MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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高校野球2016 岩手県代表は盛岡大附/佐賀・龍谷高校の出場辞退に際して考えていくこと。

 すこし落ち着いたのでなんか書きます。東京都知事&都議補欠選挙。私からはここまでに幾度か書いた「投票行かないと政治家になめられるから投票行こうよ」を1日数度流します。まず、最低限「投票行こうぜ」だけは広げようと。あとはリツイートで情報拡散の一翼を。SNSではこれを図ります。東京をはじめ、31日投開票の地域の皆様、是非投票にお出かけください。
 さて、今日は高校野球から触れていきます。
 高校野球選手権岩手大会は24日に決勝が行われ、盛岡大附一関学院を1-0で破り、2年ぶりの甲子園出場を決めました。まずはおめでとうございます。
 盛岡大附は2試合、見させていただきましたが、関係者が「打線の強さはこれまでの歴史の中で有数」と述べていますが、打球の球足などを見ると「確かにな」と思うものが。打球の強さと方向ともにすごかった。「つなぐ力」の基になる力をしっかり鍛練した跡がありました。普通打球はバウンドすればその分力は落ちます。理由は言うまでもないですね。摩擦するから。盛岡大附の選手はそうではなかった。盛岡農、高田ともに10代後半の選手にしては一定の守備力を持っていましたが、その両チームが追いきれなかった様子を目の当たりに。

 技術を得る段階、環境が違う部分もありますが、それでも「食らいつく力」を求め続けないと、その先にある「越える力-勝利」に届かない。いままでもその工夫はされてきましたが、より高いレベルでのそれを追求していただきたいな、と思います。勝ち負けは「時の運」でしょうがその過程を。
 ここまでは岩手県内のことを書いていましたので、もうひとつ、佐賀県大会のことに触れていきます。
 佐賀県大会は唐津商業高が甲子園大会に進出しました。しかし、それ以上に衝撃的なことが起こりました。準決勝での龍谷高校出場辞退がそれです。喫煙とその糊塗に使った物が延焼し部室を火事に。起こった事象をとらえて「何事だ」いうことも簡単ですが、段階的に。「野球選手の自覚」「連帯責任」「準々決勝で敗れた鹿島高」の3点で話をします。

 私は「学校部活・高校野球に代わる10歳代後半の野球をする形態」を求める者。分かりやすく言えばスポ少やリトルリーグなどの形態。しかし、それが簡単になるとは思えないので、それまでの過渡期として「これまでの高校野球の欠点を乗り越え選手第一の運営」を求めるものです。「教育の一環」という大上段に構えなくても、「一人間として、己が何を目標に行動し、そのためにすべきことは何か」という自覚。それを考えたら喫煙という行為、とてもね…自覚欠いた行為言わざる得ないでしょ。しかも火の不始末で損害出したなら尚更。“高校野球”以前の問題。
 そういう意味では該当選手の行為は厳しい指摘がなされて当然なもので、大会からの除外はされて然るべきです(同時に、教育はなされて然るべきです)。

 ここでもうひとつ。この手の案件でよく言われるのが「連帯責任は必要なのか」。部員以外の不祥事でも辞退した昔に比べれば“寛大”になり、該当者中心の処分がなされるようになっています。私は「連帯責任」は否定的な立場に立ちますが、内容によって「チーム全体にそうなってしまう土壌」があれば「必要な処分としての連帯責任」はあるとも思っています。
 どういう事情でそういう行為をしたか、見逃して(見過ごされて)きたか。そこら辺がわからないし、ベラベラ出されていいものでもないので、私からは先に述べた通りの理由で「龍谷高野球部内の行動を精査し“過ちは改める”精神で行動&処分する」ことを求めます。

 三つめの主題として「準々決勝で敗れた鹿島高」の話。一番「何でだよ」という悔しい思いをしたのは間違いなく彼らでしょう。
 話ずれますが、ある野球で「一回戦勝利→二回戦棄権敗退」という事態がありました。過去には雨天順延になり遠距離遠征の事情でどうしても帰らざるを得ないから1日分の試合はして棄権したチームはありましたが、そのチームは2日目の選手集合を確保しないまま試合をしたわけです。つまり、勝っても次試合は棄権。選手揃っている方のチームにして見れば「何だよ」思うでしょう。そのスタンスに怒った本部の指示で選手集合を図りましたが、結局集まらず棄権となり、緒戦負けたチームに謝罪…という事例も知っているので、鹿島高メンバーの「何なんだよ」いう悔しい気持ち、少しは分かります(大会規模や年限限定大会の重みありますから)。
 ほんだから、繰り上げはならないのかな、とも思いましたが、05年の明徳義塾→高知高のようにはなりませんでした。準々決勝で他に試合して敗れたのは3チームあるから…などの理由もあるでしょう。何にしても割りきれない結果にしてしまいました。
 ここまで偉そうなこと書いてきましたが、正直人間の成長がキレイゴトばかりで進むわけないのは、ここまで40年の人生、加えて高校卒業後10年高校野球に関わっても来ての経験から言えば「当然」です。表だって言えませんが大変でしたよもう…これで察してください。
 人間の成長なんてジグザグあるものですが、今回の龍谷高校の事態はジグザグで済まされていいものではありませんでした。相応の反省はしていただきたいですが、苦い経験をこれからの人生で消化し、昇華することを同時に望みます。ここまで長文お付き合い戴き有難うございました。


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