びー子:さて、エントリ変えてお送りしている社会人サッカーの結果特集。続いては関東、東海、関西の3リーグを見て行きます。
・関東サッカーリーグ
NPO横浜 33
さいたまSC 23
FC KOREA 22
ヴェルフェたかはら那須 20(得失点差±0)
tonan前橋 20(得失点差-1)
海自厚木マーカス 18
クラブドラゴンズ 17
ACアルマレッザ 9
・東海リーグ
藤枝MYFC 39
刈谷FC 35
マルヤス工業 28
鈴鹿ランポーレ 27
藤枝市役所 24
矢崎バレンテ 17
浜松大 13
中京大 11
芙蓉クラブ 8
・関西リーグ
三洋電機洲本 32
アイン食品 30
阪南大 25
奈良クラブ 24
ラランジャ京都 20
バンディオンセ加古川 18
BIWAKO SC HIRA 6
ルネス学園甲賀 3
伊東:まずは、関東リーグです。ゼルビアやウーヴァが抜けてまた混戦か、と思いましたが、終わってみればNPO横浜・YSCCの独走に終わりました。
びー:2位には日本選手権常連のさいたまSCがついたけど、それでも勝点10差だものな。去年3位のドラゴンズが7位に。
伊東:ま、それは大学チームの登録体型の変化(ドラゴンズは流通経済大のサッカー部。大学リーグ、あるいはJFLチームとの選手入れ替えが禁止になった)もあったんだべ。昇格したばかりの那須たかはら、前橋も含めて6チームが勝ち点5差。ここにも「天国か地獄か」の様子が見えた。
ベン:でも、1部はまだマシだね。
2部はよりとんでもないことになっていたよ。
関東リーグ2部
東邦チタニウム 25
神奈川教員クラブ 20
東京海上日動火災保険 20
日立ビルシステム 19
SAJ市原 18
エリースFC東京 18
SGシステム 18
ホンダルミノッソ狭山 18
3人:何よ、この順位表!
ベン:これで、かつて93年にJ2リーグ(※)に在籍していた東邦の一部復帰は決まりましたが、他7チームが勝点2以内に並び、割りを食ったのが今年1部から落ちたばかりでリベンジ誓ったはずの狭山でした…。
※今のJ1J2と違い、Jリーグの下部リーグの位置づけです。当時のJ2は3部リーグ相当にあたります。
伊東:勝点18は…8チームで行われるのが大多数の地域リーグなら降格は考えないよな…。ホンダルミノッソ狭山のみなさんの再挑戦に期待します。決勝大会にはNPO横浜と、地域リーグを飛び越えて神奈川県リーグの相模原FCが挑戦します。
びー子:続いては東海リーグです。JFLからFC刈谷が降格し9チームでのたたかいになりましたが、制したのはその刈谷をも一歩突き放した藤枝MYFCです。
びー:と、ちょっと待てよ!藤枝MYFCって…まだ静岡県リーグじゃないのか?それにいつも見る名前がないぞ!静岡FCは?
伊東:今ころ言うか?関係者に笑われるぞ。
去年の末ころに今名前上げた2チームは合併したよ。
主体となるチームは藤枝。ただ、静岡がもっていた東海リーグ参加の資格を引き継いだってわけさ。
ベン:一年前は静岡がゆるくない、という話を聞いたばかりだけど、こういう形で打破されていたとはね。ただ、今度は刈谷の方があまり良い話聞かないね。
伊東:今年にJFL復帰かけていたから、それがならなかったって事で来年も続けられるか、という話ね。できればなぁ…。愛知のチームで、かつて全国リーグに参加してて、数シーズンで降格してしまったけど今でも県リーグで頑張っているチームあるじゃない。結果存続は決まったけど、一シーズンの結果だけで変な気起こさないでほしいね。
びー子:中京、浜松と言った大学チームはドラゴンズ(流経大)同様苦戦しましたが、その一方で昇格したばかりの鈴鹿が中位につけた事など、良い話題もなかった訳ではありません。やはりサッカー処と言われているだけに注目したいリーグですね。決勝大会には藤枝MYFCが進出します。
続いて関西リーグ。
ベン:ここは…企業・実業団チームが奮闘を見せている。
優勝は三洋電機洲本。2位にもアイン食品がついた。
他のリーグでは「Jを目指すチーム」が上位くる事が多いけど、関西は色が違う、という感じがします。
伊東:大阪、京都、兵庫にはJリーグチームあるし、奈良、和歌山ではまだ地域リーグでトップを走る勢いは見えない。(滋賀はJFL『MIOびわこ草津』が所属していますが、ここに本拠おいて何年も経っていません)Jリーグ目指すチームは(今の所は)JFL目指す洲本やアインを一つの目標にする所から始まるんでしょうね。
今年は決勝大会に三洋電機洲本が挑戦します。
奈良、あるいは和歌山勢の伸長を期待します。
びー子:続いては、地域リーグとしてはラスト3リーグの紹介となります、中国、四国、九州3リーグを紹介します。
・中国リーグ
レノファ山口 43
デッツォーラ島根 40
ヴィラドール松江 35
ファジアーノ岡山NEXT 34
NTN岡山 27(得失点差+5)
佐川急便中国 27(得失点差+4)
新日本石油精製 26
宇部ヤーマン 19
日立笠戸 15
JFE西日本 0
・四国リーグ
カマタマーレ讃岐 38
徳島ヴォルティス2nd 31
しまなみ愛媛FC 27
南国高知FC 19
三洋電機徳島 14
R.VELHO 9
黒潮クラブ 9
南クラブ 7
・Kyu(九州)リーグ
HOYO Atletico ELAN大分 39
ヴォルカ鹿児島 35
新日鐡大分 29
九州INAX 20
九州スポーツカレッジ 18
川副クラブ 15
海邦銀行 14
三菱重工長崎 12
MSU FC 10
びー子:最初は中国リーグから。
10チームでの争いとなりましたが…去年、刈谷とともに地域リーグに降格した三菱重工水島はどうしたべ。
伊東:俺も訳分からないけど、水島の場合は順位での降格ではなくて、自主的にJFLを脱退した格好になったので、中国リーグの側が受け入れを拒否したとの事。今年は広島県のリーグでたたかったようです。
ベン:その“ルール”の意味する所が分からないけど、全国区リーグに参加するには会社も選手ももたなくなってしまったから、撤退せざる得なかったわけでしょ、このリーグ参加拒否がペナルティー的要素を込めたものなら納得する気はないですね。
3人:(うなずく)
伊東:で、その中国リーグはレノファが優勝したけど、デッツォーラ、松江、岡山NEXTが差を詰めた。10チームのリーグ戦も大変だと思うよ。試合数が多いわけだから。
びー:その一方で去年頭角見せたか、と思ったヤーマン、佐川中国が苦しんだ。そして、JFE西日本がまさかの勝点0。
伊東:勝点0はこのブログで地域リーグを取り上げてからは2チーム目か。後で紹介するヴァンクール熊本もそうだけど、年々レベルの上がるリーグについていけなくなるチームが各地で出て来ているのは…バンディオンセ加古川やノーザンピークス郡山みたいにチームの目的を切り替えられれば良いんだけどね。解散なんて考え起こす前に。
ベン:この記事では“暗いニュース”だけ扱って来たけど、おもしろいチームが次々出て来ているのも中国リーグの特徴です。決勝大会にはレノファが挑戦します。
続いては四国リーグです。
伊東:例年讃岐と徳島2ndとの争いが熱いこのリーグですが、しまなみFCも愛媛FCとの連携を強めているようです。成績にもそれが反映されているかな?
びー:徳島2ndも徳島…と連携強いのは当然か。だけどもJチームのない香川に讃岐、高知の南国高知といったチームが伸長すれば、四国4県それぞれの“代表”チームが争うおもしろい展開にもなれる。その日がくるのを楽しみにしています。決勝大会には讃岐が進出します。
びー子:全国地域リーグの最後には九州リーグ。
ここからは去年V.ファーレン長崎がJFLに、出身のギラヴァンツ北九州がJ2に昇格。その一方で沖縄かりゆしとヴァンクール熊本が活動を停止しました。
伊東:今年は昇格したばかりのHOYOが、ここでは長らくトップを走っている鹿児島との競り合い制して優勝を果たした。成長軌道に一気に乗ったって感じですか。
ベン:その一方で降格争いも最終節までどこが対象になるか分からないほど激しいものがありましたね。そうやって盛り上がりを見せる一方で、さっき伊東君が触れていたヴァンクール熊本のように、歴史のあるチームではあるけども人材、スポンサーなどがJ2のロアッソ熊本に集中し、去年のリーグ戦では選手もそろわず少人数での試合を余儀なくされるなど活動する力を無くしてしまい、解散してしまうという事態も起きました。
びー:もう一つの沖縄かりゆしも、とうとう力尽きてしまったか…。
新しいチームがいい風を送ってくれた事と、力及ばずその歩みを止めたことと…その両面見せつけられたリーグ戦だった。ここからは決勝大会にHOYO Atletico ELAN大分が出場します。
伊東:2つ目でもキツかったですね。3つ目のエントリ用意して、東北・岩手地区のたたかいを記して参ります。
・関東サッカーリーグ
NPO横浜 33
さいたまSC 23
FC KOREA 22
ヴェルフェたかはら那須 20(得失点差±0)
tonan前橋 20(得失点差-1)
海自厚木マーカス 18
クラブドラゴンズ 17
ACアルマレッザ 9
・東海リーグ
藤枝MYFC 39
刈谷FC 35
マルヤス工業 28
鈴鹿ランポーレ 27
藤枝市役所 24
矢崎バレンテ 17
浜松大 13
中京大 11
芙蓉クラブ 8
・関西リーグ
三洋電機洲本 32
アイン食品 30
阪南大 25
奈良クラブ 24
ラランジャ京都 20
バンディオンセ加古川 18
BIWAKO SC HIRA 6
ルネス学園甲賀 3
伊東:まずは、関東リーグです。ゼルビアやウーヴァが抜けてまた混戦か、と思いましたが、終わってみればNPO横浜・YSCCの独走に終わりました。
びー:2位には日本選手権常連のさいたまSCがついたけど、それでも勝点10差だものな。去年3位のドラゴンズが7位に。
伊東:ま、それは大学チームの登録体型の変化(ドラゴンズは流通経済大のサッカー部。大学リーグ、あるいはJFLチームとの選手入れ替えが禁止になった)もあったんだべ。昇格したばかりの那須たかはら、前橋も含めて6チームが勝ち点5差。ここにも「天国か地獄か」の様子が見えた。
ベン:でも、1部はまだマシだね。
2部はよりとんでもないことになっていたよ。
関東リーグ2部
東邦チタニウム 25
神奈川教員クラブ 20
東京海上日動火災保険 20
日立ビルシステム 19
SAJ市原 18
エリースFC東京 18
SGシステム 18
ホンダルミノッソ狭山 18
3人:何よ、この順位表!
ベン:これで、かつて93年にJ2リーグ(※)に在籍していた東邦の一部復帰は決まりましたが、他7チームが勝点2以内に並び、割りを食ったのが今年1部から落ちたばかりでリベンジ誓ったはずの狭山でした…。
※今のJ1J2と違い、Jリーグの下部リーグの位置づけです。当時のJ2は3部リーグ相当にあたります。
伊東:勝点18は…8チームで行われるのが大多数の地域リーグなら降格は考えないよな…。ホンダルミノッソ狭山のみなさんの再挑戦に期待します。決勝大会にはNPO横浜と、地域リーグを飛び越えて神奈川県リーグの相模原FCが挑戦します。
びー子:続いては東海リーグです。JFLからFC刈谷が降格し9チームでのたたかいになりましたが、制したのはその刈谷をも一歩突き放した藤枝MYFCです。
びー:と、ちょっと待てよ!藤枝MYFCって…まだ静岡県リーグじゃないのか?それにいつも見る名前がないぞ!静岡FCは?
伊東:今ころ言うか?関係者に笑われるぞ。
去年の末ころに今名前上げた2チームは合併したよ。
主体となるチームは藤枝。ただ、静岡がもっていた東海リーグ参加の資格を引き継いだってわけさ。
ベン:一年前は静岡がゆるくない、という話を聞いたばかりだけど、こういう形で打破されていたとはね。ただ、今度は刈谷の方があまり良い話聞かないね。
伊東:今年にJFL復帰かけていたから、それがならなかったって事で来年も続けられるか、という話ね。できればなぁ…。愛知のチームで、かつて全国リーグに参加してて、数シーズンで降格してしまったけど今でも県リーグで頑張っているチームあるじゃない。結果存続は決まったけど、一シーズンの結果だけで変な気起こさないでほしいね。
びー子:中京、浜松と言った大学チームはドラゴンズ(流経大)同様苦戦しましたが、その一方で昇格したばかりの鈴鹿が中位につけた事など、良い話題もなかった訳ではありません。やはりサッカー処と言われているだけに注目したいリーグですね。決勝大会には藤枝MYFCが進出します。
続いて関西リーグ。
ベン:ここは…企業・実業団チームが奮闘を見せている。
優勝は三洋電機洲本。2位にもアイン食品がついた。
他のリーグでは「Jを目指すチーム」が上位くる事が多いけど、関西は色が違う、という感じがします。
伊東:大阪、京都、兵庫にはJリーグチームあるし、奈良、和歌山ではまだ地域リーグでトップを走る勢いは見えない。(滋賀はJFL『MIOびわこ草津』が所属していますが、ここに本拠おいて何年も経っていません)Jリーグ目指すチームは(今の所は)JFL目指す洲本やアインを一つの目標にする所から始まるんでしょうね。
今年は決勝大会に三洋電機洲本が挑戦します。
奈良、あるいは和歌山勢の伸長を期待します。
びー子:続いては、地域リーグとしてはラスト3リーグの紹介となります、中国、四国、九州3リーグを紹介します。
・中国リーグ
レノファ山口 43
デッツォーラ島根 40
ヴィラドール松江 35
ファジアーノ岡山NEXT 34
NTN岡山 27(得失点差+5)
佐川急便中国 27(得失点差+4)
新日本石油精製 26
宇部ヤーマン 19
日立笠戸 15
JFE西日本 0
・四国リーグ
カマタマーレ讃岐 38
徳島ヴォルティス2nd 31
しまなみ愛媛FC 27
南国高知FC 19
三洋電機徳島 14
R.VELHO 9
黒潮クラブ 9
南クラブ 7
・Kyu(九州)リーグ
HOYO Atletico ELAN大分 39
ヴォルカ鹿児島 35
新日鐡大分 29
九州INAX 20
九州スポーツカレッジ 18
川副クラブ 15
海邦銀行 14
三菱重工長崎 12
MSU FC 10
びー子:最初は中国リーグから。
10チームでの争いとなりましたが…去年、刈谷とともに地域リーグに降格した三菱重工水島はどうしたべ。
伊東:俺も訳分からないけど、水島の場合は順位での降格ではなくて、自主的にJFLを脱退した格好になったので、中国リーグの側が受け入れを拒否したとの事。今年は広島県のリーグでたたかったようです。
ベン:その“ルール”の意味する所が分からないけど、全国区リーグに参加するには会社も選手ももたなくなってしまったから、撤退せざる得なかったわけでしょ、このリーグ参加拒否がペナルティー的要素を込めたものなら納得する気はないですね。
3人:(うなずく)
伊東:で、その中国リーグはレノファが優勝したけど、デッツォーラ、松江、岡山NEXTが差を詰めた。10チームのリーグ戦も大変だと思うよ。試合数が多いわけだから。
びー:その一方で去年頭角見せたか、と思ったヤーマン、佐川中国が苦しんだ。そして、JFE西日本がまさかの勝点0。
伊東:勝点0はこのブログで地域リーグを取り上げてからは2チーム目か。後で紹介するヴァンクール熊本もそうだけど、年々レベルの上がるリーグについていけなくなるチームが各地で出て来ているのは…バンディオンセ加古川やノーザンピークス郡山みたいにチームの目的を切り替えられれば良いんだけどね。解散なんて考え起こす前に。
ベン:この記事では“暗いニュース”だけ扱って来たけど、おもしろいチームが次々出て来ているのも中国リーグの特徴です。決勝大会にはレノファが挑戦します。
続いては四国リーグです。
伊東:例年讃岐と徳島2ndとの争いが熱いこのリーグですが、しまなみFCも愛媛FCとの連携を強めているようです。成績にもそれが反映されているかな?
びー:徳島2ndも徳島…と連携強いのは当然か。だけどもJチームのない香川に讃岐、高知の南国高知といったチームが伸長すれば、四国4県それぞれの“代表”チームが争うおもしろい展開にもなれる。その日がくるのを楽しみにしています。決勝大会には讃岐が進出します。
びー子:全国地域リーグの最後には九州リーグ。
ここからは去年V.ファーレン長崎がJFLに、出身のギラヴァンツ北九州がJ2に昇格。その一方で沖縄かりゆしとヴァンクール熊本が活動を停止しました。
伊東:今年は昇格したばかりのHOYOが、ここでは長らくトップを走っている鹿児島との競り合い制して優勝を果たした。成長軌道に一気に乗ったって感じですか。
ベン:その一方で降格争いも最終節までどこが対象になるか分からないほど激しいものがありましたね。そうやって盛り上がりを見せる一方で、さっき伊東君が触れていたヴァンクール熊本のように、歴史のあるチームではあるけども人材、スポンサーなどがJ2のロアッソ熊本に集中し、去年のリーグ戦では選手もそろわず少人数での試合を余儀なくされるなど活動する力を無くしてしまい、解散してしまうという事態も起きました。
びー:もう一つの沖縄かりゆしも、とうとう力尽きてしまったか…。
新しいチームがいい風を送ってくれた事と、力及ばずその歩みを止めたことと…その両面見せつけられたリーグ戦だった。ここからは決勝大会にHOYO Atletico ELAN大分が出場します。
伊東:2つ目でもキツかったですね。3つ目のエントリ用意して、東北・岩手地区のたたかいを記して参ります。