MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

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2007社会人野球-赤崎-駒形 このカードが凡戦に終わるわけがない!(毎日旗秋期大会2日目)

 こんばんは。伊東です。
 今日行われた毎日旗秋期大会2日目の結果をお知らせします。

◆クラブの部 準々決勝
水沢駒形倶 8-1 一関BBC
高田クラブ 2-0 オール不来方
オール江刺 11-2 盛友クラブ

宮古倶楽部 000013000 4
赤崎野球ク 00032100x 6 
宮古)川中、梅澤、川中-梅澤、川口
(赤崎)佐々木慶、古内-村上修
本塁打 村上修(赤)
三塁打 平野、村上耕(赤)
二塁打 新沼、佐々木宏(赤)宝代地(宮)


◆クラブの部 準決勝
赤崎野球ク 8-6 水沢駒形倶(詳細は後述)
オール江刺 3-0 高田クラブ

 今大会、赤べこ軍団や久慈クラブは出場していませんが、大体このチームが勝ち抜くだろうな、と思っていたチームが順当にベスト8、ベスト4に勝ちあがってきました。
 駒形は一関を一蹴。赤崎はクラブ大会同様宮古に競り勝ちました。高田は投手戦を制し不来方を撃破。江刺は盛友を大差でくだしました。
 そして、準決勝ですが…これは項を改めましょう。


 では、試合の詳細を以下のように記します。

07年9月16日 高田松原第一球場
水沢駒形倶 020111100 6
赤崎野球ク 00310301X 8

本塁打 山田(赤)新渡戸2、高橋(水)
三塁打 佐藤辰(水)
二塁打 佐藤琢、村上修(赤)新渡戸(水)

【水沢駒形】6千葉盛 7加藤浩 5大谷 9新渡戸 4加藤武 D高橋 8本郷 3佐藤辰 2八重樫 P今野 《交代選手》千葉隼(八重樫・9回代打)佐藤雄(今野・6回途中よりP)菊池良(佐藤雄・8回よりP)

【赤崎野球ク】9山田 4村上耕 5新沼 8佐々木宏 6多田 7亘理 D平野 2村上修 3金野豊 P古内 《交代選手》佐藤琢(亘理・4回より7)鈴木浩(佐々木宏・7回代打→8)山本淳(古内・5回よりP)


 やたら色がにぎやかになってしまいましたが、ご勘弁ください。

 試合は2回に駒形が新渡戸選手の本塁打と八重樫選手の適時打で先制。赤崎は3回に四死球と守備の乱れで2点を返した後佐々木宏也選手の適時内野安打で逆転。4回は駒形が佐藤選手のセンターオーバー三塁打の後、入り悪く行った所を八重樫選手に打たれ追いつきましたが、その裏すぐに佐藤琢哉選手の内野安打→平野選手の進塁打→村上修選手の適時打で突き放しました…が、駒形はこの後リリーフに入った赤崎のエース・山本淳一投手から5回に新渡戸選手のこの日2本目、6回には高橋選手にホームランを打たれ、この時点で4-5とリードを許しました。

 しかし6回、多田選手の安打から、一死二、三塁とし村上修選手がライトオーバーの二塁打を放ち逆転。さらに山田選手の内野ゴロの間に加点し7-5としました。
 駒形は7回に新渡戸選手の適時打で1点を返しますが、8回裏に山田選手がレフトポール際にホームランを放ち、8-6と突き放しました。
 最終回にこの日2本塁打3打点の新渡戸選手を迎え、本塁打が出れば逆転、というシーンがありましたが、山本投手は本塁打を浴びたシーン以外は普段通りの投球を見せ、この新渡戸選手も内野ゴロに打ち取り、赤崎クが接戦を制しクラブの部の決勝に駒を進めました。


 感想ですか。
 やはりこのカードは接戦になるのが常、ですか。
 2000年代に入ってから、様々な所で激突してきたこのカード。03年以降の公式戦の勝敗を以下に記しておきますが

03年6月16日 都市対抗第二代表三回戦   赤崎 3-0 駒形
03年6月22日 クラブ選手権県準々決勝  赤崎 4-3 駒形 延長11回
04年5月24日 クラブ選手権県決勝     駒形 14-6 赤崎 7回コールド
04年6月13日 都市対抗岩手県決勝      赤崎 1-0 駒形 延長10回
04年7月19日 クラブ選手権東北決勝      赤崎 12-9 駒形
04年10月-- 岩手アマチュア王座       駒形(詳細忘れました)赤崎
05年5月21日 クラブ選手権第三代表決定 駒形 8-4 赤崎
05年6月6日 都市対抗岩手県準決勝     赤崎 3-2 駒形

 勝ち星だけ見てみれば5勝3敗で赤崎が勝ち越していますが、負けた3試合のうち、2試合はダメージ大の負け方(コールドゲーム&東北進出を逃す)。その2試合を除けば「激戦」という言葉が当てはまるのがこのカードです。

 毎年のように熱いたたかいを演じてきたこのカードでしたが、去年はこのカードの試合はありませんでした(意外!)約2年ぶりとなったこの日の試合も、クラブ選手権で全足利とたたかい、さらに飛翔を目指す赤崎と、参加する大会ことごとく悔しい結果に終わってしまい、この大会に雪辱を誓っていた駒形。

 今日の試合も、結果こそこの通りとなりましたが、一歩間違えればどうなっていた事やら…そういうレベルの試合内容でした。今年のアマチュア王座決定戦は、どういう内容になるかわかりませんが、この勝負というのはまた来年にも行われます。自分は一方の立場に立つものですが、好勝負を期待します。


 今回、ケガで所沢に行けなかった人間にとっては、地元開催という事もありましたが、直に応援しているチームの試合を見る事ができたのが何より、でした。別件の用事や、ケガしている足の模様など見ながら行動していたので、一試合のみの応援となりましたが、それでも頑張っている“仲間”の姿を見るのは…色々な意味で励まされますね。

 試合はここまで書いてきたとおりハラハラの内容でしたが、あるメンバーからは「今年はこんな試合を何ぼもしてきたんですよ。ベンさんもその場にいればよかったのにね」

 …。そういえば、今年は「生きていくことで精一杯」で、頑張る“仲間”の応援にロクには行けない自分がここにいました。クラブ東北大会での『NTT東北マークス』や『由利本荘』との勝負、全国大会での全足利との勝負。この近くにいることは、できなかったな。

 何とか条件整えて、来年こそは…クラブ大会の開催場所が山口、というのは痛いのですが(仕方ないけど、いくらなんでも遠すぎる!)行ける所には、応援に行けるように生活を整えたい、とこの熱い試合を見ながら思いました。

 あと、今日は本塁打がやたら多く出ましたが、高田松原球場は両翼90メートル以下、センターが110メートル以下。普段の試合では「しまった、間抜かれた!」という当たりが、外野席に入るのもありました。簡単に球場改修、とは言えない事情がわかっているだけに…ここは、同じ条件で試合しているから仕方がない、で片付けるとしましょう(おい)。

 先発した古内投手は4失点での降板でしたが、進化の進み具合が顕著なのはこの投手。いずれ次の対戦機会で「今日は打ち取れなかった選手」にも好成果を出せることでしょう。また頑張ろうぜ。


 明日は3試合。
 決勝の相手はオール江刺に決まりました。江刺はエース・寺長根投手が高田打線を完封。捕手に棚橋選手が定着しつつあるのも大きい所です(これまでは責任上、主将兼内野手が務めていました。今朝は勤務先にどうも)。この試合に勝ち抜けば、10月半ばに青森県で行われる大会に進む事ができます。

 第二試合はフェズント岩手-JR盛岡。
 この勝者も、東北会長旗大会に進む事ができます。JR、フェズントともに東北の舞台で戦った試合は納得いくものではありませんでした。なんとしてもこの大会に進出し、来年への足がかりにしたい、という思いは両者共通でしょう。

 第三試合は、この2試合の勝者によって毎日旗争奪の『リアル・ファイナル』が行われます。ま、少々変則的ですが、この試合も『今の時点での』岩手一を決める試合になります。

 応援している赤崎はもちろん、江刺、フェズント、JR。
 皆さんの健闘を願いながらこの記事を閉じさせていただきます。
 今日はもう一つ、小さい文も載せます(そっちのほうが上になりますけどね)。
 社会人野球の記事はここで失礼します。

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