野球賭博報道について。なぜそれそのものが否定的に見られるか。ついでにここでも我田引水やらかす輩にも。

　今晩は。夜遅くになりました。
　今日取り上げよう思ったのは「野球賭博とスポーツくじ」。特に野球に関わっては近年身近なカテゴリで大きな傷を残した事件もありましたので、「う゛ーん」と思わされました。
　日本屈指のスポーツである野球。規模が大きいと多様な人が集まります。
　多様な人が集まる―それは＋にも－にも作用します。中には“実利”を求める方も。“実利”という言い方しましたが、中には「銭もうけ」の方も。野球賭博もこれの一部言っていいでしょうね。賭博は違法がゆえに地下に潜る。そして熱くなるがゆえに“現場”にも手を出したくなります。

　日本の野球では戦争直後、更に60年代終盤に起きた“黒い霧”事件で野球賭博など野球を使って甘い汁を吸おうとした勢力との戦いがありました。そのままにしておけば野球に対する信頼は損なわれる。その中で精査せず余計な犠牲も出しましたが「“裏社会”とは席同じくしない」意思を強く持ちました。スポーツを賭博の対象にすることには強い異議と違和感がありました。ギャンブルの範疇に入る競馬、競輪、競艇、オートは、選手の管理が雁字搦め。それ自体も納得しませんが、その範疇を拡げるのか、と思ったものでした。約20年前のサッカーくじ制定の議論時に。

　20年が経ち、サッカーくじが当たり前になる状況下で「次は野球だ」という声もちらほらと。「スポーツに賭け事があるのが当たり前」という空気に慣れてしまうと、過去の教訓なんざ省みられずデリカシーのないことを平気で被せられんだね…と頭抱えながら見ていました。
　そして今回の福田氏の件。
　福田氏らの行動から強い危機感を持って行動・言動する方もいます。こちらが大多数でしょう。
　一方で「現世での拝金主義」と「拝金主義伴った収奪勢力」に慣れ、凭れる方々による言辞もあったりします。

「興行なんだから賭けもあり」

　とか

「野球くじをして清浄化しろ」

　とか。

　中には

　「安倍政権がオリンピックのために進めようとしていた“野球くじ”を潰す行為」

　と筋違いな怒りを示し

　「“裏”でやるからダメなんだ。政府管理にしてやれば金も集まるし“裏”も潰せる」

　と。

　結果賭けの対象になる選手を道具扱いにする言い方には一切納得しません。

　福田氏などの行為にはいずれ調べが入るとして、野球界全体では厳しい対処と的確な反省が求められます。そこには表、裏問わず「収奪主義的な思考（ショックドクトリン型）」を持ち込ませないことも必要に。我々アマチュア野球関係者も数年前に事件があったので気を締めていきます。

おまけ。さすがによ、てめえのイラつきを吐き出すためだけの絡みには付き合いきれませんで。そりゃあ私は党派性なしに物事語らない言えば嘘にはなりますが、ある程度の関係者でもありますので、そこで見えた部分も交えて語っています。ある程度―以上かも―跳ねた書き方もしますので、その部分石投げつけられてもいい覚悟はしていますが…。

　何でもかんでもは受け止めきれませんぜ。

　“気違いデブ”にも自我はあるわ。以上。