかった、これにつきた。
《表彰選手 敬称略》
 千葉哲太(江刺・最高殊勲選手)
 菅原 開(駒形・敢闘賞)
 横倉怜武(駒形・首位打者賞)
 …決勝戦は終わりましたが、大会はまだ終わっていません。延期された3位決定戦は下記日程で行われます。
【江刺運動公園 9月6日(日)9時前開始予定】
◆3位決定戦 久慈クラブ―盛友クラブ
 14東日本CC東北予選以来の上位進出を狙う久慈クはここまで勝ち上がった「爆発力」を発揮できるか。盛友は江刺再試合こそ崩されたが地力は固めつつある。“勢い”の久慈か、“熟成”の盛友が。
 当初は東北CCと二本立てで記事を書く予定でしたが、CCは独自で記事を記すことにします。おつきあいいただきありがとうございました。

岩手県クラブ選手権29日の結果短報と30日試合・日程変更。【社会人野球2020】

 29日は江刺運動公園と前沢いきいきスポーツランドで三回戦と準決勝が行われる予定でしたが、荒天のため準決勝1試合がノーゲーム。日程も変更となりました。製作時間の都合で試合結果を短報で記します(情報基JABAHP jaba.or.jp)。
◆三回戦 久慈クラブ 13―4 MKSI BC
◆三回戦 水沢駒形倶 6―4 遠野クラブ
◆三回戦 オール江刺 10―3 釜石野球団
◆三回戦 盛友クラブ 11―10 一戸桜陵ク
◆準決勝 水沢駒形倶 14―5 久慈クラブ
◆準決勝 オール江刺(無試合)盛友クラブ
 江刺―盛友の試合は5回裏で雷雨のためノーゲームとなりました。上記試合結果を受けて30日の試合は下記の通り行われます。
【江刺運動公園 9時前開始予定】
◆準決勝 オール江刺―盛友クラブ
 29日の試合状況が不明だが、性格違えど投手層の厚さは持ち合わせているだけにどのように手札を切るか。江刺は後藤の脚力、盛友は野坂の出塁力が攻撃力増強の鍵に。
◆決勝戦 水沢駒形倶―第一試合勝者
 待ち構える駒形は29日の試合を4投手でまかない万全の体制。第一試合勝者チームは連戦を強いられるが年内の実戦機会(東北連盟会長大会)を得るために負けられない。
 久慈クラブと第一試合敗者による三位決定戦は日程調整の上後日行われる予定です。
 これまでの猛暑が一転して雷も伴う空模様となりました。それぞれの場に併せお体ばかりお気をつけて臨んでください。

岩手県クラブ選手権29日の試合。今日で準決勝まで進みます。【社会人野球2020】

 29日は江刺運動公園と前沢いきいきスポーツランドで三回戦と準決勝が行われます。
【江刺運動公園 8時半前開始予定】
◆三回戦 MKSI BC―久慈クラブ
 前年優勝のMKSIは戦い方を進化させ安定的に位置大会を戦えるスタンスを確立させてきた。今日の試合の入りに注目。久慈は三陸大会の課題を消化し2勝。活力を見せ復調見せたい。
◆三回戦 水沢駒形倶―遠野クラブ
 緒戦は住田の勢いに煽られながらもすぐに反攻し逆転勝ち。千田や宮崎の助力受けながら勝ち抜きたい。遠野は投手陣の再編成図りながら盛岡球友との接戦を勝ち上がった。攻撃陣の頑張りに勝機見出だす。
◆準決勝 両試合勝者。
【前沢いきスポ 8時半前開始予定】
◆三回戦 釜石野球団―オール江刺
 両チームとも投手陣が20代前半主体。そこに釜石が攻撃的軟投派後藤、江刺がBCLリーガー高橋と多様な経験踏んだ選手が再登録。経験の還元と刺激がどう反応するか注目したい。
◆三回戦 一戸桜陵ク―盛友クラブ
 一戸は「できることを確実に」から活路見いだし赤崎に一勝。盛友にもこの戦いかたが貫徹できるか。盛友は酒井も成長し層が厚くなった。自身のリズムに持ち込んで戦いたい。
◆準決勝 両試合勝者
 今日はダブルヘッダー。高温になりやすい状態です。お体ばかりお気をつけて臨んでください。

赤崎は一戸に敗退、8強決定―岩手クラブ選手権23日の結果【2020社会人野球】

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(写真は赤崎―一戸戦七回の一戸の攻勢。)
 こんにちは。岩手県クラブ選手権大会は23日に大会二日目、二回戦6試合が行われ、ベスト8進出チームが決まりました。日本野球連盟ホームページ(jaba.or.jp)をもとに試合結果に関しての雑感を記します。 
◆オール江刺 8−2 矢巾硬式ク
 都市対抗で活躍を見せた岩館が先発した矢巾だが、江刺は中盤に8得点と攻略、4投手継投で快勝した。矢巾は初回に先制、六回表にも1点を返したがその裏にとられた3点が致命傷となった。
◆一戸桜陵ク 11−3 赤崎野球ク
 一戸が2度のビッグイニングで試合のペースを握り赤崎にコールド勝ちを収めた。赤崎は二回に先制、先発の宮田が四回まで好投していたが、五回に守備の乱れから一戸の猛攻を許し6失点。その後に2点返したが、七、八回に5点を奪われ万事休す。一戸は川向、深田の投手陣が丁寧な投球を見せ、好機にたたみかけたのが勝因に。
◆盛友クラブ 11−1 雫石クラブ
 前日逆転劇を見せた雫石だが、この日は盛友に攻撃機を作らしてもらえず、投手の佐藤は踏ん張ったが盛友打線の圧力の前に回を追うごとに失点を増やしてしまった。盛友は酒井→武田とつなぎ1失点に抑えた。
◆MKSI BC 11−5 北上REDS
 途中北上がリード、MKSIが終盤に執念で追い付き延長にもつれ込んだ試合はMKSIが大量6点を挙げ勝利をもぎ取った。北上の高橋郡は投げては完投、打っても本塁打含む長打2本と奮闘したが、8強には惜しくも届かなかった。
◆久慈クラブ 8−2 一関BBC
 都市対抗では3勝し、今大会でも躍進が期待された一関だったが、一回戦で競り合いを制した久慈が中村の好投、宇部、中下などの長打攻勢で一関を突き放しベスト8進出。一関は四回の4失点が響いた。
◆水沢駒形倶 7−3 住田硬式ク
 今年躍進を見せる住田がどこまで強豪駒形に食らいつけるか注目された一戦。先制したのは初回に3点奪った住田。しかし駒形はすぐ裏1点返すと二回に3点を挙げ逆転。五回の3点でダメを押した。住田はその後失点を防いだが、得点を挙げることができず今大会1勝で涙をのんだ。
 以上6試合を経て、第二週に進む8チームが決まりました。東北クラブカップに進出する2チームは後日発表となります。
 赤崎クの試合から。7回までは打順のめぐりが互角だったのですが、それで大量の点差が付いてしまったのは残塁が多かったから。点を取った後次の1点を取る、優位な状況を作って点をとりにかかる、投球の意図を読んで守備陣形などを変える…社会人野球になると打つ投げるなどの基本的な動作以外に、それぞれのプレーを効果的に活かすという取り組みが必要になってきます。言ってしまえば「陣取りゲーム」でしょうか。この場合の陣取りというのは「チームの雰囲気」という意味で。23日の試合はその部分で一戸に届かなかったんだなというのを感じさせられました。
 今年はコロナ感染の影響で公式戦の機会を多く持てず、このもどうなるか日程が未定ということもありますが、この宿題をどう消化するか見届けるとしましょう。

 記事制作について一つ申し上げます。ここ数年の体調変調は何度か記事にしてきました。岩手の社会人野球は土曜日、日曜日で週末2連戦というかたちでおこなわれますが、金曜日に記事制作→土曜日試合対応→土曜日記事制作→日曜日試合対応…となるところで「ガス欠」に。そういうわけで日曜日の夜から月曜日にかけての記事制作というのはしんどくなってしまうわけです。本当に申し訳ありませんがしばらくはこのような形で対応していくしかありません。ご了承をお願い申し上げます。
 週内も猛暑が予想される天気です。皆様お体にはお気をつけてお過ごしください。今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
 

赤崎ク16点初戦突破―岩手県クラブ選手権22日結果と23日見所【2020社会人野球】

 今日は。今日は試合関係以外にひとつ説明入れるところからはじめます。昨日お話しした「東北クラブカップ大会進出要件」の件ですが、大会パンフレット記載の下記一文をもって説明とします。
「第6回JABA東北クラブカップ野球大会の代表選考は、大会が9月5日・6日であることから、第1週の8月22日・23日で勝ち上がりのチームを除く敗退チームから戦績(日本野球連盟リーグ戦における順位決定に関する取扱要領参考)を原則に2チームを選考・決定する。」
 つまり、東北CC出場チームは二回戦敗戦チームからの選出という前代未聞の事態になりました。都市対抗の開催もあり日程がこうなったとはいえ、この進出条件には驚くしかありません。「あまりに突飛すぎて」と書いたのもそれが故。他の人に説明できる言葉が見つかりませんでした。情報入手の遅さと併せてお詫び申し上げます。

 では、22日の試合結果をJABAHP(jaba.or.jp)情報基に雑感記します。
◆一回戦 北上REDS7―2 宮古倶楽部
 北上は三回に5点をあげペースをつかむと高鼻が2失点で完投勝利。宮古は八、九回に1点ずつ返したが届かなかった。
◆一回戦 久慈クラブ 5―4 花巻硬友倶
 久慈は3投手の踏ん張りに終盤の勝ち越しで応えた。花巻は前半4―2で折り返すも後半の逆転に泣いた。
◆一回戦 住田硬式ク 10―7 オール不来方
 延長にもつれた試合は住田が3点もぎ取り3大会連続初戦突破。住田吉田、不来方碓氷が奮闘・完投。追いつ追われつの熱戦だった。
◆二回戦 遠野クラブ 2―1 盛岡球友倶
 ロースコアの接戦となったが、序盤にリードし御法川→多田とつなぎ守りきった遠野が勝ち抜いた。盛球の反撃は佐々木の本塁打1点のみに。
◆二回戦 釜石野球団 7―6 前沢野球倶
 釜石は三回に6得点のビッグイニング。最終的に四回の1点が効いた。前沢は三回にすかさず3点返し、最後1点差まで詰めたが届かなかった。
◆一回戦 赤崎野球ク 16―3 黒陵クラブ
 赤崎は20安打、二回までに14点あげ、投げても宮田が先発初勝利。木下は125m(推定)本塁打。黒陵クは小田嶋が二度の好守、ベテラン野手陣が二番手金野をとらえ2点返したが及ばなかった。
◆一回戦 雫石クラブ 13―12 福高クラブ
 二回には両チームともに8点ずつ奪う打撃戦になったが、継続的に加点していった雫石が述べ4投手つないで逃げ切った。福高は九回に4点返すも届かず。
 …9時頃にざっと強い雨が降りましたが、その後は約30℃のなかで熱戦が行われました。赤崎―黒陵は当然フルで見て、その後の雫石―福高を三回まで見ていこうと…思いましたが、二回表の時点で頭痛覚えたので撤退しました。二回の『両者8得点』、3分の1しか見られず。雫石の小野寺、及川両投手『新・盛高コンビ』など見所はありましたが見届けられずすみませんでした。
 では、23日の6試合見所を紹介します。
【江刺運動公園 9時前開始予定】
◆二回戦 オール江刺―矢巾硬式ク
 都市対抗で苦杯の江刺は福島ホープスなどで活躍した高橋祥が登録。経験伝えて再上昇を。矢巾は岩舘が都市対抗で奮闘。他投手・若手も見せ場作り競争活発化を。
◆二回戦 一戸桜陵ク―赤崎野球ク
 赤崎は目的意識を持ち練習した成果を山下、江刺中心に発揮。尾崎、千葉の捕手コンビが守備の鍵を握る。一戸は川向、米沢の“剛”、坂井、深田の“技”で復調赤崎打線を抑えにかかりたい。
◆二回戦 盛友クラブ―雫石クラブ
 都市対抗では選手集合に難儀したが、それでも駒形に接戦した盛友。「強さを踏み固める」に傾注を。雫石は折れずに逆転勝ちした底力を再度発揮したい。
【前沢いきスポ球場 9時前開始予定】
◆二回戦 MKSI BC―北上REDS
 前年大会王者のMKSIは進化を止めず都市対抗特別賞。石崎、中島が投打共にカギ。REDSは高橋郡を温存できた。試合の空気を自らのリズムに引き寄せて第二週を目指す。
◆二回戦 一関BBC―久慈クラブ
 今野、熊谷らの台頭で10年代前半のような躍進を狙う一関は安定性の強化を。新ユニフォームに新加入約10人の久慈は結果を得て自信をつけたい。
◆二回戦 水沢駒形倶―住田硬式ク
 新加入では菊地翔が目立つ駒形。松本利、河野+捕手松岡が本調子になればますます隙が無くなる。住田は再び「勝てば連戦で強敵」のシチュエーション。失うもの恐れず得るものをつかみにいく。
 23日の試合は勝者がベスト8に、敗者が盛岡球友倶、前沢野球倶とともに東北クラブカップ出場チーム選出の対象になります。暑いなかですが防御されて野球場にお越しください。おつきあいいただきありがとうございました。
PS・オール江刺→JR盛岡を経て現在関西独立リーグの堺シュライクスに在籍している河内山拓樹投手が22日の試合でリーグ初の無安打無得点を達成しました。

22日開幕岩手県クラブ選手権は4つの目的で行われます。【2020社会人野球】

 今日は。ギリギリ通り越して当日になってしまいましたが、本日22日から岩手県クラブ選手権が奥州市3球場で開催されます。本来なら東北クラブカップ予選として日程が組まれていましたが、コロナ禍による日程変更で、今回は2020年度の岩手県クラブチーム王者を決める他に(1)優勝チームは10月に行われる東北連盟大会クラブの部進出(2)来年度のクラブ野球選手権東北予選進出(3)9月第一週に行われる東北クラブカップ進出チームの選考―の目的をもって行われます。特に(3)は異例の形で決めるとの話ですが、あまりに突飛すぎてどう説明したらいいか思いつきません。判明しだい記述します。
 では、22日の試合予定です。JABAHP(jaba.or.jp)もご確認ください。
【江刺総合公園 9時前予定】
◆一回戦 宮古倶楽部―北上REDS
 都市対抗に続いて開幕試合を戦う北上は試合の流れを維持し続ける工夫を。宮古は選手異動が相次いだがますはスタンスの再確立を図る。
◆一回戦 花巻硬友倶―久慈クラブ
 花巻は攻・守に一定の力をもつだけに、あとは投手集合為せば手強い。久慈は三陸大会で敗れたが攻撃力復調ぎみ。失点減らす取り組みを。
◆一回戦 住田硬式ク―オール不来方
 2大会連続で一勝ずつあげている住田は今大会もまず一勝を狙う。村上、本多が支えたい。不来方はチームの形が固まりつつある。相乗効果を図りたい。
【前沢いきスポ野球場 9時前予定】
◆二回戦 盛岡球友倶―遠野クラブ
 トヨタにも見せどころつくり都市対抗2勝の盛球は冨樫ら若手投手の成長に期待。遠野も投手陣の入れ替えあったが佐々木隆・菊池浩両捕手が支える。
◆二回戦 前沢野球倶―釜石野球団
 地元の前沢倶は高橋直先頭に良い所見せられるか。新人千田の仕上がりに注目。釜石は都市対抗で見せた反省点を克服にかかりたい。
【胆沢球場 9時前予定】
◆一回戦 赤崎野球ク―黒陵クラブ
 黒陵クは今大会がシーズンスタート。去年は新規投手の名があったがどう戦う。赤崎は打線のスタンス再構築と岩城、花崎の復調に期待する。
◆一回戦 福高クラブ―雫石クラブ
 雫石クも今大会がシーズンスタート。高校後輩が見せた気力を学び再起動を。都市対抗では立ち上がりに泣いた福高は攻撃力で試合をつくりたい。
 曇天模様で高温は落ち着きそうですが、これまでの数日間の蓄積は残ると思います。野球場にお越しの際はお気をつけていらしてください。
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