MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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社会人野球―上位大会に絡めない悔しさ打破の道は/ここにも表れた「グラウンド外」の悩み。

 さて、2015年まとめの最初は社会人野球から入ります。社会人野球21年目、赤崎クラブ17年目のシーズンは、どの大会も上位大会に絡められない1年になってしまいました。この結果に関しては素直に悔しい言うしかありません。
 今年の戦績は

都市対抗
 6-4 盛岡球友
 10-3 不来方
 2-4 盛友ク
△クラブ選手権
 10-4 一関ク
 4-11 A江刺
△クラブカップ
 5-1 盛岡桜窓
 4-9 一戸桜陵


 …1ツイート分の文量で報告終わってしまいましたね。
 今季は途中で4番を打つ清水選手が骨折、投手陣の柱と期待された佐々木純一投手も負傷、更に捕手が村上修君しかいない状況…それ以上に「試合に臨める体制」を作れていたかどうか。省みることが多い年となりました。

 社会人野球は「社会人」がするもので、普段会社に勤め、更に地域社会、家庭での役割…それと兼ね合いながらの活動。意識的、能動的な活動がそこには求められます。その求められるものを実現さすには仲間内の働きかけ、具体的に言えば「要求の出し合い」が必要かと。納会の時に「どうやって強くなっていったか」を振り返ってみたら「勝つために仲間内に要求を出し合う」ことがなされていたことを再確認したんですね。自身のことを振り返ったら成程な、と。同級生プラス1(レジェンド)には「赤崎というチームの中で共に戦うには」で要求出されたことが数多くあった。

 東日本大震災も経験し、正直言えばギリギリという部分もあります。それでも同じ境遇の釜石野球団、宮古倶楽部、前年のオールいわきがなぜ前向きに取り組み、結果を出したか、といえば「野球するときはそこに集中し、最善の手を打っ」てきたからではないでしょうか。以上述べた事を踏まえ、来年こそは復興目指したいものです。

 岩手社会人野球では…トヨタ東日本が春の戦いで成果をあげたものの、ドーム行きの戦いでは苦戦を強いられました。JR盛岡の盛り返しはありましたが、シーズン前にフェズント岩手が解散する残念なニュースも。クラブ選手権では今や東北の盟主的な存在の水沢駒形が西武ドームに進出し一勝をあげましたが、富士通弘前アレッズの猛追も。江刺も力は見せましたが全国に届かず、県内の戦いでは盛友の存在感が増し、宮古、釜石、一戸、矢巾の伸長も見えた一年でした。

 全国の様子見れば…日本生命都市対抗・日本選手権制覇、箕島の底力等々見せられたものもありました。でも、グラウンド外での動きについては憂慮せざる面も。前年に打ち出された「クラブチームガイドライン」が、統制色を露にしている事に対する不満を、更に上書きするような話も漏れ聞こえ。社会人野球を語るとき、どういう方向から語っていくか。私は「約400ある加盟チーム」という視点から話を始めます。その中で各種大会に尽力いただいている企業の皆様には感謝申し上げる次第です。

 その上で。

 最近聞こえてくる諸々の雑音には強い苛立ちをおぼえるものです。
 先にどういう方向から語っていくか云々語りましたが、実は少なくない方は「約90の企業チーム」から話しはじめ、「約330あるクラブチーム」については添え物として考えている人は少なくありません。大きい力になっていただいているのは承知ですが、色んな媒体を見ているなかで聞き捨てならない発言を耳にしたりしました。詳細を書くことをしませんが、一部の“特権”者による「それ以外」に対する発言には少々どころじゃなく気障るものを感じます。

 社会人野球をやる側だけでなく、支える側の立場にもなったのを感じさせられます。場に応じて…何て気の利いたことはできないので、それぞれの位置で全力尽くして頑張れれば、と思っています。来年も社会人野球は続行します。野球場で元気に会いましょう!

※「もうひとつの主題」で忙しくなって以来書ききれないでいる野球の記事は、ノートパソコンも入手したことですし何とか3月までには仕上げたいと思っています。


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