MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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CK77 全国大会には駒形、マークス、ブルーズ、いわき!

 今晩は。伊東です。
 この記事ではクラブ選手権大会の東北予選大会に関しての記事をお送りします。
 2004年から敗者復活戦も併用して「より強いチームを全国へ」という形で予選が行われ、06年からの3年間はクラブカップ大会の実施に当たり、その代表も決めることを念頭に組み合わせなり大会形式が変わって行きました。
 今年はクラブカップ大会が開催されない事で、04、05年に実施されていた形式…一回戦敗退チームは復活戦なし。決勝進出チームが第一、第二代表。敗者復活を勝ち上がった2チームが第三、第四代表…で、東北の4つの代表枠を巡って熱いたたかいが繰り広げられました。
 


・一回戦(敗者は復活戦なし。)
 能代松陵ク 12-2 いわき菊田 ※7回コールド
 新庄球友ク 5-3 久慈クラブ ※延長12回

・二回戦(準決勝も含め敗者は復活戦に。)
 水沢駒形倶 15-1 能代松陵ク ※7回コールド
 BYフォレスト 14-10 白山クラブ ※延長12回
 オールいわき 3-1 金木ブリザード
 NTT東北M 25-0 新庄球友ク ※7回コールド

・準決勝(代表決定戦)
 NTT東北M 11-9 オールいわき
 水沢駒形倶 18-6 BYフォレスト

・決勝(順位決定戦)
 水沢駒形倶 10-6 NTT東北M

・敗者復活一回戦
 新庄球友ク 3-1 白山クラブ
 能代松陵ク 7-1 金木ブリザード

・敗者復活二回戦(代表決定戦)
 BYフォレスト 6-3 能代松陵ク
 オールいわき 10-8 新庄球友ク

・代表順位決定戦
 BYフォレスト 14-13 オールいわき

 去年の東北大会では4チーム出場した岩手勢の内、赤崎と宮古は敗者復活戦に回り、駒形と江刺も準決勝敗退。江刺と駒形は、去年の公式戦中に思わぬ相手に敗退を食ったこともあり(駒形→クラブ東北予選の対白河、江刺→北上市長大会の対能代松陵)、元々強いNTTに毎年一つは代表を送り込む福島勢、江刺を破った能代都市対抗の青森大会で優勝したブルースヨシフォレスト、東北の舞台に立つことの多い新庄、かつて西武ドームに行った事もある金木、NTTが参加するまでは宮城のトップチームだった白山…これらのチームの存在が「岩手勢の連続出場ストップ」もありうる状況を生み出しました。

 しかし、水沢駒形はその危機を恐るべきパワーで粉砕。
 ここ数年、全国の舞台で納得行くたたかいができていない事が、反抗のエネルギーとなったのでしょうか。緒戦あたった能代を15-1と圧倒。準決勝では青森の成長株ブルースヨシフォレストに二度のビッグイニングを作り出し18-6で再び圧勝し、あっさりと代表権獲得を決めると、決勝ではクラブ大会参戦以降3年連続で全国進出を決めているNTT東北マークスを序盤の先制攻撃で2回で8-1と大差をつけ、渡邊、佐藤功也両投手がNTTの猛追を6失点に止め、2005年以来の東北優勝を果たし、去年奪われた「東北進出枠1増」を取り返しました。

 駒形と言えば、そのエースは新田忠正投手というのが定番でしたが、今年はまだ登板を果たしていません。でも同じ左投手で佐藤雄亮投手が代表決定を決める試合で力投。もう既に中堅と言っていい佐藤功也、渡邊両投手もNTT相手に踏ん張り、加藤武投手も能代相手に5回1失点とチームを波に乗せる投球を見せました。
 また、打線も去年今年と目立った活躍がなかった深井、新渡戸両選手がそれぞれポイントとなる打席で満塁本塁打をぶっ放すなど、いわゆる“大砲”が復活ののろしを上げ、それが打線の爆発力を高める役割を果たしました。
 都市対抗では県予選敗退という結果に終わりましたが、この大会で見せたような頑張りを見せれば、02年以来の勝ち星を挙げることは十二分に可能です。大会までさらに調子を整え、上げて行きたいところですね。

 もう一つの岩手代表の久慈クラブですが、山形の新庄球友と対戦。大沢、川代朋両選手の適時打でリードを奪いますが、中盤にひっくり返されてしまいました。それでも9回にツーアウトから追いつく粘りも見せたようですが、延長戦で残念ながら力つきてしまいました。
 県大会では赤崎、江刺と強豪を破っての東北舞台。5年ぶりの全国大会目指しましたが、文字通り後一歩及ばず、トーナメント表の不運で敗れても敗者復活はなし、という所に位置してしまいました。一試合で終わらすには惜しいチームですが、この後の各種大会での活躍につなげられれば、とも思います。


 全国の舞台に進んだのは水沢駒形の他にNTT東北マークス、ブルースヨシフォレスト、オールいわきの4チームでした。
 NTTは大会前にエースの吉田投手が故障し、投手力がどうか、と思われましたが、多く登板機会を与えられて来た3年目の遠藤、赤べこ軍団出身の荒川、サンワード貿易に在籍した経験を持つコーチ兼任の菅原各投手が踏ん張りを見せ、復調した吉田投手と共に投手陣を形成。
 TDKから松田兄弟が移籍して層を増した野手陣も頑張り、新庄戦では25得点の圧勝、オールいわきとの試合でも打撃戦を制する力となりました。江井、佐藤、只野各選手も30代後半から40代になります。そんな中で松田幸樹、元樹選手、伊藤選手や阿久根選手も結果を出していることは心強いのではないでしょうか。うまくミックスしてベスト4越え、優勝を目指したいところです。

 オールいわきは金木ブリザードに3-1と競り勝つと、準決勝ではNTTに敗れたものの9点を奪取。新庄球友との代表決定戦でも相手エースから10点奪い代表権を奪い取りました。
 3年前のクラブカップ大会、去年の都市対抗東北予選でもその実力の一端を見ました。投手陣は何人かでリレーする、という印象が強かったのですが、金木との試合では遠藤投手が完投するなど、調子によってはそのまま投げさす事もあるようです。
 後は全国に出てくるチーム相手にどうたたかうか。去年の福島からの出場チームだった全白河は残念な結果になりましたが、オールいわきは4年前の全国経験と幾度かの東北経験を生かして頑張っていただきたいです。

 ブルースヨシフォレストは、吉幾三さんが作ったチームとして有名になりました。青森を盛り上げたいという関係者の意識の高さもあり、今年は都市対抗、クラブ両大会で青森を制覇。東北に進出して来ました。
 緒戦では白山に9-2から追いつかれ延長に持ち込まれたものの、12回に一気4点を奪い死闘を制すると、準決勝では駒形に大敗を喫してしまいましたが、最終日に行われた代表決定戦では先手を取られたものの中盤から突き放し、7年ぶりの代表をねらった能代に勝って代表権の座を獲得。その勢いでオールいわきとの順位決定戦も8、9回の攻防でひっくり返し勝利でこの大会を締めくくりました。
 都市対抗の東北予選と合わせて経験を積んだことで、この後の全国のたたかいにつながればいいですね。

 代表には一歩届かなかったものの新庄は二回戦での大敗乗り越え、結城投手の奮投で代表決定戦まで勝ちのぼり、能代松陵も前回全国出場が2002年で7年のブランクを越えて代表をねらえるまでにチーム力を回復させました。
 TFUクラブや北社学園クラブに押され気味だった白山、全国の舞台まで勝ち上がったこともある金木は残念ながら2連敗、福島のもう一つの代表いわき菊田もよもやの大量失点をくらい一試合で東北大会を後にしました。

 今年、赤崎クラブは東北の舞台に行くことができず、完全な傍観者としてこの大会を見ていました。(実際は「見ること」もできずベッドの上でしたが)去年までの3年間は全国大会に4チーム、クラブカップに2チームと参加したチームの半数が上の舞台に行くことができましたが、クラブカップ大会の休止によって“上のたたかい”に挑めるのはまたも狭き門(と行っても10チーム中4チーム)になってしまいました。

 ある程度実績を上げているところは、それを倒さんと他のチームが意気あがるもので、東北でも岩手勢やNTTマークスはその標的になっています。そういう中から、ブルースヨシフォレストの様に新しく全国行きの仲間を果たすチーム、オールいわきのように雌伏を経て再び全国の舞台に出るチームもあるのです。

 今年は上の舞台でたたかえるチームは水沢駒形、NTT東北マークス、ブルースヨシフォレスト、オールいわきの4チームに決まりました。この4チームの西武ドームでの健闘を願いつつ、来年こそは身近なチームがこのたたかいの舞台に立てる…姿を、肉離れだの心筋梗塞で見逃すことのない様に自分律して頑張ります。
 この大会に挑まれた皆様、お疲れさまでした。

 色々生意気書いてきました。その事におわび申しまして、この文を閉じさせていただきます。お付き合いいただきありがとうございました。


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