MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

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2017社会人野球-クラブ選手権東北予選特集2。99~16年各年度予選を短評で振り返る。

今晩は。今項ではクラブ選手権東北予選特集第2段「各年度毎の二次予選&本大会」の様相を記したまとめ記事を用意しました。文のバランスの都合上、本戦部分の分量は大体70文字程度(1ツイートの半分)で記します。もうひとつ。ブログ掲載時には私製作の各年度トーナメント表を表示しようと思い、準備しましたが9日のブログアップ時には間に合いませんでした。何とか10日中には貼れるように対応します。
 ではしばらく18年の足跡を紹介します。

【99年】これまでの4ブロック予選形式から6県代表による代表3枠を争うトーナメントに変わった初年度。岩手の久慈、水沢駒形が決勝に進出し代表決定。久慈が岩手予選の借りを打撃戦の末返し初の東北王者に。準決勝敗者による第三代表は東北福祉大クがユーランドに競り勝った。
【99年本戦】久慈、東北福祉大ク一回戦敗退。二回戦から登場の水沢駒形はかみかわクに勝つも準決勝で伊勢崎硬建に敗退。

【00年】この年から各県から10チーム→代表4枠を争う形式に。準々決勝を勝った水沢駒形、新庄球友、久慈ク、能代松陵クが全国に進出した。前年代表の東北福祉大クは駒形に敗退。高田クは新庄に及ばなかった。駒形が3試合29得点で東北王者に。
【00年本戦】能代松陵は大和高田、新庄は伊勢崎に敗退。久慈は二回戦進出、二回戦からの駒形はフェデックスに勝つも伊勢崎に苦杯。

【01年】前年代表では能代が県予選敗退、駒形、久慈が連続出場は決めたが、ユーランドが前年代表新庄、久慈を破り、東北王者を秋田の手にもたらした。もうひとつの代表は全弘前が岩手の不来方を接戦の末破りもぎ取り、岩手3チーム独占を防いだ。
【01年本戦】全弘前が苦杯もユーランドは1勝、岩手対決の準決勝は駒形が久慈を制したが、決勝戦は大和高田に惜敗した。

【02年】前年代表全弘前が県予選敗退。駒形、久慈、ユーランドの連続組に能代松陵クが東北福祉大や郡山など南東北の強豪を破り全国に。釜石は世代交代始まるなかの挑戦だったがユーランドに惜敗。ユーランドが岩手2強を連破し東北2連覇を成し遂げた。
【02年本戦】前年の進出で厳しいマークを受け、久慈、ユーランド、駒形共に初戦敗退。能代松陵も中山硬式(現NSB)に敗れた。

【03年】この年は各所で波乱が相次いだ。駒形、久慈、福祉大、郡山といった強豪が県予選敗退。前年代表のユーランド、能代松陵クが江刺、羽柴F’sに破れ予選敗退。更にその2チームに競り勝った福島硬友と、駒形を破った赤崎が全国に。地力貯めつつあった赤崎が東北制覇。
【03年本戦】しかし本大会では各地の先輩チームに苦戦。羽柴は25失点敗退、福島硬友、江刺も苦戦し、赤崎も新潟Cクに逆転され一回戦で姿を消した。

【04年】予選形式が「一回戦カット敗者復活」に。福島硬友、江刺は県予選敗退、羽柴改め金木は苦戦。駒形が復調するもユーランドとの死闘制した赤崎が破り東北2連覇。敗者復活戦は雨天に祟られ、新庄が棄権、白山は試合するのがやっとで久慈、ユーランドに及ばなかった。
【04年本戦】静岡で開催。実績ある駒形、久慈、ユーランドが敗退する中、赤崎は横浜金港に雨中戦を競り勝った。続く鹿島Rには他大会の影響受け敗退。

【05年】前年東北王者の赤崎、同代表の久慈は県予選敗退。江刺、高田を連破したいわきが福島二年ぶりの代表に。駒形はユーランドとの激戦制し勢い乗り5年ぶり東北制覇。ユーランドは敗者戦で北杜に大勝、地元新庄は岩手2チーム連破で代表に。高田はまたも新庄に全国阻まれた。
【05年本戦】クラブチーム激変期言われる大会で駒形は都市対抗にも進出したNOMO、ユーランドも富山クに苦杯。4チームとも初戦敗退。

【06年】代表1増、クラブカップ新設と変更点多かったが、何より元プロも加入の赤べこ軍団の破壊力が目立ち3試合53-2で優勝。駒形、秋田王冠ク、東北福祉大改めTFUがまず4代表に。最後の1代表はいわき菊田がオールいわきに勝ちもぎ取った。新庄は赤崎に破れ連続逃す。
【06年】足利で21チーム参加で開催。TFU、駒形は敗退も菊田クが接戦、王冠は1勝しNOMOにも善戦。期待された赤べこは箕島と競ったが届かなかった。

【07年】前年圧倒的な力を見せ、都市対抗でも本大会進出の赤べこに注目集まったがよもやの没収試合には関係者全てが唖然。この年から参戦の東北マークスも代表を決めたが、東北を制したのはマークスを破った赤崎だった。他に新庄に勝った由利本荘赤べこの没収で郡山が本大会に。
【07年本戦】郡山、由利本荘は壁に突き当たり、赤崎も全足利に惜敗。その中でマークスが準決勝に進んだが優勝した茨城GGに敗れた。

【08年】赤べこが解散、由利本荘、郡山が県予選敗退、赤崎も東北には進出したがマークスに前年のリベンジを食らい敗退した。マークスはそのまま初の東北王者に。江刺は5年ぶりの全国に。全白河も福島優勝の勢いかり東北準優勝。駒形も秋田王冠を破り前年の県予選敗退の苦杯払拭。
【08年本戦】山口県開催。駒形は延長の末惜敗、全白河も苦杯喫する中、江刺、マークスがベスト8に名乗り。NOMO、足利に敗れるも意地見せた。

【09年】クラブカップ大会中止等もあり、予選形式が再び「一回戦カット敗者復活」に。前年代表の全白河が予選敗退も同じ福島のオールいわきが奮戦し代表に。新興のブルーズYFも敗者戦踏ん張り初出場。水沢駒形(優勝)と東北マークス(準優勝)が力の差を見せつけた。
【09年本戦】一回戦はマークス、駒形、ブルーズが突破、いわきも善戦。マークスはベスト4に進むも優勝したトータル阪神に敗戦。

【10年】東北マークスが県予選敗退の衝撃。いわきも激戦福島に阻まれ、ブルーズYFも一回戦即敗退。しかしユーランドの後継Gリバースが復活し準優勝、ブルーズを破ったNA大校友と共に全国に。更に二度跳ね返された高田が新庄、江刺を破り念願の全国に。東北王者は駒形。
【10年本戦】NA大、Gリバースは苦杯。駒形も金港に、高田はこの年優勝した所沢に延長まで競ったが届かず、4チームとも初戦敗退。

【11年】東日本大震災で甚大な被害を負った高田が活動休止、秋田の前年代表組も県予選敗退も、新鋭大曲クが駒形、鶴岡を破り全国に。マークスは前年払拭の東北優勝。駒形、江刺は参加できない“仲間”の分も、と奮闘。特に江刺は福島硬友との激戦制し本大会に進んだ。
【11年本戦】マークス、駒形、初出場の大曲ともに惜敗。高崎に勝った江刺は大和高田に挑んだが0-6で敗れた。

【12年】大曲は県予選敗退も秋田勢のGリバースが決勝に勝ち上がり代表に。しかし初戦駒形との激戦を制したマークスが東北2連覇。敗者戦もし烈で駒形と江刺、TFUといわきが激しく競り、勝った両者が「岩手連続」「宮城初の2代表」を勝ち取った。開催地福島勢届かず。
【12年本戦】リバースは箕島、TFUは滋賀高島に苦杯。駒形も足利に惜敗。マークスは鹿児島に1勝したが所沢に届かなかった。

【13年】前年代表のTFUが結成直後の弘前アレッズに即敗退。マークスに競り勝った駒形と江刺が決勝に進出し早々と代表に。敗者戦ではこちらも新鋭の富士通を退けたGリバースをマークスが破り、連続宮城2代表を狙ったHOKUTOをアレッズが押しきって初出場決めた。
【13年本戦】江刺はMSHに、初出場アレッズは千曲川に敗戦。マークス、駒形は勝ち進んだがともに箕島に一歩届かなかった。

【14年】08年に続いて岩手4チーム参加で行われた予選は、マークスが赤崎、江刺、駒形を破り東北制覇。駒形はアレッズ破った三菱八戸、いわきを破り全国に。事実上2日で行われた予選、敗者戦はダブルヘッダーという厳しい状況を江刺、いわきが乗り越え全国行きを決めた。
【14年本戦】連続出場組の3チーム、江刺は大差で、駒形、マークスは一歩及ばず。震災越えて進出のいわきは大和高田の猛攻あびるも意地。

【15年】前年東北王者のマークス、同代表のいわきが県予選敗退。地元開催に燃えるアレッズが駒形破り全国に。更にTFUも破り初優勝を成し遂げた。残る2代表は「青森2代表」狙う三菱八戸を富士通が破り初出場、駒形-江刺の岩手対決は駒形が逆転し全国行きを決めた。
【15年本戦】新興のアレッズ、富士通は大和高田、茨城GGに、TFUも足利に大敗。駒形は千葉熱血に一歩及ばず連続ベスト4はならなかった。

【16年】長年東北2強と呼ばれたマークスが二年連続県予選敗退。駒形も一回戦即敗退と様相が変わった東北予選を制したのは投手強化果たしたGリバース。江刺も接戦ものにし準優勝。前年代表ながら敗者戦に回ったアレッズ、富士通は2試合を勝ち抜き再び全国の舞台に。
【16年本戦】予選では苦労した新興2チームが本戦では躍動。アレッズは大逆転で1勝、富士通はベスト4進出。江刺とGリバースは大和高田、足利に苦杯を喫した。

 …何とか18年の足跡を記してきました。ホントはもう少し立派な形で記したかったのですがここまでが限度です。ほんに8月はクラブチームにとっては一大イベントが続きます。社会人野球情報誌「グランドスラム」を第2号から冊子で、日本野球連盟報を01年(00年試合掲載)持っていますが、前者は一定時期まで地区予選の戦績を記載せず、後者は図書館にあるわけでないので99年の試合調べるのは苦労しました。

 幸い近隣の図書館には毎日の縮刷版が50年からあるので、ある程度の調べものはできますが、全国版ではクラブ選手権の記事は代表決定戦しか記載しませんからね。クラブカップ前にはこれのCC版を作ってみます。

 気がつけば金曜日からが予選。休日1日増えていたんですね。これは知りませんでした。今回は自チームは予選敗退、後祝いに行き、シャペコエンセ見に行くので申し訳ありませんが二次予選にはうかがえません。誰かがやってそうであまりやっていなかったクラブ選手権東北二次予選の過去データをなんとかまとめました。11日朝までには参加10チーム紹介を記します。
 今記事お付き合いいただきありがとうございました。


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