MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

下記ランキング参加しています。にほんブログ村 野球ブログ 社会人野球へ
にほんブログ村
社会人野球ランキング

第395号 ヴェルディJ1に復活!

 こんばんは。伊東です。
 時間ができたので図々しく今日4度目の記事を書かせていただきます。

1.ヴェルディJ1に。かつて厳しい事も言ったからこそうれしい部分もあるものさ。

 私は横浜FCのファンで、今節ではグランパスに0-0で引き分け、年間勝ち点の最低新記録を作るのは阻止しました。次の試合は、よりによって、優勝をかけた試合となった浦和レッズが対戦相手。ホームの横浜でやるとはいえ、レッズサポーターも大挙して来ることでしょう。
 しかし、これは貴重な体験をすることになります。
 競技の違いこそあれ、私も一日で「前年全国大会ベスト4」と「次の年の全国大会優勝チーム」を相手にたたかった事があります。(しかも、どっちかに勝たなければ予選敗退)
 相手サポーターも大勢いるとはいえ、こんな大観衆の前で試合するなんてめったにない。この試合で一度J2リーグに戻りますが、この試合でベストパフォーマンスを見せて、次につなげてほしい。

 そして、表題に書いたヴェルディ
 私は以前、このチームがJ2に落ちたとき、厳しい記事を書いたときがありました。
 下記の記事の中で、ヴェルディに関して触れた部分を抜書きしておきます。



2005年12月5日 #298 Jリーグ第33節
今日は1242ニッポン放送でJリーグ中継を聞き、一人エキサイトしていたが、番組の最後に、解説をしていた金子達仁さんがこう語っていた。
 「ヴェルディ、最近は頑張っていたんですが…90年代の地元軽視。これが命取りでした。」

◇…1993年のJリーグ選手名鑑を見ていた。カズが、ラモスが、柱谷、都並、武田、北沢、中村、菊地新吉…日本代表に多くの逸材を送り込んだ名門チーム。外国人にビスマルクペレイラ。控えにも阿部、永井、菊原、藤吉…と、二つに分けても機能するだけの選手層を備えた強力チームだった。そういや、後にブンデスリーガだかで得点王になったアモローゾも載っていた。

◇だが、このチームは「Jリーグの巨人」的存在になりたがっていた。誰の影響か知らないが。「チーム名に企業名入れろ」とやかましかった。当時の某新聞を見てみたら以下の記述が…。「読売ヴェルディ」「日産マリノス」「ASフリューゲルス」「パナソニックガンバ大阪」「三菱浦和レッズ」「ジェフユナイテッド古河(地名でもあるけど、この場合は企業名)」…企業名引きずりすぎ。現場じゃ誰もそう呼んでないのに見苦しい。

◇挙げ句に「地域に根ざしたチームづくり」をバカにしてくれた。黄金期の選手がいるうちはいいが、その後のことを考えていなかった。1998年開幕戦。4年前の開幕戦で5-1で破ったベルマーレ平塚が相手だったが、中田英寿呂比須ワグナーに蹂躙され、1-4で破れた。私にとって、この試合が「ヴェルディの凋落」を示す試合として印象に残っている。

◇私は北沢の引退のとき、別にファンではなかったが、このチームを見限った。一度落ちて苦しんだ方がいい。読売クラブ時代にうまくできた事がなぜ「ヴェルディ」になったらできなくなったのか。まして、ホームタウンの変更なんざ聞いたことない。下部組織チームをJリーグチームづくりのために招致したというのは聞いたときもあるが(東芝コンサドーレ藤枝ブルックスアビスパが一例。)信頼関係が築けず移転したのはおそらくヴェルディぐらいだろう。今日の試合、レイソルに1-5。降格直接対決に破れ、最も惨めな形でJ2降格を決めた…。

◇大分、ヴェルディにキツい書き方をしてしまった。サポーターの皆さんには申し訳ない。最近、調布市はじめ、地域のファンと信頼関係を築く努力をしていたのは知っている。若手を育て、ヴェルディサッカーを構築、模索していたのも知っている。それが今年正月の日本選手権優勝に結び付いたんだろう。しかし、一度大方のチームが味わった苦しみを味わいなさい、ということだろうか。今回の降格は。

◇今回のJリーグの入れ替え、落ちるべくして落ちた2チーム(※他にヴィッセル神戸。この後入れ替え戦柏レイソルも降格)。しかし、J2の44試合という、多くの実践経験、そして、ファン・サポーターと触れ合えるチャンスがつかめるはずだ。ファンのバックアップを経てはい上がってほしい。

◇さて、J2。昇格決めたサンガ、アビスパはまずいい。近所のベガルタも置いといて、ヴァンフォーレ。何年か前は「解散か?」と言われたチームがね…。ここまできたものだ。ヴェルディよ。ヴァンフォーレ見本にしてはい上がれ。




 あれから2年。
 降格当事に緒につき始めた「信頼関係の構築」。これがどこまで進んだかわからない。そして、ラモス監督に関しても多々言われる事があったことと思いますが、それでも2年間、もがき苦しみながらも諦めずに歩いてきたわけです。その結果が、事実上2位以内確定につながったのでしょう。

 緑のユニフォームがJ1に戻ってくる。
 自分にとっては、偉大なる「敵役」だ。
 横Cがこのカテゴリーにいないのは寂しいけど、見る楽しみは一つ増えましたね。
 近所のベガルタがJ1昇進阻まれたのばり残念ですが、来年もJリーグは続きます。今度こそ笑うべ!

2.地域リーグ決勝大会 グルージャ敗退!

 さて、来年のJFLリーグ進出をかけた地域リーグ決勝大会ですが、東北代表のグルージャ盛岡は、中国地区代表のファジアーノ岡山と九州地区第二代表のホンダロックと対戦。結果は以下のとおりになりました。

グルージャ盛岡 1-2 ファジアーノ岡山
グルージャ盛岡 0-3 ホンダロック

 第二代表で進出したNECトーキンの方がスコア的にはいい試合をしているのは気のせいでしょうか。ただ、分裂劇を乗り越えてこの舞台に立てた事も事実。この両面を見ていただいて、来年に臨んでいただきたいものです。
 なお、決勝リーグ進出チームはファジアーノ岡山ニューウェーブ北九州バンディオンセ神戸、Mi-OびわこKusatsuの4チームに決まりました。11月30日から熊谷で行われる熱戦にどうか注目してください。


 さて「社会人野球」と「共産党通じた政治活動」をメインにしているはずの私のブログですが、時々こうしてJFL・地域リーグサッカーに焦点をあてて書いています。ファンのはずの東北楽天イーグルスよりも記述は多いのは何なのやら(おい)。
 次回の休みの日に、条件がそろい、こもる事ができたら「クラブ選手権」「日本選手権」「岩手ポイントランキング」の内、一つか二つ制作しようと考えています。できる内にしておかないと、あっという間に正月になりますので。

 寒いけども、あわただしい季節になります。
 皆さん、お気をつけてお過ごしください。
 今日はここで失礼します。

人気blogランキングへ

ブログランキング・にほんブログ村へ

野球もサッカーも好きな私に合いの手をお願いします。


下記ランキングに参加しています。にほんブログ村 野球ブログ 社会人野球へ
にほんブログ村