のっけから厳しい物の書き方ですみません。
それにしても…中井公安委員長の発言には驚きました。
閣僚“失言”で波紋…日本のW杯出場権はく奪も(サッカー) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース
ま、たしかに。
北朝鮮という国がいろいろな問題抱えている国だというのは承知です。
拉致問題にしても、一定の対応をしてお終いにしようとしている様子もあり、それに関してはちょっと待ってくれ、という部分も持っています。
でもね。この東アジア大会が日本でやるのは分かっていて、それに北朝鮮が進出してくる可能性があるってのも分かっていたでしょうに。
北朝鮮に対する拉致問題含みの様々な不信感と、北朝鮮の選手がサッカーするという権利ぶち壊すのとは別問題でないべか。
北朝鮮が発している「不快感」に「不快感」で対抗するのはどうなのか。
少なくとも、サッカーの試合そのものでは、他の国同様に試合に参加しているわけだから、それを無下に「あなた気に食わないから日本に入れない」では、そういう人の度量も問われていると思うんですが、ね。
記事中に「(東アジア連盟は)北朝鮮の入国に備えては関係省庁と連携して準備を進め、麻生政権下では内諾を得ていた。」という記述があったのも気になります。
この問題に関して、麻生政権のとった対応は間違っていません。
(↑はじめてこの内閣ほめましたね…)
まさかとは思いますが、自民党内閣が決めた事だから、民主党政権では受け入れられない、なんて事はないでしょうね。サッカー界にも、前政権との人脈が濃い方も多かった事とは思いますが、それもこれもないでしょう。
北朝鮮が発する『不快感』の対抗にしても
民主党が自民党に持つ対抗感にしても。
何理由つけたって、今回の北朝鮮女子代表を日本に入れない、という行動には納得する気はありません。いわゆる事業仕分けでもありましたが、何でもかんでも「自民党政権で決めた事」だから反対する、あるいは「官僚の既得権益」だからと、実際の物事見ずに対応しないでっていう思いをしています。何か不安あるなら、その対応すればいいだけで、平等のルールのもと、条件満たして参加するチームを特定の理由で排除する、という事はあってわんない、と考えます。
そして、この中井氏の行動が日本のサッカー代表の首をしめる危険性も持っています。
この行動が「サッカー協会への政治の介入」ととられ、日本代表が国際試合に出られなくなる、という危険性も持つ、という話です。もちろん、ワールドカップは辞退。バーレーンが代理で出る事になるでしょう。(アジア5位決定戦の勝者)
「拉致問題解決するためだ、スポーツなぞどうでもいい」
なんて事は言ってほしくないですね。
大体今までの強硬論で解決してきましたか。
互いに不快感ぶつけ合って、強硬論ぶち上げるだけで、実際の問題の解決にどれだけ踏み出してきたかという部分では疑問だらけですよ。蓮池さん(お兄さんの方か、弟さんの方かは忘れましたが)も疑問呈しているでしょう。
それぞれの問題は、それぞれで重要なものです。
他人にサッカーするな、と平気で言う者が、自分とこのサッカーだけは参加させて、という理屈にはならない。だから、今回の「北朝鮮排除論」には、その立場にくみしません。
何回でも言います。
今回の中井氏の発言、あるいは同様の意見にはくみしません。
今度の東アジアサッカー大会・女子の部は日本、韓国、中国、北朝鮮で行われるべきであり、それができないというのなら、日本のサッカー界は外国での試合ができなくなる事を覚悟するべきです。
少し前の記事にも書きましたが『“不快感”に対するコントロール』考えないと、ですね。むしろ、それを利用しているものもありますから。はぁ。
ご意見・ご感想はこちらへお願いします。
それにしても…中井公安委員長の発言には驚きました。
閣僚“失言”で波紋…日本のW杯出場権はく奪も(サッカー) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース
ま、たしかに。
北朝鮮という国がいろいろな問題抱えている国だというのは承知です。
拉致問題にしても、一定の対応をしてお終いにしようとしている様子もあり、それに関してはちょっと待ってくれ、という部分も持っています。
でもね。この東アジア大会が日本でやるのは分かっていて、それに北朝鮮が進出してくる可能性があるってのも分かっていたでしょうに。
北朝鮮に対する拉致問題含みの様々な不信感と、北朝鮮の選手がサッカーするという権利ぶち壊すのとは別問題でないべか。
北朝鮮が発している「不快感」に「不快感」で対抗するのはどうなのか。
少なくとも、サッカーの試合そのものでは、他の国同様に試合に参加しているわけだから、それを無下に「あなた気に食わないから日本に入れない」では、そういう人の度量も問われていると思うんですが、ね。
記事中に「(東アジア連盟は)北朝鮮の入国に備えては関係省庁と連携して準備を進め、麻生政権下では内諾を得ていた。」という記述があったのも気になります。
この問題に関して、麻生政権のとった対応は間違っていません。
(↑はじめてこの内閣ほめましたね…)
まさかとは思いますが、自民党内閣が決めた事だから、民主党政権では受け入れられない、なんて事はないでしょうね。サッカー界にも、前政権との人脈が濃い方も多かった事とは思いますが、それもこれもないでしょう。
北朝鮮が発する『不快感』の対抗にしても
民主党が自民党に持つ対抗感にしても。
何理由つけたって、今回の北朝鮮女子代表を日本に入れない、という行動には納得する気はありません。いわゆる事業仕分けでもありましたが、何でもかんでも「自民党政権で決めた事」だから反対する、あるいは「官僚の既得権益」だからと、実際の物事見ずに対応しないでっていう思いをしています。何か不安あるなら、その対応すればいいだけで、平等のルールのもと、条件満たして参加するチームを特定の理由で排除する、という事はあってわんない、と考えます。
そして、この中井氏の行動が日本のサッカー代表の首をしめる危険性も持っています。
この行動が「サッカー協会への政治の介入」ととられ、日本代表が国際試合に出られなくなる、という危険性も持つ、という話です。もちろん、ワールドカップは辞退。バーレーンが代理で出る事になるでしょう。(アジア5位決定戦の勝者)
「拉致問題解決するためだ、スポーツなぞどうでもいい」
なんて事は言ってほしくないですね。
大体今までの強硬論で解決してきましたか。
互いに不快感ぶつけ合って、強硬論ぶち上げるだけで、実際の問題の解決にどれだけ踏み出してきたかという部分では疑問だらけですよ。蓮池さん(お兄さんの方か、弟さんの方かは忘れましたが)も疑問呈しているでしょう。
それぞれの問題は、それぞれで重要なものです。
他人にサッカーするな、と平気で言う者が、自分とこのサッカーだけは参加させて、という理屈にはならない。だから、今回の「北朝鮮排除論」には、その立場にくみしません。
何回でも言います。
今回の中井氏の発言、あるいは同様の意見にはくみしません。
今度の東アジアサッカー大会・女子の部は日本、韓国、中国、北朝鮮で行われるべきであり、それができないというのなら、日本のサッカー界は外国での試合ができなくなる事を覚悟するべきです。
少し前の記事にも書きましたが『“不快感”に対するコントロール』考えないと、ですね。むしろ、それを利用しているものもありますから。はぁ。
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