クラブ野球選手権も予選開催中。東北二次予選に富士通、福島ク、鶴岡ク、大曲ク、ＴＦＵ、青葉クが進出決定＋各地二次予選状況。

　さて、今日のツイートは社会人野球から入ります。都市対抗野球は二次予選を終え出場チームが確定、組み合わせ抽選も行われました。一方、クラブ野球選手権の一次（都道府県レベル）予選、岩手県では今週末から始まりますが、同じ東北地区でも既に進んでいる県もあります。８月上旬に弘前で行われる東北大会に進出した、あるいは近づけたのはどこでしょうか。

【福島県】前年全国大会に進んだオールいわきは二回戦で敗退。都市対抗東北予選進出組の富士通と郡山イーストが序盤戦であたり富士通が勝つと、そのままいわき菊田、福島クを破り県優勝。福島硬友は福島対決の準決勝、タイブレークに泣き東北に進めず。

【宮城県】既報の通り“東北２強”の東北マークスはＴＦＵクにコールド敗退。木谷、有銘、塩川の元プロに片山マウリシオがマウンドを守った。元々地力はある。青葉クも東北に。青葉に敗れた東京法律専門学校仙台だが石巻日和、ＨＯＫＵＴＯク相手に２勝。

【山形県】３チームによる総当たりのリーグ戦。第一試合は鶴岡が９－１で新庄に勝利。敗れた新庄は続く天童にも４－５で敗れ予選敗退が確定。天童は10年都市対抗以来の東北進出を目指したが、終盤猛追するも鶴岡が９－６で勝ち、東北に進んだ。

【秋田県】大曲ＢＢＣがＮＡ大校友クにコールド、能代松陵クには終盤のつばぜり合いを制してサヨナラ勝ち、長年のライバルで、ＴＤＫ→マークスで活躍した松田が加わったゴールデンリバースとの決勝戦も田口が粘り、９回に勝ち越して東北に進出した。序盤戦での深浦の力投も光る。

【青森県】今週末27、28日弘前市で県予選開催。東北進出枠は２。過去２回の東北予選開催では地元の勢いをかって羽柴ファイターズ（いまの金木ブリザード）、ブルースヨシフォレストが全国に進出。青森ク、三菱八戸、ブリザード、全弘前、弘前アレッズが腕ぶす。

　―岩手については別に記事を起こしましょう。続いて全国二次予選のお話。

【関東】今までの群馬、栃木、茨城の北関東、埼玉、千葉、神奈川、山梨、東京の南関東の区分け廃止。各県２代表を４ブロックに、４チームトーナメント勝者を代表。決勝戦敗者４チームで最後の１枠を決めます。

【東海】前年全国出場の浜松ケイスポーツが静岡予選でヤマハ発動機クに敗退。ヤマハ発動機クは企業チーム時代の80年代に都市対抗出場、それ以来の大舞台なるか。三重からは奥伊勢が、愛知からはエディオン愛工大ブリッツが二年ぶりの代表を目指す。

【九州】７月４日から３日間、15チーム集合し開催。

【西近畿】大阪和歌山は大阪ウイング、泉州大阪、ＮＳＢ、箕島が一次４強、上位２チームが決定戦に。兵庫は県警桃太郎、ＮＯＭＯクが決定戦進出。

【北海道】７月中旬に予選大会開催…以上の情報つかめず。

　クラブ選手権の二次予選、ここに紹介のなかった東北、北信越、東近畿（京都、奈良、滋賀）、中国・四国は８月上旬あたりに同予選が開催されます。西武ドーム目指すたたかいはこれから、どうぞご注目ください。