MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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社会人野球2016―企業チーム8月2大会。岩手県定期戦と日本選手権東北予選。トヨタ、JR盛岡敗退、本大会出場はJR東北!

この項では8月に行われた社会人野球の企業参加2大会の結果をお伝えします。先ずはJABA岩手定期戦。今回はトヨタ東日本、JR盛岡、盛岡大に青森大の参加で総当たりのリーグ戦。8月5、6日に行われました。

◆6日第一・JR盛岡4-0盛岡大
 JRはエース前川をたて、盛岡大林と序盤は投げ合いになったが、JRは4回に3点、8回に1点リード。前川は社会人の意地を見せ完封勝ちをおさめた。今期控えに回ることの多かった田中が本塁打

◆6日第二・青森大6-3JR盛岡
 開幕戦を勝ったJRはドイスエース寺田を起用したが、度々見られた立ち上がりの悪さを突かれ、3回までに6失点。4回以降は立ち直った寺田。JRも4回までに3点を返すが、園部、井草の継投に後半抑えられた。

◆6日第三・青森大2-1トヨタ
 トヨタは投手陣の柱へと成長しつつある中里、青森大は相内を先発に。2回にトヨタが先制も青森大がすぐ追い付き、以降は両者による投手戦に。延長10回に青森大が1点あげ、トヨタの反撃を防ぎ大きな一勝。

◆7日第一・青森大4-2盛岡大
 北東北大学リーグチーム同士の対決は2回に青森大が先手を奪いリード。盛岡大は日脇、星川が力投。8回には同点に追いついたが、青森大はすぐ裏に勝負強さを見せ突き放し、伊藤が完投勝利をあげ初優勝を確定した。

◆7日第二・トヨタ10-0盛岡大
 トヨタは今季登板機会を増やしている山崎が先発。4回に4点、8回に5点あげ援護すると、新人の佐竹がとうとうデビュー。二人で盛岡大を完封した。盛岡大はこの時点で3敗で最下位が確定した。

◆7日第三・トヨタ4-0JR盛岡
 トヨタはローテーションのひとり山本、JRは前川が先発したが、トヨタは高橋の本塁打などで小刻みに加点。投げても山本、吉橋とつなぎJR打線を完封、準優勝を確保した。JRは目立つ反撃が利かず負け越した。

 順位は以下の通り。
1位・青森大
2位・トヨタ
3位・JR盛岡
4位・盛岡大

 表彰選手は以下の通りです。
最高殊勲賞・相内康佑選手(青森大)
敢闘賞・高橋翔飛選手(トヨタ東)
首位打者賞・田老麗希選手(青森大)

 8月上旬の“腕試し”を経て、いよいよ後半戦の大一番、日本選手権東北最終予選が秋田で行われます。ここで不覚だったのが日程変更を承知できなかったことでした。まさか「大曲の花火大会があり、影響がある」から、と変更になると思いませんで。しかも「前倒し」。そんなもので記事対応が利かず、事前記事はなし、事後記事も定期戦とまとめての形で行いました。どうかご了承ください。
 以上言い訳述べたところで日本選手権東北予選7試合の様子を記します。

日本製紙石巻7-2きらやか銀行
 都市対抗第一代表決定戦の再来となったカード。前半1-1で推移した展開を破壊したのは“原石”佐山。中盤に放った3点本塁打は衝撃を与えた。都市対抗一勝で意気上がるきら銀だったが中盤の劣勢を覆せなかった。

七十七銀行6-0TDK
 昨年代表のTDKは加藤を先発に立てたが序盤に七十七の攻略を受け、以降も4投手継投したが6失点。七十七は佐藤勇に本塁打。鈴木がTDK打線に長打も許さず9回完封で投げきり二回戦進出。接戦も予想されたが意外な差がついた。

◆JR東北13-3トヨタ自東
 こちらも都市対抗予選の再戦となったカードだが、予選敗退を決めさせられたJRの思いは凄まじく、同点の4回に一気の6点、更に6回に4点奪い、サヨナラコールドに持っていった。トヨタは二度の大量失点がすべて。

◆JR盛岡6-5JR秋田
 JR支社チーム同士の対決は盛岡前川、秋田鈴木とエース同士が先発したが序盤は乱打戦。3回一気に5点奪った秋田がペースを握ったが、以降は前川も踏ん張ったことで奮起した盛岡打線の逆転を呼び込んだ。秋田は詰めを誤った。


 25日に行われた一回戦4試合は宮城3チームとJR盛岡が勝ち抜きました。続いて26日に行われた準決勝です。

◆JR東北3-2七十七銀行
 事前の予想通り接戦となったカードだが、先手を取り続けたことが効きJRが決勝に進出した。JRは初回に先制すると6回に追加点。七十七は終盤に中井の本塁打などで追いすがったが、JRは継投策で逃げ切った。

日本製紙石巻3-0JR盛岡
 JR盛岡は寺田が先発。課題の立ち上がりは乗り越えたが中盤に攻略を許す。石巻は4回に1点、5回に2点奪うと、左腕塚本がJR盛岡を完封。JR盛岡は終盤に好機を作ったが点に結びつけられず決勝には届かなかった。


 準決勝は夏秋連続出場を狙った七十七、第一回大会出場チームのJR盛岡が破れ去り、JR東北と日本製紙石巻が決勝に。しかし、折からの荒天が響き、26日に予定されていた代表決定戦は延期になりました。

JR東北4-2日本製紙石巻
 5回までは石巻宝利、JR内山の投げ合いで0-0の展開。それを破ったのはJR。6回に3点あげると、追い上げられた8回にもだめ押し。石巻は7、8に長谷川の本塁打などで2点を返したが、内山、西村のJR両投手が振り切りドーム行きを決めた。


 表彰選手は以下の通りです。

最高殊勲選手賞→内山拓哉選手(JR東北)
敢闘賞→長谷川拓哉選手(日本製紙石巻
首位打者賞→西川元気選手(JR東北)

 8月に行われた企業チーム対象の2大会の結果を駆け足で記してきました。日本選手権最終予選はここからがたけなわ。東北からはJR東北だけですが、他チームは各種大会で腕を磨くことになります。後半戦ここからという意気込みで頑張ってください。


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