MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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2009年扱いCK184 2000年代岩手県社会人野球・個人表彰回数紹介。

 この項では岩手県社会人野球の個人表彰に関しての記事を紹介します。
 ま、何とか2000年代中に発表したかったものではありますが、やはり調査に手間取ってしまいまして、記事完成させるのが2010年代になってしまいました。2010年代には2019年中に発表できるように努力します。

びー:生きていたらの話な。

伊東:もういいよ、そのネタは!
 (気を取り直して)一カ月かけて何とかまとめてみましたが、どうしても以下の2大会に関しての集計がまとまらず今回の集計には入れていませんでした。

・2004年、2009年ベストナイン、年間表彰

 両年度とも記録はしていたのですが、その記録していた用紙をどこに行ったか分からなくなってしまい、今回の集計には含める事ができませんでした。

びー:本当にすみません。あとで厳寒の北上川に放り投げ…

伊東:たら死ぬわ!せっかく維持した命こんなん所で失いとうないわ。
 と、いう事で、表彰回数の多い選手から紹介して行きます。
 なお、文中は敬称略します。

びー子:では、2000年代の岩手県社会人野球を代表するともいえる最多個人表彰選手は…(今の所)この2人でした。
◇表彰15回 2人
・新田忠正(水沢駒形)
山本淳一(赤崎)

 岩手社会人野球を支え続けた「右の山本、左の新田」が個人表彰でも最多(タイ)記録となりました。

伊東:この2人が投げあう所にドラマあり。
 03年のクラブ選手権、04年の都市対抗県大会決勝。
 「ライバル同士高めあって」作るドラマ、というのはまさにこの2人の対決の事をさすんだな、というのを感じさせられます。

びー:県内外問わず他のクラブチームからも目標にされる2人。
 もう30代半ばにもなり、家庭でも、仕事でもそれなりに任務任されるようになり、加えれば新田君は去年、投げられませんでしたが、グラウンドでの活躍もまだまだ期待したい2人でもあります。
◇表彰11回 1人
・豊田圭史(フェズント)

◇表彰9回 2人
・菅野貴行(秩父小野田→高田→都幾川倶)
・徳田亨(ヨークベニマル不来方

◇表彰8回 2人
・大坊周司(JA→水沢駒形→フェズント)
・新渡戸真(水沢駒形)


びー子:表彰8回から11回の選手はこちらの4人。

ベン:フェズントの創成期を支えた豊田君、太平洋セメントを支えた本格派エース菅野君、不来方の一時代を築いた徳田君、3チームで心身両面で中軸となった大坊君、海外での活動経験もある新渡戸君という名前がならびました。

伊東:この中からは豊田君、大坊君が大学の指導者に、新渡戸君は養護学校の先生と、次世代を担う人達の“導き手”となって活動しています。
◇表彰7回 6人
・池端宏記(宮城建設)
・小山哲朗(黒陵)
・寺長根一真(江刺)
・深井展広(水沢駒形)
・藤村哲夫(宮城建設)
・三鬼賢常(関東自工→江刺→黒陵)

◇表彰6回 7人
大沢学(宮城建設)加藤武(水沢駒形)加藤浩(水沢駒形)
鈴木敦則(宮城建設→秋田ユーランド)
関連太郎(赤べこ新日本石油エネオス
玉城宏二(一光→田村コピー→お茶の水赤べこ→水沢駒形)
千田雄大(水沢駒形)松村朋宏(拓殖銀行→サンワード貿易→久慈)


びー子:続いては表彰6、7回の選手です。

びー:こちらも一時代を築いた選手の名前が多い。
 注目はそれぞれ6回表彰の加藤武、浩両選手。
 この2人は兄弟で、90年代はじめからともに主軸となって水沢駒形を支え続けました。

伊東:関君、藤村君は集計実績2年で6回、7回の表彰はすごい。
 関君は赤べこ解散のあと日石に移籍し、故障に苦しみはしたものの若い投手陣の支え手となり、今年で日石での野球部生活を終えました。

ベン:その一方で三鬼さん、寺長根さん、小山哲朗君、千田君のように息長く活躍し、チームを支えている様子も見えます。

びー子:ちょっと話ずれますが「小山選手」と言えば、黒陵の小山麻衣子さんが岩手初の女性社会人野球選手として躍動している様子も、県内の女子選手に一つの道しるべとなりました。
◇表彰5回 11人
石輪孝幸(アイワ→不来方→福高)小野寺聖人(フェズント)
佐久間康幸(宮城建設)柴田朋弘(宮城建設→久慈)
関口和磨(JR)高橋優禎(宮城建設)橋本祐輔(フェズント)
馬場敏次(高田)藤野浩明(江刺)南容道(イタリアセリエA赤べこ
村上修(赤崎)

◇表彰4回 11人
安部信二(久慈)伊藤昌幸(宮城建設)蛯名哲也(JR)
大沢義時(久慈)川村憲幸(JA)越戸利幸(久慈)
高倉啓司(中山製鋼→サムライベアーズ赤べこ→TDK)
多田圭三(赤崎)田中孝昌(宮城建設)
前田勝宏(プリンスホテル→ライオンズ→アメリカリーグ→台湾リーグ→ドラゴンズ→
アスピア学園→赤べこ独立リーグ
村井邦彦(JR)渡辺潤也(フェズント)

◇表彰3回 24人
植松俊樹(フェズント)生形憲治(赤崎)及川将(水沢駒形)
大沢晃彦(宮城建設)小山内大和(宮城建設→独立リーグ阪神
小野寺孝則(宮城建設)上平勉(JA)金野寛(JR)
今野匠(水沢駒形)佐々木力(水沢駒形)佐々木徹郎(JA→雫石)
佐々木敬之(フェズント)佐藤功也(水沢駒形)
大光一馬(JR)高橋幸児(前沢→水沢駒形)田代洋介(宮城建設)
田中宏典(JR)千葉勝英(水沢駒形)千葉盛吉(水沢駒形)
那須野秀(JR)新沼圭史郎(赤崎)堀崎豊(久慈)
村岡康仁(江刺)森住竜太(宮城建設)


びー子:ここでは表彰3~5回の選手を紹介しています。

伊東:前田さんや南君、高倉君はプロ野球経験者。彼らをはじめとした高いレベルでもまれて来た選手達が岩手の野球レベルをアップさせたのも事実。逆に岩手での野球経験を踏み台にして独立リーグで活躍した選手(小山内君)もいました。

びー:その一方でレギュラーか、そうでないかかかわらず、チームに欠かせない存在の選手というのが多くこの項に記載されています。なかなかチームが強くないと、表彰の対象にならないもので、ここに記載された方は「自らの活躍で多くチームを勝利に導いた」方と言えます。
◇表彰2回 32人
安達哲郎(赤べこ)阿部貴明(JA)荒川大輔赤べこ
飯塚雄宇(フェズント)小田嶋修(岩手銀行不来方
小沢浩喜(太平洋)柿澤成憲(花巻→フェズント)
菊池善明(江刺)木村一哉(JA)
熊谷享(盛岡鉄道局→JA→盛岡市立)今野秀世司(宮城建設)
坂本淳(盛友ク)佐々木宏也(小野田→赤崎)
佐藤匡(JA)佐藤雄亮(水沢駒形)佐野清隆(赤崎)
信太則人(アイワ→不来方)志田勇人(太平洋)
菅原悟(太平洋)菅原利満(フェズント)高橋司(JA→盛岡市立)
高橋充(フェズント)高林孝志(江刺)西村琢磨(JA)
長谷川剛(宮城建設)平野誠(赤崎)平間徹(釜石)
府金正樹(富士大→NTT東北マークス)星恵太(水沢駒形)
八重樫進(水沢駒形)山本武(赤崎)若狭靖徳(JR)

◇表彰1回 67人
浅沼龍太(黒陵)荒井将旭(江刺)荒川崇(水沢駒形)
荒木郁男(赤崎)伊東敦(盛岡大→?→高田)
岩泉悠樹(江刺)及川義彦(JT→釜石野球団)大谷龍太(水沢駒形)
大川隆治(JR)大倉康信(岩手銀行→釜石)
尾形幸治(宮城建設→三菱製紙八戸ク)奥勝利(宮古
小野智(久慈)小野寺淳(東京製鋼→水沢駒形)
川代朋彦(宮城建設久慈ク→久慈)川内洋平(太平洋)
菊池郁也(遠野ク)菊池大輔(釜石)菊池貴光(日本IBM→不来方
木下清吾(赤崎)金野貴志(JR)斉藤直樹(太平洋)
佐々木翔不来方)佐々木英之(宮古倶)佐々木慶喜(赤崎)
佐藤琢哉(赤崎)佐藤辰哉(水沢駒形)佐藤春樹(高田ク)
佐藤幸文(江刺)志田直行(TDK→フェズント)
下村五五男(釜石)杉田裕樹(江刺)鈴木淳(JA)
高木誠一郎(赤べこ矢巾)高橋力(水沢駒形)
竹下洋平(フェズント)竹長淳(水沢駒形)
武元直樹(宮城建設)谷口純(黒陵)千葉智仁(江刺)
千葉隼(水沢駒形)千葉光輝(水沢駒形)
中鉢洋平(赤べこ→江刺)寺田翼(JR)照井勝巳(遠野)
土岐謙太(フェズント)戸羽洋(高田)中村尚道(宮古
野々村真樹(太平洋)野元克哉(久慈)畠山晃男(高田)
林下勤(アイワ)日向端悠太(JR)平野亮(釜石)
福地大祐(宮城建設→NTT信越ク)本郷智之(水沢駒形)
前川尊之(JR)真下徹(福高)実吉学(高田)
村上忠仁(久慈)村上伸行(宮城建設→公式記録員)
守安玲緒(富士大→三菱重工神戸)八重樫忠和(北上球友)
山口雅也(福高)山田悟(赤崎→高田※旧姓大畑)吉濱辰也(宮古
六角洋樹(フェズント)

 
びー:表彰を受けた選手は全部で165人。
 中には大学時代の表彰で、卒業後は県外のチーム(府金、守安両選手)という選手もいますが、まずJABA登録経験のある選手で、JABAの大会で表彰された選手を取り上げて来ました。

ベン:年平均で大体1000人(2008年は846人)が登録されている中で、試合に出るだけでもたいしたもの、さらに大会で活躍して、人から認められる=表彰される事は見事なもの、ではないでしょうか。

びー子:都市対抗野球を除けば、一つの大会で表彰されるのは3人。決勝戦まで残らないとその対象にならないこと考えればチームが強くないと、表彰の対象にもならないのですから、チーム自体の力も問われるわけです。

伊東:ま、何にしても最優先は「一つ一つのプレーをベスト尽くす」事。その上で試合に勝つというのは、言わずもがなの目標。その一つ一つのプレーが認められて、表彰という個人的な「栄冠」もつかむわけです。

 どの行動取ってもそうですが「他の人から自分の存在が認められる」って事ほどうれしいものはないんですね。これから先のたたかいでもより多くの野球仲間が、チームの勝利とともに個人の部分の表彰も受けるか。楽しみにしてみて行きます。

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