この記事を書いていた時、ニュースで仙台-川崎の試合が放送されていた。結果は分厚い攻撃陣を持つ川崎に先制ゴールは許すものの、仙台が終了直前に逆転勝利。魂込めた試合というのは、あの試合の事も言うのでしょう。
一生懸命生きる人は好きですよ。
どんなに辛い状況になってもあきらめんな、と。
そういうのを見せ続けることが、やがて心に届くはずだ。
スポーツ選手の奮闘に期待します。
『やめないよ』と頑張る選手がいます。
“キング・カズ”こと、三浦知良さん。
3月に行われたチャリティーマッチでのゴール。
今更私が語るまでもなく、すごいゴールでした。
その三浦さん…カズさん、と呼んだ方がいいのでしょうか。
カズさんが所属する横浜FCが、岩手にやってきました。
震災直後。
横浜FCの岸野靖之監督のコメントにありがたい言葉が入っていた。
『実際に僕らが練習するっていうのもいかがなものか、とは考えたけど、これからみんなでバスに乗って復旧の手助けができるかと言えば、難しい。ただ、もちろん、そういうことになったら、みんなでどこにでも行こうや、という話はした。』
[横浜FC]「凄く悩んだ」末に練習を行うことを決断 ? サッカー専門新聞 エル・ゴラッソ web版 BLOGOLA
実際考えれば、横浜FCは横浜をホームとするプロチーム。
サッカーを通じて、世の中に、という団体だ。
プロサッカーチームとしてどうするか、という部分で話をされていた岸野さんが、それでも『みんなでどこにでも』と言ってくれたことが心強かった。
大船渡高校出身の小笠原満男さん。
鹿島アントラーズの選手だ。
震災が起きてから1週間経つか、という時に、彼は大船渡、高田に入った。
周辺からは反対の声もあったようだが、彼は“行動”を選んだ。
そして、見てきたものを、チャリティーマッチで集まったメンバーに語った、という。寡黙、と思っていた小笠原さんが、何とかしなきゃ、と感情も露わに動いていた。その様子はカズさんにも伝わっていたのでしょう。
かつて大船渡出身の中田洋介さんが在籍し、グルージャのスタッフとつながりがあったという話も聞きまして…余震による延期こそありましたが、果たして横浜FCは、岩手にやってくることになりました.
その日。
盛岡へ行く用事も兼ねて、県営運動公園競技場に。
グルージャとの練習試合の試合開始は3時からでしたが、その日は北上の用事もあり、出発は午後1時に。試合開始には間に合わないと判断し、後半から見られれば、というつもりで行動していました。
そして…運動公園に。
熱い空気がビリビリと。
遠く離れた駐車場から、その熱さを感じていました。
西側のスタンドに入りまして…熱い思いを持って集まってきた人、13500。
この写真を撮ったときはまだハーフタイム中。
トイレや商店には長蛇の列ができていました。
この観客…いや、この日に関しては『同志』と呼ぼうか。
同志の方がスタンドに戻ってくるのを待って、2本目の試合が始まった。
両チームの選手が出てきた。
青いユニフォームにキャプテンマークは…
カズだった。
正確にはカズさんと言わなきゃ…ですね。
前日の草津との試合でも相当長い間試合に出ているはず。
そのカズさんが、この試合にも出ていた。
ピッチに立っているのは、他に21人いたはずだが、生き方に感銘受けているその本人を、この目ではじめて見る。その興奮は隠しきれなかった。
後半開始の笛が鳴った。
岩手最強グルージャ盛岡と、横浜FCとのぶつかり合いが
再び始まった。
後篇はこちらからご覧いただきます。
一生懸命生きる人は好きですよ。
どんなに辛い状況になってもあきらめんな、と。
そういうのを見せ続けることが、やがて心に届くはずだ。
スポーツ選手の奮闘に期待します。
『やめないよ』と頑張る選手がいます。
“キング・カズ”こと、三浦知良さん。
3月に行われたチャリティーマッチでのゴール。
今更私が語るまでもなく、すごいゴールでした。
その三浦さん…カズさん、と呼んだ方がいいのでしょうか。
カズさんが所属する横浜FCが、岩手にやってきました。
震災直後。
横浜FCの岸野靖之監督のコメントにありがたい言葉が入っていた。
『実際に僕らが練習するっていうのもいかがなものか、とは考えたけど、これからみんなでバスに乗って復旧の手助けができるかと言えば、難しい。ただ、もちろん、そういうことになったら、みんなでどこにでも行こうや、という話はした。』
[横浜FC]「凄く悩んだ」末に練習を行うことを決断 ? サッカー専門新聞 エル・ゴラッソ web版 BLOGOLA
実際考えれば、横浜FCは横浜をホームとするプロチーム。
サッカーを通じて、世の中に、という団体だ。
プロサッカーチームとしてどうするか、という部分で話をされていた岸野さんが、それでも『みんなでどこにでも』と言ってくれたことが心強かった。
大船渡高校出身の小笠原満男さん。
鹿島アントラーズの選手だ。
震災が起きてから1週間経つか、という時に、彼は大船渡、高田に入った。
周辺からは反対の声もあったようだが、彼は“行動”を選んだ。
そして、見てきたものを、チャリティーマッチで集まったメンバーに語った、という。寡黙、と思っていた小笠原さんが、何とかしなきゃ、と感情も露わに動いていた。その様子はカズさんにも伝わっていたのでしょう。
かつて大船渡出身の中田洋介さんが在籍し、グルージャのスタッフとつながりがあったという話も聞きまして…余震による延期こそありましたが、果たして横浜FCは、岩手にやってくることになりました.
その日。
盛岡へ行く用事も兼ねて、県営運動公園競技場に。
グルージャとの練習試合の試合開始は3時からでしたが、その日は北上の用事もあり、出発は午後1時に。試合開始には間に合わないと判断し、後半から見られれば、というつもりで行動していました。
そして…運動公園に。
熱い空気がビリビリと。
遠く離れた駐車場から、その熱さを感じていました。
西側のスタンドに入りまして…熱い思いを持って集まってきた人、13500。
この写真を撮ったときはまだハーフタイム中。
トイレや商店には長蛇の列ができていました。
この観客…いや、この日に関しては『同志』と呼ぼうか。
同志の方がスタンドに戻ってくるのを待って、2本目の試合が始まった。
両チームの選手が出てきた。
青いユニフォームにキャプテンマークは…
カズだった。
正確にはカズさんと言わなきゃ…ですね。
前日の草津との試合でも相当長い間試合に出ているはず。
そのカズさんが、この試合にも出ていた。
ピッチに立っているのは、他に21人いたはずだが、生き方に感銘受けているその本人を、この目ではじめて見る。その興奮は隠しきれなかった。
後半開始の笛が鳴った。
岩手最強グルージャ盛岡と、横浜FCとのぶつかり合いが
再び始まった。
後篇はこちらからご覧いただきます。