MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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高校野球2016熱戦展開中―今年も見に行ったチーム(大船渡東、西和賀、住田、盛岡農)4連敗中も、熱い生き様も見てきました。

高校野球岩手予選情報】
◇直接見た4試合

大船渡東 2=000001010
宮古工高 3=01100001A
評→宮古工は序盤先手。毎回攻め立てるが大船渡東が岩城中心に踏ん張り、6、8回に志田の一打で追いつく。しかし宮工は8回に八木の適時打で勝ち越し、妙川負傷で救援の佐々木が逃げ切った。

西和賀 0=00000
平舘高 13=3640A
評→平舘は打席に立った全員が安打。佐藤5打点、亀谷3打点、佐々木は4安打。田村→池元とつなぎ西和賀を完封した。西和賀は藤戸が2盗塁、内海が無失点救援で意地見せたが既先制されたのが響いた。

住田高校 0=0000000
専大北上 9=230004A
評―前年と同じカードだが住田はメンバーほぼ一新。遠藤は熊谷、小野に痛打を食ったが奮闘を見せ、中盤は踏ん張る。しかし専北は6回に4安打を重ねると、3投手継投で完封した。

盛大附 16=02464
盛岡農 1=10000
評―意気高く盛大附に挑んだ盛農。初回に遠藤の適時打で先制したときは球場がわいたが、盛附は2回以降間を確実に抜く攻撃で着実に加点。盛農3投手を打ち破り、次戦に進出。

◇直接は見られなかったが注目カード

五校連合 0=000000
大船渡高 10=000154
評→春の大会2勝の勢い駈り800人の大応援団で強豪大船渡に挑んだ連合は4回までは互角の展開。しかし大船渡が底力を見せ始め、5回に5点、6回に4点あげコールドに持ち込んだ。

花巻東 1=000001000
盛岡工 3=00000003A
評―盛工は安保が力投。八回に斉藤、工藤の適時打で一気に逆転まで持っていき、前評判高かった花巻東を破った。花東は平沢が踏ん張ったが加点できずよもやの初戦敗退。



 2008年春に母校大船渡農高が無くなって以降、大船渡東高校を母校扱いとし、東日本大震災以降は気仙4校、あるいは少人数部員校を中心に見てきました。今年も今日まで気仙地区の大船渡東、住田に少人数部員校の西和賀高、農業高校ということで盛岡農業と。

 で、結果ですか。上記にも書きましたが

大船渡東2-3宮古工業
西和賀高0-13平舘高校
住田高校0-9専大北上
盛岡農業1-16盛岡大附


 一昨年から注目チーム14連敗です。13日は高田と水沢農を見に行きます。15連敗とそこでストップ(注目チームは両方。どっちか勝ちどっちか負けるので…ある意味ズルですね)するのは確定していますので、気楽に見ることにします。

 では、以下見ていての感想を。

【大船渡東】
 昨夏は2度の1イニング8失点で破れた船東。今年はレギュラー中2年が7人という構成で戦いました。去年よりは粘り強く頑張りましたが、8回の失点は文字通りあと一歩ボールに届かず。主将や代打の3年が意地見せましたが一点差に泣きました。
 大農アドバイザ(※とりあえずの名称)時代にやはり「3年レギュラーは2人だけ」というのを経験しましたが、そんとき控えに回った3年がどう模範示すか、指導陣もその役割作りに心砕いたのを覚えています。9人の3年部員には「よく頑張った」申すものです。

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⇒大船渡東・代打松野選手の登場にヒートアップする応援団。

西和賀
 地区大会には何度か見に行っていたチームでしたが、その時はいずれも連合チームでの出場。西和賀単独チームの試合直に見るのは始めてです。制球に苦しみ、寄せたところを平舘打線に痛打を食らうなど難儀する様子を見る方が多かったです。
 それでも盗塁二度決めた選手もいたし、リリーフで無失点に抑えた選手もいた。どう考えても通学大変だろ、という選手もいました。投手組は苦しみもしましたがキラリと光るものを見せた選手がいたのが救い。3年は4人ですか。万丈の高校野球お疲れ様!

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⇒奮闘見せた選手をねぎらう応援団と引き上げる西和賀高野球部。

【住田】
 去年、あと一人まで追い詰めた専大北上が相手。序盤に前年からの経験者に痛打を食いますが、3~5回は辛抱します。ただ、相手投手のスキのなさに攻撃の手を封じられ、6回の専北の攻勢を堪えきれず、コールドでの敗退になりました。
 これまでも1学年である程度人数が揃った時は周りを驚かすたたかいをしますが、今期チームは部員数に苦しみ、一時は連合チームも経験。一年が加わるも11人では何かと大変でしょう。エース、三遊間コンビの3年3人、どこまで己高められたか。お疲れ様。

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⇒マウンドに集合し打開策を練る住田高内野陣。

【盛岡農】
 当初は見る予定には入れていませんでしたが、大農時代にお世話になった先生が何人かいたこと、試合前の気合いの入りように魅せられて「よし」とこの目で見ていくことに。初回に盛大付のエラーも絡んで先制したときは「このまま引っ張りこい!」思いましたが、同じ球場で起きた“大事件”を目の当たりにしていた盛大附メンバーはこれでスイッチが入りました。確実性優先の攻勢を見せ、16点。盛農は3投手出して何とかしようとしましたが…しかし、最後まで全校意気軒昂に戦いました。ほんにお疲れ様でした。

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⇒試合開始前、全校応援の前で気勢を上げる盛岡農メンバー。

【注目チーム破った相手】
 見た4試合中3試合がコールド。内2つは強豪私学ですし、目の前で花巻東の大事件見ましたからね。気も入る。ただ、専北は4番打者が負傷退場する事態に見舞われました。途中入れ換えのない登録、何より負傷そのものがしんどいでしょう。ケガと言えば、船東を破った宮工もエースがケガする事態に。救援した投手が工夫凝らして逃げ切りましたが、大一番というときのケガはしんどいですよね。
 天候が変わりはじめてもいます。どうか選手には気を付けていただきたい。特に3年はね。
 私自身が3年の大会で全校応援の前でプレーできたことが今も生きる支えになっています。部活については何やかや言われているのが現状ですが、自分の頑張ってきたことをみんなに見せたい、というのは変わらぬ心情でしょう。だから注目チームは持つけども、それとは別に3年生の選手―特に控え―には感情移入するものがあるのです。ここまでもたとえば宮工のリリーフとか、専北の途中4番打者とか、船東の途中出場3人とか。よお頑張れ、思うものです。

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⇒試合途中にエースが負傷も、代わりに踏ん張った宮工・佐々木投手。

【左投げ二塁手
 最後に。岩手は小規模校が多かった時期もありましたが、一塁手以外で左投げの内野手というのはまず見ません。記憶の限りでは盛岡中央に一人いた記憶が(大会前の急造)ありますが、それがここ2日3日、4試合8チームで2人も。
 春のセンバツ時に釜石と滋賀学園二塁手をあげる中で「左投げに一塁以外の内野守らすならセカンド」とは言いましたが、まさかそれが身近な岩手に2例も、しかも直に目の当たりにするとは思いませんでした。2000年あたりですか、甲子園に出場した沖縄県那覇高校には左投げの三塁手と捕手がいましたが、中々そこからの“突破”がなされないできました。
 どうしても競技の性質もありますが、挑戦する人は出てきてほしい思いもあります。二人には敬意。

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⇒左は宮古工八木選手、右は住田高菊池選手。ともに珍しい左投げの二塁手です。

 ここまで項目いくつかもうけて記述を続けてきました。本当なら毎々日日書いとけばここまでの苦労はしませんが…10代後半の野球人・人生の後輩に「良ぐ生きる」基になればというのは強く思います。明日高田・水農、明後日は大船渡を見届けます。頑張ってけでな!


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