MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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都市対抗野球東北二次予選開幕。第1日目の見所。【2012社会人野球】

 今晩は、伊東です。
 いつの間にか「明日は二次予選ですよ」状態になってしまいました。今日は病院のはしごして薬は万全にそろえ、午後は力仕事の家事を済ませ、ハンドマイクの手配も終え(!!)、用事さえ終わればレッツ・ゴー・ベースボール・チアです。そういう事で2年前のような紹介記事は書けませんが、簡単に12チーム紹介しましょう。
八戸市三菱製紙八戸クラブ】一時期は自衛隊青森やブルースヨシフォレストが優位を握っていたが、2009年あたりから復権。今や青森を支えるチームとして奮闘する。青森社会人野球再開時のチーム。
にかほ市・TDK】2006年全国制覇。2009年に千曲川チームと合併後思うように成績を残せていない。高倉、福田といった一時代を築いた選手がユニフォームを脱いだ。秋田の絶対王者としてさらに上を。
仙台市JR東日本東北】前年の都市対抗では森内(現ファイターズ)の完全試合で波に乗りベスト4。東北の王者の座を取り戻しつつある。平野(現ライオンズ)、摂津(現ホークス)森内の路線をつなぐのは?
仙台市七十七銀行安定した強さを見せてきた2000年代。日本製紙石巻の台頭もあったが、それでも一定の力は維持している。高橋利信は相変わらずの存在感。若手投手陣が底力発揮しての全国行きを目指す。
石巻市日本製紙石巻2年前に念願の全国行きを果たし、これからだという時に大震災。去年は野球ができただけでも…という状態だった。ドーム2回の前田が、出身県の岩手で力を発揮できるか。
仙台市・東北マークス】村岡、若松、栃窪…と今までに聞かない(私のアンテナが鈍いだけです)投手が台頭。石巻と1点差のゲームを演じた。その気になればまだ他の県内クラブチームを寄せ付けない。後は有力企業食って14年ぶりのドームに。
山形市きらやか銀行去年はTDK、日本製紙石巻を破り、チーム初、山形勢62年ぶりの本大会進出まであと一歩まで迫ったが代表決定2連敗と苦杯を喫した。若手も多く入り、得意のきびきびとした野球に力強さまして念願成就なるか。
福島市・福島硬友クラブ】ここ数年福島では安定的な強さを見せ、一次予選でも郡山、自衛隊須賀川といったライバルや同市対決の福島を破って東北に進出してきた。去年は独立リーガーや元プロとも対戦。福島の旗手として奮闘誓う。
須賀川市須賀川クラブ】いわき菊田、全白河と近年存在感を見せていたチームに競り勝ち東北に進出。去年はJR盛岡、マークスに苦杯を喫した。00年代後半から福島で存在感を示しつつあるチーム。ぜひ“ジャイアントキリング(以前日本製紙石巻に勝つ)”を。
奥州市・オール江刺】初戦に2年前の代表赤崎に勝つと、福高には苦しんだが、JR盛岡に電光石火のコールドで初東北を決めると、駒形にも勝って岩手初優勝を果たした。前年にクラブ最強の大和高田と対戦した経験が向上心にさらに火をつけた。企業2チームに挑戦!
奥州市・水沢駒形倶楽部】一戸、花巻に大勝。P岩手とのタイブレークの死闘を勝ち東北行きを決めたが、近隣のライバル江刺には競り負けた。もともとの「クラブ越えのクラブ」目指しているのはこちら。今年も東北で一泡吹かせたい。
盛岡市・フェズント岩手】的確な集中攻撃で矢巾、盛友を破ったが、駒形にタイブレークの末に屈しリベンジならず。JR盛岡に勝って東北大会進出は決めたが不完全燃焼。2年ぶりの東北大会で大暴れなるか。小野寺の右腕に期待。
 では、大会第1日目の対戦カードです。
 今年は、04年以来続いてきた「3チーム1日リーグ戦⇒二代表(段階)トーナメント」ではなく「4チーム3日リーグ戦(各チーム1日1試合)」⇒各組1位+ワイルドカードの代表決定トーナメントに変更になります。それを踏まえて、2日の日程です。
◇ブロック分け
A⇒奥州市江刺、須賀川市にかほ市仙台市JR
B⇒盛岡市仙台市マークス、山形市仙台市七十七
C⇒八戸市福島市石巻市奥州市水沢
岩手県営球場
第一試合 奥州市・オール江刺-須賀川市須賀川クラブ
 ⇒08年クラブ予選では江刺が勝利も、都市対抗での東北経験は須賀川が多い。リベンジなるか、返り討ちなるか。
第二試合 にかほ市・TDK-仙台市JR東日本東北
 ⇒今予選リーグ最大の注目カード。他ブロックの結果によってはこの試合を落とすと予選敗退もありえる最重要カード。
第三試合 仙台市七十七銀行山形市きらやか銀行
 ⇒前年第二代表決定戦のカード。63年ぶりを目指すきらやかの復讐なるか、それとも七十七がトップ目指すスタート切るか注目。
花巻市営球場
第一試合 盛岡市・フェズント岩手-仙台市・東北マークス
 ⇒共にチーム再構築の時期。新人2人が打線で存在感見せる盛岡市が先んじるか、投手陣に成長株が多い仙台市が押さえ込むか。盛岡市の9人野球(DHなし)にも注目。
第二試合 奥州市・水沢駒形倶楽部-石巻市日本製紙石巻
 ⇒去年、試合は石巻が勝ったが、駒形加藤武の4次元投球には手を焼いた。今年はきっちり勝ちたい石巻と、意識の高い駒形とのガチンコ対決に。
第三試合 福島市・福島硬友クラブ-八戸市三菱製紙八戸クラブ
 ⇒ここ数年、県内ではトップの位置につける両チーム。共にクラブカップという舞台にも立っているだけに特徴生かした好試合の予感。
 と、ここまで書いてきました。
 今大会こそは、せめて次の日の朝までには記事上げられるよう頑張らせていただきます。本来なら去年が岩手での二次予選で、その出場を目指してきましたが、それがかなわなかった今、違う形で何かできればと考えています。
 今日も拙稿お読みいただきありがとうございました。
 皆様、野球場でお会いしましょう。
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