MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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クラブ野球選手権東北予選第1日詳報・グラフ。【2019社会人野球】

 今晩は。10日からはじまったJABA岩手県定期戦、開催情報がどこからもつかめなかったので、やむを得ず後日に試合結果のみの紹介となります。ご了承ください。

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1.クラブ野球選手権8月2日6試合の結果詳報

 今項のメインは8月2日に行われたクラブ選手権初日の結果。実は、ある程度の記述は進んでいてあとは写真の配置どうするか…と考えていたら何も触っていないのに記事製作で使っていた携帯電話がスタート画面に。ま、今年限りで強制的に変えさせられる(3Gサービス終了)のですぐの代変は考えませんが。そんなもので作り直しになった記述は以下のとおりです。

石巻市河南球場》

◆一回戦 富士通アイソテック14−0 盛友クラブ

 朝7時に30度を超える猛暑の中始まった試合は、盛友クラブの立ち上がりを突いた富士通が試合の流れをつかみ、3投手継投で完封勝ちし二回戦に進んだ。

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いまやローテの一角を担う上石投手。富士通は厚い選手層をもって暑さに対応しました。

 富士通は四球から好機をつかみ、渡辺からの4連打をきっかけに5点先行。四回以降も八百板の本塁打などで加点した富士通が七回コールドに。

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(左)ランニング本塁打を放った八百板飛馬選手は兄でNPBイーグルス所属の卓丸選手に負けない存在感を見せます。(右)盛友は序盤の失点を跳ね返そうと必死の取り組みを見せましたが…

 盛友は念願の東北舞台に降り立ったが以上高温も加わり初回5失点。二、三回は無失点に抑えたものの武田、佐々木、酒井と東北の洗礼を浴び、打線も点を奪うに至らず一回戦敗退と相成った。

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長らくチームを支え、盛友を東北進出に持ってきた武田投手、柴田選手。成田捕手ら新鋭がどう経験を生かすか注目していきます。

◆二回戦 東北マークス13−3 鶴岡野球ク

 鶴岡は述べ6投手の継投でマークスに相対したが、マークスは四回に大量7点をあげ、投げても林下→佐藤駿の継投で七回コールド。鶴岡は冨樫、木俣が二回マウンドに上がり奮戦し、打線も3点返したが四回の失点が響いた。

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地元開催とあって特に気が入っていたと思われる東北マークス(写真は18年一関大会)。鶴岡クは継投策など工夫して相対しましたが苦杯を喫しました(写真は17年都市対抗)。

◆二回戦 ゴールデンリバース4−3富士通アイソテック

 この日…というか今大会のベストバウト。午後になり暑さが尚止まない中先手をとったのは二回に3点をとったリバース。しかし富士通は三、四回に1点返すと、九回に追いつき延長に。11回までもつれた試合は小沼を先頭に踏ん張ったリバースがサヨナラ勝ちし幕を閉じた。

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左・延長11回を投げきったリバースエース小沼投手(なぜか登録は外野)。右・富士通高野捕手は秋山捕手との高レベルな正位置争い中。

石巻市民球場

◆TFUクラブ15−0須賀川クラブ

 市民の開幕戦は地元のTFUと須賀川の対戦。須賀川は近年成長の板垣が先発したが、TFUは二回までに8点先取。四回以降も安定して加点し、投げても3投手継投で無失点に抑え七回コールドに。須賀川の久しぶりの東北舞台は苦いものになった。

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七十七銀行でも強打者でならした北川選手は今大会でも本塁打須賀川クは一矢報いたいと奮闘しましたが…(写真は17年都市対抗

◆オールいわき6−5MKSI BC

 地力つけ東北初登場のMKSIが序盤から積極的に攻め、四回までに2−0と先行。

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岩手大会MVP・5連投の田村投手が奮闘。捕手の高橋選手は県大会準決勝でサヨナラ犠飛を放った選手です。

 前半はMKSIに押されがちだったいわきだったが、7回に猛暑の中熱投を見せていた田村をとらえ、白銀、松本聖の適時打で逆転。

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左・今年は福島王者を取り返し東北に臨んだオールいわき。右・MKSIは一度逆転で押し返しましたが…

 MKSIは八回、継投に出たいわき・小松から斎藤、小田の適時打で逆転するが、いわきはその裏に西山、鈴木裕の適時打、白銀の犠飛で再逆転。最後は渡辺竹が気迫の投球でMKSIを抑え、準決勝に進出した。

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投球フォームは桑田真澄氏類似もスタイルは気迫を押し出した渡辺竹投手。両チームとも支援者の声援に押されながら戦いました

弘前アレッズ6−2TFUクラブ

 序盤二回までは3−2と点の取り合い、以降は膠着状態に陥ったが、七回にアレッズがTFU投手陣をとらえ3点勝ち越し。尾山→久米田の継投でTFU打線に反撃を許さず逃げ切った。TFUはダブルヘッダーを懸命に戦い、佐藤貴規の本塁打も飛び出したが追いきれなかった。

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アレッズは尾山投手中心に登板可能選手が増えてきました。TFU・佐藤貴規選手は試合前の練習から「これがプロ経験者か」という動きを見ました。感服です。

2.観戦日誌

 この日は岩手代表の盛友ク、MKSI共にクラブ選東北初見参ということもあり、7月に使えなかった休みを利用して石巻に行きましたが、朝7時にもは30℃超えていたでしょう。野球場に着いた8時過ぎからも気温は加速し、盛友ク-富士通は三回終了時点で軽い吐き気を催したので撤退。11時前に調子取り戻した時には試合が終わっていました。撤退直後に鶴岡野球ク、終了直後に盛友ク各メンバーに挨拶し(朦朧としていた部分あるので失礼あったらすみません)、石巻市民球場へ移動しました。

 球場には着きましたが、12時半まで休憩。球場に入ったときには六回裏。この時点ではMKSIがリードしていたので「おお」と思いましたが、長年福島社会人野球を支えているオールいわきが黙っているわけもなく、もは終盤3イニングは各々の意地をぶつけ合った打撃戦。先達の意地を見せたいわきがこの試合を勝ち抜きました。

 石巻市民は風は通っていたので河南の様な具合悪さは起こさず。ただ、私は単独行でしたから自分が倒れたら誰もカバーする人はいません。なのでMKSI、いわき両チームに挨拶したあと、3時に帰宅の徒に―途中もう一回河南に寄ってリバース−富士通1イニング見ましたが―つきました。

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こういう光景写真はカメラの動画機能を使って抜き出しています。

 俺が青春時代過ごしていたときに、「たま」が歌っていた夕焼けの詩の主題歌(題名忘れた)の歌い出しに「ゆんぐれどんきのさっみっしっさっに〜(夕暮れ時の寂しさに)」なんてのありましたね。考えてみりゃ俺は25回目の社会人野球シーズン過ごしていて、その分だけ歳も重ねているわけで、夕暮れの光景見ると「あと何回見届けていられるか」って考えてしまいます。それだけに、いま社会人野球の現場に立っている人には良ぐ時間を積み重ねてほしいと思っています。

 今日は緑間(※)もビックリの超超ロングレンジ記事製作となりました。おつきあいいただきありがとうございました。

※漫画黒子のバスケのキャラ。ポジションは私伊東(一応市民バスケリーグ経験者)と同じシューティングガード(<一緒にしたくないのだよ)。コート全体が射程距離というロングレンジスリーポイントシュートが武器。

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