こんにちは。しばらく社会人野球の記事が開いてしまっていましたが、今回は10月下旬に行われた毎日旗争奪大会の試合の結果と、発表されていた2018年岩手社会人野球表彰選手の紹介をさせていただきます。
最初に10月27日に行われました毎日旗争奪大会トヨタ自動車東日本対水沢駒形クラブの試合からです。
◇水沢駒形倶 6−5 トヨタ自東
5月の都市対抗県予選決勝のリベンジを図りたかった駒形はこの一年で主戦投手に成長した松本智が、トヨタは中盤から復調し始めた中里がマウンドに立った。初回にトヨタが先制するが、駒形は四回までに2対1と逆転。トヨタはすぐ裏に再度逆転をしたが、駒形は五回に一挙4点を挙げ、トヨタのペースを狂わせた。
トヨタは六回に2点を返し、投げては公式戦初登板の千葉や、復調の機会を伺っていた菅原など6人の継投で六回以降は駒形打線を封じるが、トヨタ打線も河野→松本利とタイプの違う左投手を打ちきれず、試合終了。水沢駒形は5年ぶりに毎日旗のタイトルを手に入れた。
ということで、結果聞きましたがびっくりしました。特に駒形の松本智広君の信頼度合いが高くなっているのがすごいな、と。河野君も後半戦から投げているようで…高校時代に一度見たことありますが(下写真、13年撮影。ピンボケなのは当時のカメラの限界なのでご容赦ください)大学社会人の5年間でどう成長したのか。来年はこの目で見てみたいと思います。
一方トヨタ。今回は社会人デビューの千葉投手、あるいは今年はやや登板機会に恵まれていなかった山崎、山本両投手の登板もあり、アピールと行きたかったところですが、都市対抗出場のメモリアルイヤーの最後を語れませんでした。この悔しさをきっかけに這い上がっていただければと思います。
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さて県社会人野球の表彰選手は以下の通りとなります。
阿世知暢(トヨタ東・B9投手)
小野勝司(トヨタ東・B9捕手)
横倉怜武(水沢駒形・B9一塁手)
玉城宏二(水沢駒形・B9三塁手)
菅原瑛真(水沢駒形・B9遊撃手)
村岡康仁(オール江刺・B9外野手)
大谷龍太(トヨタ東・B9外野手)
高橋 敦(JR盛岡・B9外野手)
後藤洋祐(トヨタ東・B9外野手)
三鬼賢常(トヨタ東・監督)
藤本泰輔(トヨタ東・コーチ兼マネジャー)
菊地智己(オール江刺投手・新人賞)
トヨタ自動車東日本野球部(特別会長賞)
千葉奨之(盛岡球友倶・渡辺学賞)
僭越ながら私からも。阿世知君は絶対的エースという存在をずっと続けたタフさはお見事。小野君はすっかりチームを勝たせられるキャッチャーに成長しました。横倉君はかねてから言われてきた勝負強さに、更に力が増した印象。
北見君は四番打者になった当初は意外に思いました(三番タイプとみていた)が、結果で証明した所に脱帽。サードの玉城さんは捕手、二塁、遊撃どこでもござれ。ボールを拾ってヒットにする技術に長けています。菅原君は二年前からいよいよレギュラーかなという雰囲気を受けました。継続的に活躍できるようにより精進を(伊東はカメラの腕精進しますピンボケすみません)。
村岡君は今年もず抜けた力を見せてくれました。福島あづま球場のバックスクリーン直撃にはびっくり。大谷君はコーチ兼任もあり、周りを盛り立てるのに尽力されていました。年間のタイトルは15年DH以来。高橋敦君は四番打者が似合うようになって頼れる選手に。チームとして都市対抗二次予選で見せた実力を年間安定して出せるように先頭切って頑張ってください。
シュアーな打撃を見せる後藤君、打順下位ですがつながり考えるとこれほどの適所はありません。三鬼さんは監督7年、大変という言葉だけで片付けるのもしんどいものが。都市対抗本大会進出で花開いたことにお祝い申し上げます。加えて、藤本さんが来てから強化の進み具合が一歩進んだような気がします。
菊地智己君は公式戦で最初に相対した時に「右のエース候補」になると思いましたがそれ以上の存在感を見せてくれました。千葉君は残念ながら1試合しか見ていません。直接見た試合では「今後の盛球を背負う人たちだ」と思った中の一人です。着目していきます。
今回の表彰おめでとうございます。表彰式は今週後半に行われるようで、表彰式の中でも交流も図られれば何よりです。私の記事ですが、今年まとめの記事を書いていければいいのですが当面お待ちいただきます。次の社会人野球の記事はJR東北と大和高田ク中心にした日本選手権の記事ですかね。他には私が社会人野球に関わってブログに移るまでの94年から2004年までの記事を順次書いていく予定です。すでに94、95年については記述を始めています。今回の記事もお付き合い頂きましてありがとうございました。