MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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787歩目 クラブ選手権岩手県予選2日目・赤崎、宮古 とのタイブレーク制す!/駒形、高田、江刺等ベス ト8揃う【コラム】成長過程に待ち構えていた宮古戦の思い出。

 今晩は。
 熱戦と熱気の余韻が冷め-後者は夕立で冷めさせられましたが-いま改めて昼の試合のスコアを読んでいます。自分が赤崎に関わって、一番の危機感を持った試合。その赤崎-宮古戦をはじめ今日行われた8試合のリポートを入れていきます。先ずはピックアップゲーム「赤崎-宮古」など3試合。

赤崎8=000000014/102
宮古6=001000013/100
※延長戦から一死満塁で始まるタイブレーク(スコアでは“/”で区切っています)。

【赤崎】
D 金野和
8 山本武
5 新沼
9 清水
3 山下
2 村上知→5回から村上修
6 多田
7 佐々木
4 平野→4回途中4金野豪→5回代打出羽→代走金野大→5回裏から4生形
1 志田直→6回から1佐々木純→9回から1山本淳

宮古倶楽部】
6 藤岡良
3 佐々木
5 大野
D 宝代地
9 北村
7 沼崎
8 竹原
2 田代
4 藤岡諭→9回代打山崎→代走水梨→10回から4芳賀
1 佐々木太→8回から齊藤
▲評→壮絶という名すら生温い試合を制したのは赤崎だった。宮古は3回に佐々木宏之の犠飛で先制。その後宮古が佐々木太の好投で赤崎を抑え込むが、8回に代わった齊藤を攻め敵失から同点に。宮古はすかさず北村の二塁打から突き放すが9回に赤崎が齊藤の制球難や多田の適時打で突き放した…はずだった。
 宮古は5-2の9回に2安打4四死球で一気に追い付いて延長戦に。タイブレークに入っても2回タイスコアで迎えた12回、村上修がセンター前に叩きつけ2点リードをもぎ取り、その裏の宮古の反抗を山本淳一が締め、3時間に及ぶ熱闘を制した。宮古は8、9回を抑え切れなかったのが悔い。
※赤崎-宮古タイブレーク経過・先攻赤崎
◆10回表→犠牲フライで1点も走塁ミスで逸機
◆10回裏→併殺焦りエラーで1点
◆11回表→二者凡退
◆11回裏→ホームゲッツー
◆12回表→二死から中前2点適時打
◆12回裏→二者凡退試合終了。


前沢7=2010400
高田14=0026303
▲評→序盤ペースを握ったのは前沢。初回に三宮の長打で先制すると5回には1点差まで迫った。しかし高田は4回の6点からムードを変え、5回と7回に3点ずつ奪いコールド勝ちに。前沢は奮闘したが、菊地の早期降板がプランを狂わせた。

【高田】
6 國井
2 高渕
7 金野
D 熊谷
8 堺
5 森
4 吉田→途中4中村
3 黄川田
9 三浦
1 菅野歩→5回1嶋村

【前沢】
8 阿部→9
4 伊藤
7 四谷
3 三宮→4回から2
D 小野寺徹→4回途中から1→7回3
9 岩渕→8
6 鈴木
5 高橋
2 宍戸→3菊池→7回途中1千葉尚
1 三浦→4回菊池→D解除

一関12=0032322
黒陵2=0000200
▲評→選手集合の影響もあり、小山が2日連続のマウンドに立ったが、近年昇り調子の一関が3回以降毎回の12点奪いベスト8に進出。黒陵は5回に満塁と攻め立て沢田の捕手犠牲フライなどで2点を返し、一矢は報いた。

【一関】
D 小野寺達
4 長尾
7 佐々木雅
8 鈴木
2 皆川
3 小野寺博
9 松本
6 小俣
5 高橋
1 菅原春→7回1小野寺健

【黒陵】
8 小田嶋
9 佐藤
4 沢田
2 浅沼
6 大和田
3 篠原
7 照井
5 小岩
D 高橋貴→5回代打越田
1 小山


 ピックアップゲーム3試合は以上の結果となりました。残る5試合の結果を紹介します。

◆水沢駒形12-0雫石
 4回あたりまで食らいついていた雫石だが、駒形がここから更にスパートをかけ、5回の一挙6点で勝負の行方を決めた。投げては3投手継投で完封勝ちをおさめた。雫石は初戦で見せた爆発力を発揮したかったが、相手が上手。4回以降の失点に悔しさを残した。

◆一戸桜陵7-0九戸ク
 前年の悔しさ基に今季見せ処を作る一戸が満遍なくの攻勢をかけ、九戸との県北対決を制した。投げては期待の穴久保が完封。打っても次期中軸と目される中道の三塁打好材料も。九戸はエース田澤に前日貢献の苅間沢、橘塁の継投で対抗したが一歩及ばず。

◆盛岡球友8-1遠野ク
 予想通りの接戦かと思われたが、中盤から突き放しにかかった盛岡球友がコールドに持ち込んだ。エース鈴木治は1失点完投。大倉も久しぶりの登場で活躍見せた。遠野は3回に1点返し、売り出し中の菊地剛が奮闘見せたが経験に勝る盛岡球友に後半押し切られた。

矢巾6-3花巻
 中盤までは競った試合となったが、中盤に3点追加し突き放した矢巾が南幅→エース大道の継投で逃げ切った。花巻は北山、森橋といわゆる“二刀流”を擁し、第二週進出を狙い序盤に攻勢をかけたが、終盤失点後の追撃が利かなかった。

◆江刺8-1福高
 前日に爆発力を見せ勝ち上がってきた福高だったが、この日それを発揮したのは江刺。初回の一挙5点で試合の流れをつかみ、4回に中押し、6回に2点をあげコールドに。福高は戸来が先発したが初回に食らった5点が響いた。7回に1点返したが届かなかった。


 以上8試合の経過を見てきました。この結果県ベスト8は水沢駒形、一戸桜陵、一関、赤崎、高田、盛岡球友、矢巾、江刺の8チームに(9チームあったらえらいことだ)。ベスト8を決めるゲームに6試合コールド、1試合も9回決着でしたが、一試合だけとんでもない精神の削り合い、点の取り合いをさせていただきまして。いやはや…勝ったのが奇跡でした。ホント。
 くしくもドラマ「ルーズヴェルトゲーム」でもタイブレークでの決着(原作と相違)となり様々言われていますが、リアルのそれはかなりシンドイですよ。
 対戦相手の宮古。90年代、岩手クラブの強豪は「駒形、久慈、釜石、一関」という時代でした。都市対抗の県大会も「クラブ予選→県本予選」という段階。いまの宮城県形式言ったらわかるでしょうか。企業や上記のクラブ強豪に当たるには、クラブ予選を3度勝たなければならない。その代表決定戦時、壁になっていたのは宮古…という時が多かったですね。二度ばかり印象に残る試合が。
 最初は96年。この時の私は佐藤組北上球友(いまの北上レッズ)に在籍してまして、クラブ予選の初戦を5-0で赤崎に勝って迎えた代表決定戦が宮古戦でした。9回表まで4点差をつけて勝っていましたが、9回表に一気に5点奪われ大逆転負け。負けた後はもう呆然とする他ありませんでした。
 それから2年後の98年は赤崎の人間として宮古と対峙しました。宮古無安打無得点も経験した左腕吉浜投手、赤崎は山本淳一投手が先発。山本対吉浜の投手戦は両者一歩も譲らず延長か思われた9回裏、宮古が攻め立てサヨナラの危機となりましたが、それをギリギリで切り抜け、延長10回に2点奪い逃げ切った─というのを経験していますが…胃の痛み具合はあの試合を越えましたね。間違いなく。
 98年の試合は赤崎が強くなっていく過程のエポックとなる試合でした。あのときのメンバーでいまもラインアップにいるのは…赤崎が淳一君に生形君、平野君。宮古は佐々木宏之さん、山崎高広さんに川口君ぐらいでしょうか。そりゃあま15年経っているからな…そういう様々を思い出しながらツイートを書いています。昔もそういう戦いを経ながら強くなっていったわけなので、ここから先の戦いも道切り開きながら頑張っていただきたいな思う次第です。
 5月は都市対抗の予選で盛り上がりましたが、6月に盛り上がるのはクラブ選手権県予選。この週までに他5県の予選は終わりました。25→東北進出を決めたチームは…
△福島→全白河、オールいわき
△青森→三菱製紙八戸ク
△山形→新庄球友
△宮城→東北マークス
△秋田→ノースアジア大校友クラブ
 都市対抗の東北予選に出場したクラブチームは駒形、ゴールデンリバース、福島ク、郡山イーストジャパンの4チームとありましたが、厳しい戦いで疲弊してしまったのか駒形以外の3チームは初戦で敗退してしまいました。各県1代表(福島は2)の所岩手は4枠。他県より西武ドーム挑戦権の道があるわけですが、それに甘えないで「自らにたのんでドームに行く」と腹をくくろうと思います。

 昨年以上─全国制覇目指す水沢駒形。
 二度目の東北狙う一戸桜陵。
 古豪復活かかつての全国Vチーム一関。
 4年ぶりドーム目指す高田。
 盛岡球界再興目指す盛岡球友。
 “あと一歩”からの脱却を狙う矢巾
 去年のリベンジ果たしたい江刺。
 グローアップは「4度目の全国」で示したい赤崎。

 8チームの思いぶつかる予選第2ラウンドは今週土日、江刺と前沢で開催です。皆様どうぞお越しください。初日の結果はこれから作りますが、とりあえず2日目の記事製作から終わらせていただきました。失礼します。


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