MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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2008足利への道-私が挑んだ『クラブカップ』について。(番外編)【2008社会人野球】

 今晩は。三度伊東です。ここでは、足利で披露した応援について、書かせていただきます。
 社会人野球では、チームによってブラバンではなく機械演奏による応援をしているチームも多くあります。都市対抗東北代表決定戦に進出した3チームみたいにブラバンあって、応援団がいて、チアリーダーがいて、なんてやれれば最高ですが、そんな事が出来るチームなんて一握りです。
 今回の遠征。去年応援にいけなかった悔しい借りを返すという意もありましたが、それ以上に地元チーム、特に伊勢崎あたりは応援団をも繰り出してくるだろうな、と思い、それに負けない応援を、という事でスーパーメガホンを借り、元・携帯電話に残っていた音源を使って、それに合わせて声を出すというスタイルで応援させていただきました。
 本文中にも書きましたが、猛暑の中無理に手伝わすわけには行きません。
 そして、バックネット裏での応援はダメ(役員などから言われたわけではないが、私は以前、ネット裏からの声援が元で一つトラブル-スパイ容疑-をかけられた事がありました。以来、赤崎出場時は赤崎ベンチの上で応援・観戦する事にしています)という事で、以下の楽曲(着メロ)を用意して、それぞれ赤崎ベンチ上スタンドから応援を繰り広げました。
・通常打席テーマ
1・「タッチ」岩崎良美さん。言わずと知れた名曲です。大多数のイニングでノーアウトからの攻撃に使っていました。
2・「キューティーハニーのテーマ」最近では倖田來未さんが歌いました。役割が「タッチ」とかぶるのと、今一「声との合わせ方」が決まらず、2日目の宇都宮戦からの投入となりました。
3・「アマゾンライダーのテーマ」野性味が売りの仮面ライダーアマゾン。「大空に聞けーっ!おーれーの名ーはっ!…」で始まる活発な歌が気に入りまして「やや苦しい時の通常テーマ」にしました。
4・「ランナー」爆風スランプの名曲。使い方は『アマゾンライダー』と同じです。
5・「al di la」2002年にHAL(Aの横線取る)が発表した曲ニッポン放送ショウアップナイターや野球ゲームの主題化にも選ばれたりしました。流れいい時の加速時に…狙いましたが、上手くはいかず。
6・「eny bodys game」小松未歩さんの曲です。名探偵コナンのテーマソングで活躍した方、といえば分かりやすいでしょうか。
 サッカー日本代表で、勝っているときの終盤でのサポーターソングと似た響き(伊東感覚)があるので、8、9回決定的リードの場面で使わせていただきました。(この大会では決勝戦の8回のみ)
7・「Movin On」90年代後期~2000年代初期に活躍した女性グループ・Dreamの歌です。私は松室麻衣橘佳奈長谷部優3メンバー時代の頃のが一番しっくり来るのですが…それはいいとして、同時期にいたSPEEDの方が目立っていましたが、心に響く曲を作ってくれた、という意味では彼女達の方に一本ですね(伊東評価)。この曲も彼女らのデビュー曲です。
8・「ルパン三世「タッチ」同様、説明無用でしょう。
 ちなみに…先日登場したJR盛岡の飯坂君のいた前沢と対戦した98年夏の大会。9回に大農は6失点食らってしまったのですが、その時に前沢応援団が使っていたのがこの曲でした…。その印象が強いです。
・チャンステーマ。
9・「絶対に誰も」スラムダンクのアニメ主題歌です。確か「ジギー」(←つづり忘れました)が歌っていたでしょうか。ちと使う場面が多くなかったのが残念ですが、決勝戦の最終回、ランナーが出た後はずっとこれを流し続けました。
10・「Feel My Heart」エブリ・リトル・シングのデビュー曲です。この時は3人いたのには、びっくりしました。
 この曲だけ説明長くします。
 2004年。参院選挙の最中、何とか日にち繰って秋田で行われていた都市対抗二次予選大会に出場する赤崎クラブを応援に行きました。そのときとっ変えひっ変えテープを聴きながら移動していたのでしたが、私の心境に一番合っていたのがこの「Feel My Heart」だったのです。
 結果。七十七銀行には引き分けましたが、郡山に初回の「主軸選手死球」で浮き足立ったスキ突かれ、2-3で敗れてしまいました。あと一歩でTDKorJTとの対戦がかなわず、あまりにも悔しくて、みんなが帰ったあと、一人車のドア(当時新車だった車です)に拳を叩きつけて「クソが!今度は負けさせねぇぞ!(野球も、参院選も)」と悔し涙にくれていたのを思い出します。

 以来、私の「選曲集」には絶対この歌は入れています。
 「♪振り向くことなく 走り続けたい 燃え尽きないよ(う)に 
  ふと気づいた時 昨日と違う私がいる…」
 いつどんな時になっても、こう言える自分でいなアカン。
 そう思わせる歌です。

 それを「チャンステーマ曲」の主軸にさせていただきました。
 決勝点の時には大体この曲が流れていました。

 EX・「オルフェノク出現のテーマ」
 2004年に放送された「仮面ライダー555」で、敵役(実際はそれだけで片付けてはいけないが、説明面倒なのでここではパス)といえるオルフェノク(簡単に言や“進化しすぎた生命体”)が登場した時に流れていた曲です。相手に威圧感与えられるかと思い、エースのリリーフ時に流してみました。効いたかな?

 この電話機が止まったのは2005年の事で、やはり3年経っているせいもあり「ベンさん、最近のないですか」とは言われますが、うーむってしか言えないです。新しく携帯つなぐことが出来ればいいのでしょうが…。ま、そしたらそしたでやり様もあるので、そこはまた、模索していこうと思っています。
 この応援というのも、けっこう目立つもので、しかも応援団繰り出してくると予想していたチームが「組織的応援」はしない様子。結果、機械持ってきて、音楽でにぎやかにやっていたのは、東日本大会では赤崎1チームだった、という事になりました。
 大会2日目には隣のサッカー場で日本選手権栃木県大会が行われていましたが、その試合の合間合間にサッカー場の観客の皆さんが「なんだなんだ」てな感じで野球場の方にも目を向けていただいたのは、今でも覚えています。


 さて、今年はいつもの年よりも野球に関われる条件が増えたことで、赤崎、大船渡東高校以外にも沢山の野球の試合を見る事ができました。赤崎の優勝、TDK-JR東北の激闘、一関学院盛岡大附の熱戦などなど…。見てきた試合で、自分の中に生かせないものはありません。そういう意味では、いい経験というものをさせていただきました。
 この後も野球の試合は残っていますが、私はこの後“もう一つの主題”に力を注がせていただきます。よって、自分が直接野球に関わるのは先の毎日旗大会が最後。社会人野球というカテゴリで記事を書くのも、とりあえずはこの記事が最後になります。
 今年も多くの皆様との関わりの中で、充実した野球ライフを過ごさせていただく事ができました。誠にありがとうございました。
【番外編の番外編。】
 月刊マガジン10月号。どきりとするセリフが「DEAR BOYS」登場人物の北沢龍之介から発せられた。
 (作中で試合に相対した結城希に対して…セリフは概略)「去年のお前は、自分の力を見せつけようとするだけのプレーしか出来なかった。だが、今年は『試合に勝ってやる』という強い思いを持って試合に臨んできた。そういうプレーをする奴が勝つ資格ある。」
 正直、足利に行く前の私は、北沢の言う前半の部分の思いを持っていた部分があった。でも、実際足利に行き、全力で頑張る選手を見た瞬間「このメンバーを後押しする!」というのに集中しました。北沢のセリフの後半部分のように。
 この北沢のセリフ、忘れられないですね。
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