岩手の高校野球、残すは花巻東－盛岡大附の決勝戦のみ－決勝前夜の独り言。

　そして高校野球です。11日に始まった岩手県大会も、気がつけば明日で決勝戦です。花巻東か、盛岡大附か。いまや岩手２強言われる両高校。盛岡大附なんか31年前は大船渡農高に負けていたなんて考えられませんね。

※種明かし→（１）盛岡大附は当時の生活学園と呼称。83年夏大農６－３生活。（２）盛岡大附と名称を変え、沢田監督を招いて強化に乗り出したのは1991年からです。
　
　花巻東は…86年夏に対戦しましたが５－12で敗退しています。
　どうでもいい話ついでに。花巻東監督の佐々木洋さんは高校は黒沢尻北。私がいた大船渡農と練習試合で対戦する予定でしたが見事に雨天中止。佐々木さんが一時選手登録もしていた黒陵クラブでも対戦歴なかったのでいやはや残念な話です。（佐々木さんには朗報だが）

　ここまで与太話ばり書いてきましたが、盛岡三に盛岡第四。ともに盛岡大附の松本君苦しめたかな。盛附二番手投手の桜糀君も並みの投手ではない。しかし松本君でねばわんないと。事実楽できなかった。これを勝ち抜いたわけだから実にはなるだろうな。松本君がしんどいだろうけど。
　花巻東。イメージとしては「誰が出ても安定した力」だろけど、やはり主軸は抜けていますわ。投手の佐々木君は去年県大会は投げたけど甲子園ではベンチ外れた人かな？八木－太田－茂木トリオ中心に抜け目なし。さあどっちが勝つべな。見届けるとしますか。

　今年の選手権大会。
　最終的には５試合を見に行きました。結果は以下の通りで
　
△高田高校 ５－６ 平舘高校
△大船渡東 １－３ 久慈高校
△住田高校 ２－４ 盛岡商高
△宮古水産 ３－10 水沢商高
△大船渡高 ３－４ 専大北上
　
　いやあ見事なまでに右側のチームの勝利に貢献しました（自虐）
　勝敗は時の運という言葉もありますが、私が見た５試合10チーム、目的地は試合の勝利であり、甲子園であったわけでしょ。だども私は「一人一人の選手がどういう生き様をグラウンドで見せたか」をポイントに見ています。そういう意味では、結果に不本意はあったとしても…己はどうだったかな？
　資料室（素直に自分の部屋言おうな）には私が15歳で迎えた第73回大会から38歳で迎えた第96大会までのパンフがあります。全部員名簿のそれはそのまま「生きた証」でもあります。気仙６校（当時）91年入学生で既に物故者２人（病気１人、津波犠牲１人）。自分もあわやだった。生きている限りこれからも見届けていきたい。

　選手で３年、関係者として10年高校野球に関わってきました。10代後半の成長期に挑む－俺に近くいたのは野球だけど、それ以外にも様々－岩手日報には中学生の様々な挑戦がありました－な機会をとらえての成長見届けたい思いまして項を閉じます。
　気仙勢＋αに関しては後に記述します。