MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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クラブ野球選手権東北予選―参加10チームの紹介と1日目の対戦予定。付・03~14年全国進出チーム。

 JABAクラブ野球選手権東北予選が明日から始まります。
 ここでは出場10チームと1日目の組み合わせ紹介、2003年以降出場チームを振り返ります。
 東北からは過去12大会、以下のチームが全国に進出しています。

※丸数字は出場回数。
◆03年 赤崎(岩1)、江刺(岩1)福島硬友(福1)羽柴ファイターズ(今のビッグブリザード、青1)
◆04年 赤崎(岩2)、水沢駒形(岩12)、久慈(岩-)ユーランド(休部後、ゴールデンリバースに。秋3)
◆05年 水沢駒形(岩13)オールいわき(福1)新庄球友(山2)ユーランド(秋4)
◆06年 岩手赤べこ(岩1)水沢駒形(岩14)秋田王冠(秋2)TFUク(宮3)いわき菊田(福1)
◆07年 赤崎(岩3)由利本荘(秋1)マークス(宮1)郡山BC(福8)
◆08年 マークス(宮2)全白河(福6)水沢駒形(岩15)江刺(岩2)
◆09年 水沢駒形(岩16)マークス(宮3)オールいわき(福2)ブルーズヨシフォレスト(今は廃部、青1)
◆10年 ゴールデンリバース(秋1)水沢駒形(岩17)高田(岩4)ノースアジア大校友(秋2)
◆11年 マークス(宮4)大曲BC(秋1)江刺(岩3)水沢駒形(岩18)
◆12年 マークス(宮5)TFUク(宮4)水沢駒形(岩19)ゴールデンリバース(秋2)
◆13年 水沢駒形(岩20)江刺(岩4)マークス(宮6)弘前アレッズ(青1)
◆14年 マークス(宮7)水沢駒形(岩21)江刺(岩5)オールいわき(福3)

 …という結果となっています。それを踏まえて(?)今大会の出場10チームを紹介します。

《青森第1代表・弘前アレッズ》2012年に創立されると、翌13年には早くも西武ドームに進出。今シーズンは長く社会人、ジュニア世代の育成に尽力してきた今関勝氏が監督に就任、都市対抗では自衛隊に惜敗も今県予選では優勝、一関大会でMETSに苦杯喫したが地元で更なる高みを目指す。

《青森第2代表・三菱製紙八戸》13年クラブカップを制し、今年は都市対抗の県予選も制し上り調子だったが、都市対抗では七十七銀、JR盛岡に敗れ、今県予選もアレッズに敗れ県第2代表としての進出となった。あらわになった弱点を整備すれば、元々あるパワーは侮れない。前年も後一歩まで迫った。突破目指す。

《秋田代表・大曲BC》今年は春季大会1勝1敗、都市対抗は初戦敗退、魁星旗リーグ戦でも苦戦はしているが、今大会予選ではNA校友に大勝、能代松陵、互大設備には競り勝って東北の舞台に登ってきた。田口、深浦の投手陣がどう踏ん張るか。4年ぶりのドーム進出を目指す。

《山形代表・鶴岡ク》ここ数年は新庄が優位に立っていた山形クラブ界だが、近年は鶴岡も上位大会に進出することが多くなってきた。都市対抗ではきらやか銀から5点、今予選でも新庄に速攻で勝つと、天童には猛追を食らったが何とか逃げ切り、東北切符をつかんだ。県勢10年ぶりのドーム進出なるか。

《福島第1代表・富士通アイソテックBC》今年は都市対抗、クラブ選手権ともに優勝。前年に上位大会に進出している福島ク、郡山イースト、オールいわきなどを破り、福島を席巻している。高橋、田積を中心に継投を駆使し戦う。2年前は先輩チームに苦杯を喫した。今年は勢いそのままにドーム行きを。

《福島第2代表・福島クラブ》都市対抗本大会(33年)の経験もある福島の古豪。前年は都市対抗東北予選に進出。今年も都市対抗では出遅れたが、クラブ選手権では保原に競り勝つと、福島硬友との“福島市ダービー”を制し東北進出。渡辺、谷口の2本柱に、前年都市対抗本塁打の後藤が注目か。

《宮城第1代表・TFUク》12年以来3年ぶりのドーム行きのチャンス。都市対抗ではサニークに苦杯を喫したが、今県予選ではマークス絶対的エース若松から11点奪い勝利、決勝でも塩川、有銘とプロ経験者が青葉を抑え県優勝。プロ経験者が3人、さらに腕に覚えのある選手がラインアップ。復権を。

《宮城第2代表・青葉クラブ》同県内のマークスやTFUのような派手さは見えないが、サニー、東京法律仙台を大差で破って東北に進出してきた。試合経過表では誰が中軸か見えなかったが、七十七銀行の成長期を支えた名捕手小河が在籍、経験をチームに還元してきた。ダークホースといえるだろう。

《岩手第1代表・水沢駒形倶楽部》2年前には全国ベスト4にも進出した東北きっての強豪チーム。相手が企業だろうが臆せず、都市対抗ではトヨタ東、きらやか銀をも驚かした。県予選では準決勝までコールドで勝ち上がると江刺までもコールド。前年は優勝の茨城GGに惜敗。堅い野球でまず東北制覇。

《岩手第2代表・オール江刺》全国には進出しているが壁にも突き当たっている“東北第3”のチーム。二回戦敗退の都市対抗では河内山、準優勝のクラブ選では及川が多く登板機会を得た。赤崎戦で菅原、盛友戦では佐藤が奮闘。この2人を超えたい。藤野、村岡コンビに大久保、國井曲者コンビが引っ張る。


…と、出場チームを何とか紹介してきました。
 、10チーム参加トーナメント、一回戦で敗れた2チームはそこで敗退決定。後は敗者復活込みのトーナメントで、2から3試合勝てば全国大会に進出できる仕組みです。明日の対戦カードは以下の通り。

弘前市営はるか夢球場】
9時  大曲BBC - 三菱製紙八戸
11時半 オール江刺 - TFUクラブ
14時  富士通IC - 第一試合勝者

岩木山公園球場】
9時 青葉クラブ - 福島クラブ
11時半鶴岡クラブ - 弘前アレッズ
14時 水沢駒形倶 - 第一試合勝者


 …言うだけ野暮ですが、野球やるからにはこういう舞台、立ってみたいですよ。今年は見事なまでに県予選で負けましたけどね。だから、舞台に立てる選手には一所懸命頑張ってほしいです。無論熱中症などには気をつけて。後は記事、追いつけるようにします。記述お付き合いありがとうございました。


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