MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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その108(前編)赤崎クラブカップ東日本大会へ。優勝はNTTマークス。

 こんばんは。伊東です。
 クラブ野球選手権東北予選も、今日を持って最終日を迎えました。
 私が応援する赤崎野球クラブは、福島の須賀川クラブとクラブカップ代表決定戦をたたかい、山本淳一投手が2日前の屈辱を晴らす完封勝利。打線も5回、6回に2点ずつ加え、選手のやりくりに苦慮しましたが出た選手が役割を果たしました。
 この大会を振り返る二部記事の内の前半は、私が見た試合の出場選手と、試合寸評を記載させていただきます。すみませんがここでは文中全員を敬称略させていただきます。 

・一回戦 第一試合
弘前倶楽部 120000000 3
赤崎野球クラブ02002103× 8
三塁打 山本武2(赤崎)
二塁打 木村和、古村、千葉恭(弘前山本武、村上耕(赤崎)
【赤崎】4村上耕 2金野豊 6多田 9佐藤琢 3出羽 7→5佐々木宏 8山本武 D佐々木隆 5平野 P佐々木慶 〔交代〕山田(佐々木慶・6回からP)亘理(平野・途中から7)金野伸(佐々木隆・途中から代打→D)

【全弘前】※メモ忘れました。思い出し次第記載します。

 先手を取ったのは弘前。初回に成田清二の安打後木村が二塁打を放ち先制。二回には対馬、古村の安打後エラーと杉山のタイムリーでペースを握った。
 赤崎は2回に山本武、村上耕の適時打で一点差にすると5回に山本武の三塁打で逆転。さらに6回には多田、8回には三度山本武が適時打を放ち突き放した。山本武はこの日5打点。
 赤崎先発佐々木慶喜は不運な失点もあったものの試合は作り5回を投げきると、6回からは山田が粋のいい投球を見せ、若武者2人がそれぞれ役割を果たしチームを勝利に導いた。

オール江刺 4026220 16
須賀川クラブ0000000 0
三塁打 村岡(江刺)
二塁打 河野3、三鬼、高林(江刺)
【江刺】9藤野 2高林 8村岡 3三鬼 7菊池善 6河野 D杉田 5沢口 4菅原栄 P中鉢 〔交代〕高橋大(沢口・4回代打→5)菅原英(杉田・5回に代打→D)八重樫(菅原栄・5回代打)荒井(八重樫・5回から4)菊地歩(荒井・7回代打→4)
須賀川】7安藤 4岩田 6深谷 2藤田 1富田 5庄司 8二瓶 3大渡 9鈴木 〔交代〕5回に鈴木と富田が交代

 江刺は初回に守備の乱れも突いて4点を先制すると3回に2点、4回には一挙6点を挙げ試合の流れを決定付けた。その後も手を緩めず大量16点を加えた。
 須賀川は江刺の攻勢に思う通りの野球ができず苦戦を強いられた。江刺先発中鉢は乱れる兆候をわずかながら見せたものの、そこを踏ん張り完封勝利

赤崎野球ク 2001010 4
NTT東北M 009230× 14
本塁打 伊藤(N)
三塁打 大塚、門奈(N)
二塁打 伊藤、只野、江井、大塚(N)平野(赤崎)
【赤崎】4村上耕 D平野 5佐々木宏 7佐藤琢 6多田 3出羽 8山本武 9佐々木隆 2金野豊 P山本淳 〔交代〕古内(山本淳・4回からP)山田(古内・6回からP)

【マークス】6伊藤 7庄司 D佐藤 5江井 3夷塚 8只野 7大塚 2門奈 4小山 P吉田 〔交代〕古川(夷塚・6回から3)海部(読みは“かいべ”佐藤・6回代走→D)大内(大塚・6回代走→9)

 赤崎は持てる力は発揮しようとし続けたものの、ひとつのミスからマークスのフル攻勢に合い、全国大会の出場を阻まれてしまった。
 赤崎は初回に平野の二塁打をきっかけに攻め立て、多田のライト前2点適時打で先制。その後も好機は作り続けたが、3回のひとつのプレーが試合の流れを…。

 3回、マークスは江井、只野、門奈、伊藤、佐藤の適時打で一挙9点。山本淳一は「最悪のKO」を食らってしまった。その後もマークスは4回に大塚と只野、5回に江井と大塚の適時打で古内を打ち崩し、大量14点を挙げた。

 赤崎は大差をつけられて以降も勝負は捨てず、三番手投手の山田は満塁にされながらも0で踏ん張り、マークスエースの吉田相手に毎回のように安打を浴びせ続け、4回、6回に村上耕が適時打を放ったが、それをさらに上回る技量を見せ付けたマークスが赤崎に圧勝。全国大会行きを決めた。

 そのほか一日目の試合
一回戦 新庄球友ク 5-3 宮古倶楽部
二回戦 水沢駒形倶 5-0 秋田王冠ク
二回戦 全白河ク 7-2 新庄球友ク
 水沢-王冠の試合は最後まで競ったものの、終盤一挙に突き放し駒形が全国行きを決めた。宮古は一時はリードしたものの、新庄にひっくり返され敗退。その新庄も白河に終盤に攻勢を食らい、全国行きを絶たれてしまいました。


 二日目の試合。
・花巻球場 全国大会代表順位決定戦
準決勝 NTT東北M 7-5 オール江刺
準決勝 全白河クラブ5-4 水沢駒形倶

 前年東北会長旗大会で対戦した江刺とマークス。前回対戦では終盤に突き放された江刺だが、この日は最後まで食らいついた…ものの、8回に止めをさされ惜敗。
 駒形は5回に追いついたもののその後膠着状態に…そして9回にサヨナラで敗退。この2チームの敗退で岩手の東北大会連続優勝は5でストップしました。

・北上江釣子球場 クラブカップ代表決定戦
準決勝 秋田王冠ク 12-3 全弘前倶楽部
準決勝 須賀川クラブ8-7 宮古倶楽部

 王冠は18歳の2人の投手を打線が支え結果快勝。宮古須賀川の試合は打ち合いとなったが後一歩及ばず宮古は惜敗。須賀川が次のステップに進みました。

 そして、3日目。
秋田王冠ク 014000001001 7
新庄球友ク 210201000000 6
本塁打 高橋靖(新庄)
三塁打 大友直(王冠)
二塁打 結城、酒井(新庄)大友直、夏井(王冠)
※このメンバー表は9回表の時点からのものです。わかっている部分だけ補強しました。
【新庄球友】4五十嵐 9大場 7高橋靖 1結城 3矢作 8高橋直 2吉成 5酒井 6軽部
【秋田王冠】7夏井 6酒井 8加藤 D→6小嶋 3大友直 9三浦裕 6石山 2柿崎 4熊谷 P三浦勉 〔交代〕佐藤裕(三浦勉・途中からP)高橋拓(佐藤裕・途中からP、12回にDH解除し石山と代わり7番打者)高橋純(柿崎・代打)藤田(高橋純・代走→2)大友良(石山・12回代走)

 秋田王冠は3回までに5-3とリードしたが、新庄も高橋靖の本塁打などでひっくり返し6-5に。このまま勝つかと思われたが後一人という所で小嶋に適時打を打たれ延長に。
 ともに決め手をつぶしあいながら競り合った12回、王冠は石山の死球→藤田の犠打後、夏井の適時打でとうとう勝ち越した。新庄は結城が好投するものの、スクイズ失敗などや盗塁死で好機を生かせなかったのが響き惜敗となった。

須賀川クラブ000000000 0
赤崎野球ク 00002200X 4
二塁打 藤田(須賀川佐藤琢、村上耕(赤崎)
【赤崎】4村上耕 D山口祐 8佐藤琢 2村上修 6多田 7佐々木宏 9鈴木浩 3佐々木雄 5平野 P山本淳

須賀川】8安藤 D岩田 6深谷 2藤田 9富田 5庄司 8二瓶 3大渡 4大友 P鈴木

 試合序盤は赤崎山本淳一須賀川鈴木の投手戦で試合は推移したが、好機は作っていた赤崎は5回に鈴木をとらえ、平野の死球から足も絡め村上耕、山口祐が適時打を放ち先制。6回にも佐々木宏也の安打から盗塁→鈴木浩の適時打、佐々木雄が送った後村上耕が再び適時打を放ち2点を追加した。
 山本淳一は6回まで無安打投球。7回に岩田、富田に安打を許すものの、村上修が盗塁を刺し、9回にも深谷、藤田に連打を許したものの最後富田を打ち取り、9回を投げきったばかりか完封勝利を挙げ、2日前の雪辱を晴らした。

 花巻球場では代表順位決定戦が行われ、3位決定戦では水沢駒形と江刺の岩手勢が対戦。6回まで1-0の接戦だったが、7回に駒形が一挙に5点を挙げリードを奪った。江刺は8、9回に2点ずつ返したものの惜しくも及ばず、県大会のリベンジを果たすことはできませんでした。
 そして、決勝戦ではNTT東北マークスが全白河相手に圧倒的な力を見せつけ、大塚の3本塁打などで大量23点。白河も1回と3回に1点ずつ挙げたものの、残念な結果に終わりました。
水沢駒形倶 6-4 オール江刺
NTT東北M23-2 全白河倶楽部 



 …ざっと書いてみましたが、中身濃いですね…。
 これを書こうと思ったらひとつの記事では足りません。(文字数制限もありますので)項を移して、思った事色々と書かせていただきます。では、この項、いったん失礼します。

その108(中編パート1)クラブ選手権東北大会…各チームのたたかいから。 は、ここからお進みください。


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