MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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クラブ野球選手権岩手予選開幕。第1日の見所と東北各県予選様相。【2019社会人野球】

 過日起こした心身の不調と回復に一定の目処が立ちましたので今記述から復帰します。

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 都市対抗野球は来月開幕で、メインイベントにふさわしい熱も沸き起きていますが、クラブチームの主戦場・グラブ野球選手権の予選は各地で都道府県クラスの一次予選が行われています。クラブチーム所属数24を数える岩手県は明日22日から一次予選が開幕。江刺、前沢、胆沢3球場で一回戦8試合が行われます。見所を以下に記します。会場や組み合わせの最終確認はJABAHP(http://www.jaba.or.jp/taikai/2019/zennnihonclub/pdf/iwate_1.pdf)でお願いします。

△江刺総合運動公園 8時50分頃開始予定

◆雫石クラブ−福高クラブ

 両者ともこの大会から出場。地道にひと頃の盛岡一高投手陣など補強をしていた雫石は失点を減らしてリードを奪う場面をつくりたい。福高は入部規定を変えて2年、「二戸地域のチーム」としての色を出し、上位を狙う。

◆高田クラブ−盛岡桜窓ク

 嶋村、山田の左二枚に右の千田が力を発揮すれば中々の力を持つ投手陣の高田。若返り進む打線が援護してたたかいたい。桜窓は主軸選手の移籍を越えて一年戦った根性を結果に結びたい。前年夏4強の後輩(盛岡市立)越えも視野。

◆一関BBC−宮古倶楽部

 一関は都市対抗で新加入選手が辛酸も浴びたが復活途上の意気も高し。大木が後輩引き上げる助力を果たすか。都市対抗では出鼻くじかれ予想外のコールドに至った宮古は斎藤、大野中心に今季在籍選手の“色”をどう固めて戦うか。

△前沢スポーツランド 8時50分頃開始予定

◆オール不来方−花巻硬友倶

 前年は不本意囲った両者。不来方はひとつでも多く戦い、近年加入選手の成長の場をつくりたい。花巻は柿澤、小野寺のベテランコンビがペースを握り、若手メンバーも占めるようになった攻撃陣が援護し上位を。

◆盛岡倶楽部−北上REDS

 都市対抗では畠山が丁寧な投球を見せたが「一押し」できなかった盛倶。新人選手が雰囲気焚きつけるプレーできるか。REDSも新人が社会人の洗礼を受けているので、この試合で払拭することができるか。意地の張り合いに注目。

◆MKSI BC−前沢野球倶

 チーム結成から6年、熟練度も増し、太野、田村両投手で確と戦える状態はできてきた。打線は「高位置安定」を。前沢は都市対抗高橋直先頭に奮戦は見せたものの紙一重で敗退。勝負根性見せて伸長を目指す。

△胆沢野球場 8時50分頃開始予定

◆釜石野球団−黒陵クラブ

 こちらも今季初登場チーム同士の対決。去年東北CCで旋風を起こした釜石は菊池主将ら“21歳釜商トリオ”が力を保持できているか。黒陵は加藤ら投手陣の再編も進み、試合巧者の野手陣と噛み合えば第二週進出も。

◆住田硬式ク−久慈クラブ

 住田は都市対抗1勝&江刺に爪跡刻む奮戦。左腕菊田がムード作り、松高先頭の攻撃陣でまず一勝を狙う。久慈はここ数年踏ん張る投手陣に変化が現れるか。揃えば爆発力ある打線で先手をとっていきたい。

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 続いて東北各県の状況です。

△青森→6月16日に開催。弘前アレッズが2試合コールドで勝ち抜き東北進出。

△秋田→21日から3日間開催。登録8チームが参加します。

△山形→6月9日に開催。3チームリーグ戦を鶴岡野球クが制し東北進出。

△福島→6月16日までに決定する予定が雨天順延。22日にオールいわき-福島硬友ク、富士通アイソテック-須賀川で東北代表進出戦。第3代表の決め方不明。

△宮城→6月16日までに決定する予定が雨天順延。23日にTFUク、HOKUTOク、青葉ク、東北マークスでトーナメント、優勝チームが東北進出。

 雨天の可能性も伝えられていますが、対応万全にしていただいて臨んでいただければと思います。おつきあいいただきありがとうございました。

回復に難儀、一方でクラブ選手権は週末開催。

 一応予定は立てましたが、心身ともにやられると中々立ち行かないものがありまして、予定二つはあとに回します。クラブ選手権の記述から立て直し。今回も帯同は赤崎野球ク関連のみです。

 5月に一度がーっと暑くなって、6月に冷えてしまうのが、近年の流れ。お体ばん気をつけてお過ごしください。

当面の行動

 先週末の「ヒューズ切断」以来、社会人野球の方から拙稿をご覧いただいている皆様にはご心配とご迷惑をおかけしています。都市対抗野球は東北二次予選が終わり、JR東北、きらやか銀行七十七銀行が代表に。トヨタ自東はあと2勝、JR盛岡はトヨタ自東に、水沢駒形倶はクラブのライバルに敗れ東京ドーム行きが潰えました。負けたらまた挑戦するだけ。今年後半の山場に向けて頑張っていただきたい(対戦したら…は言うまでなし)と思います。

 受けたダメージが大きくて、そのリカバリーに難儀し、社会人野球のほかにもマスターズ甲子園岩手決勝戦の日程をようやくつかみましたがいくのを断念したりしました。来週の末からはクラブ選手権岩手予選が始まるので、それまでには普通の状態に持って行けるように努めます。来週半ば以降に(1)クラブ野球選手権みどころ(2)都市対抗野球東北予選の結果―をアップします(予定)。

 5月半ばの熱さがどこへやら、すっかり冷え込んでもいます。お体ばかりお気をつけてお過ごしください。

野球の文がまだ書けず。

 一週間前に「記事制作中止」と書いたきり筆を完全に止めてしまっていました(書きためていた『十周忌』は別)。「別カテゴリ」の記事はその原因となった事象から立ち直るためと、「間もなく大一番」のため無理矢理にでも動かないとならないので復帰していますが、それで精一杯のため野球の記事に手が回りませんでした。申し訳ございません。今週末までには復活できるように努めますが、それが簡単でないことも記しておきます。

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まともに記事が書けていたら使いたかった写真です。13年6月、都市対抗東北予選@弘前より

 

「十回忌」だった日と「残り時間」、そして「今後」。【3媒体共通記事】

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都市対抗の記述はもうしばらくお待ちいただきます。

 いまから10年前。

 数日前からの背中の痛みと息苦しさが頂点に達し、病院に駆け込み、心筋梗塞の治療はどうにかなったものの、その年までの数年間のしんどい生活がたたり、一般的な人生の営みを歩むことを断念せざるを得なくなりました。

1)命が助かったのは様々な偶然が前向きに転がったから

 2005年初冬から心身の調子を悪くし、収入を得るためと自分の実情・実力以上の仕事をし、さらに食事を方々からの「余り物」でまかなうなど、おおよそ一般的な生活からはかけ離れた状況に身を置き体調悪化は止まらず破綻に。ただ

・数日前に病院に行った際「次何か変調起きたらすぐ病院に」指示。

・自力で動けるうちに病院に駆け込めた(自宅に行ったら電話なし、当時は携帯もなしで動けなくなる=最悪の事態)

・病院でも手術できる体制があった

 と運のよさが重なり、三時間越えにはなったものの生還することはできました。

2)一般的な人生は絶たれるも道は見つけ何とか生存

 手術は成功し帰還しましたが、悪かったのは心臓だけに非ず、特に精神疾患の再来は再就職に影響し、特にある大手企業のパート面接での精神部分テストで絶望的な結果を突きつけられた時には「生きること自体を諦めようか」という思いに。幸い直後に今の職場とつながり、なんとか生きる場を得られたのでこうして生きていますが、それとて一般的な社会人からしたら「低い水準」の生活環境です。

3)家族の環境が変わったあとどう生きるか

 先頃、母の手術は成功しましたが「もう手術で対応できる箇所はない」というのも宣告されました。早晩母がいなくなるというのははっきり見える状況になり、私と兄はどうするか。考えているのは「兄の足手まといにはなりたくない」。できることなら帰郷を考えていますが、実家は人が居住できる環境ではありません。

4)考え込んでいたところに「引きこもり」関係の殺人事件

 他に手段は…と考えていたところに「引きこもり」関係の殺人事件が相次いで起こりました。紙一重の箇所にいる私にとっては他人事にできず、そこへ別方向からも精神に負荷がかかることも起きたので、今週は対人の仕事を極力減らして行動していました。精神の回復を待って先の部分の話は進めます。

5)本来はあり得なかった出生。唯一の選択肢は「生き抜く」のみ。

 兄を出産後、妊娠で難儀した母。「最後」と思った妊娠の途中で病気に見舞われ手術。周りからは堕胎を強く進められましたが母は断固拒絶。その結果生まれでてきたのが私です。先に書いたような人生になっているから口さがない人からは「(記述自粛)」と言われたりもしますが、何とか社会の端っこにしがみついて生きています。

 一歩何かがズレていれば、10年前に終わっていた人生。親孝行は「親より早く逝かない」ことだけになりそうですが、せめて「産み出した存在が世の中でもがきながらも生きている」様子は見せ続けていこうと思います。

記事製作中止の理由

 私自身の生存および存在の根幹に関わる部分数箇所でボギボギ精神折られる事態が起きました。これまでの類似事項ではなんとか切り分けて対応してましたが、限度越え更に3倍食らってはどうしようもありません。幾度も書こうと思っても「電気が走る」「文が全く思いつかない」状態ではどうしようもありません。

 3日、本来は青森県営球場に向かう予定でしたが土曜日の夜の時点で中止にしました。おそらく今週中の製作は無理です。ご迷惑おかけすることをお詫びし今項を終わります。

宮崎梅田学園都市対抗野球本大会に。宮崎県勢初出場、初挑戦から88年でたどり着いた足跡をたどる。【2019社会人野球】

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帰宅後インターネット中継のYOUTUBE版を見返しました。思わずもらい涙。


 2019年6月1日2時少し前。

 仕事に出る直前まで見ていた社会人野球の試合が気になって、こっそりと携帯で情報をのぞき見た。

 ―やったな。宿願達成だ。

 出る直前の時点で注目していたチームは、同時期に作られ、先に大舞台に立っていたチームに逆転をくらい、それでも「折れてらんねぇ」と満塁に詰めていた。駐車場で再び経過を見たら逆転。しかし、野球の試合は一旦荒れ出すと止まらないからな…と思いながら今日の仕事先に移動。気にはなりますが運転中は見られない。自動車学校の試合を道交法違反で見てだめでしょ(←自動車学校のでなくてもダメでしょ)。

 右手に握りこぶし握って、内心「よっしゃ」と。そして、昨冬に探った「歴史」を思い返しました。

2.宮崎県社会人野球の歴史その1(1931〜1965)

  宮崎鉄道が後楽園に迫るも…長い沈黙に。

 「太陽と緑と神話のふるさと宮崎は社会人野球不毛の地なのだろうか。歴史をめくっても華やかな足跡を残したチームが見当たらない―」

(以上「」内、毎日新聞1989年6月記事より引用)

 1989年、都市対抗野球60回大会を記念して毎日新聞に掲載されていた「球宴マップ」。この時で宮崎県に都市対抗を目指すチームがなくなって24年。ロッテオリオンズ(当時)の盗塁王西村徳文さんなど県内の有力選手は鹿児島や大分など他県のチームに行き、「県出身者が頑張ってるなあ」という箇所でしか社会人野球と関われなかった様子が書かれていました。この記事、あるいは毎日新聞の縮刷版、更には1940年代後半の毎日新聞岩手版に付随して載っていた全国版運動面(新聞が2〜4面しかなかった時代で各県版があるページの3分の1程度のスペース。マイクロフィルムには1ページ毎の記載)から読み取れた「戦いの足跡」は下記一覧表の通りとなります。

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 初挑戦は1931年。1949年に挑戦した宮崎鉄道が後楽園行きに王手をかけたものの、プロ予備軍ともいわれた星野組に0−16で敗退。翌年は最終リーグ戦で熊本鉄道に1−2で敗れ後楽園行きを逃すと、国鉄合理化の煽りを受けて宮崎チームは活動終了。以降は全延岡、全宮崎、1965年には旭化成延岡が他県の強豪と戦いましたが勝つことができず、65年の挑戦を最後に長く沈黙の時を刻みます。

2.宮崎県社会人野球の歴史その2(2005〜)

 茨城GGの親善試合から芽吹きはじめた社会人野球熱

 日本球界の激動の年に意を持って取り組みを始める野球人が出てきた2005年。萩本欽一さん率いる茨城ゴールデンゴールズが全国を行脚する中で、宮崎県にも立ち寄り、練習試合をしていきました。そこからつくられたのが宮崎ゴールデンゴールズ。宮崎社会人野球の復興の祖に。宮崎梅田学園も同時期にクラブチームとして発足。ゴールデンゴールズが06年に、梅田学園も08年に西日本クラブカップで存在感を示し、梅田学園は2009年には企業チームに変更。「自動車学校の野球チーム」として注目を受け、2015年には信楽晃史投手がNPB・千葉ロッテマーリンズに進出します。

 この間に2009年に宮崎医療カレッジがJABAに加盟、2016年には宮崎灼熱フェニックスが設立され翌年から公式戦に参加し始めるなど、40年沈黙していた分を取り戻すかのように積極的な動きを見せはじめた宮崎社会人野球。ゴールデンゴールズが休部に至ったのは残念ですが、高まる“熱”の先頭を行く梅田学園が伸長を見せ、昨年日本選手権に進出、今年は相応のマークを受けますが、都市対抗野球九州予選では敗者復活戦を不屈に戦い

第1T二)宮崎梅田学園1−2 ゴールデンラークス

第2T一)宮崎梅田学園6−2九州三菱自動車

第2T二)宮崎梅田学園4−3沖データ学院

第2T三)宮崎梅田学園11−1 沖縄電力

第2T準)宮崎梅田学園2−6 ゴールデンラークス

第3T準)宮崎梅田学園6−1 沖縄電力

 今日の試合では途中逆転もされ、「対処間違えたら大量失点」の危機も、ファインプレーで意気を取り戻し、八回に逆転。

 そして13時46分。

宮崎梅田学園    7=101000041

ゴールデンラークス 3=001000200

 最初に挑みはじめてから89年、途中は戦う術をなくし他県チームに進んで頑張る同郷の選手に注目し、それでもきっかけをつかんで再興、各々の位置で戦いはじめて15年。

 ついに結実しました。

 すべての宮崎県社会人野球の関係者の皆様、そして、その最前線に立ち偉業を達成した宮崎梅田学園野球部の皆様、おめでとうございます。これから先のたたかい・歩みに期待することを申し上げ、拙稿の記述を終わります。

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梅田学園の応援団が表彰を受けた模様です。支えた皆様おめでとうございます。

※今記事は毎日新聞の縮刷版各記事を基にして記述をしました。都市対抗東北予選の記事は別エントリでお送りします。【こちら】からご覧ください。

東北も熱い戦い!前年代表同士の対戦は七十七銀がトヨタ自東を破る―都市対抗野球東北予選第2日結果と第3日みどころ【2019社会人野球】

 最初にお断りしますが、6月1日記事は2記事を厚く書く状態になります。宮崎梅田学園の記事は【こちら】からご覧ください。

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弘前はるか夢球場岩木山がはっきり見える位置にあります。いい光景だ、という記述は結構ありますね。ただし、私のこの写真は2013年撮影の改装前のものです。

 九州予選では宮崎梅田学園が宮崎県勢初の本大会進出でフィナーレを迎えましたが、東北予選は昨日始まったばかり。今日は第1代表トーナメント二回戦が行われました。結果はいかに。JABAHP(jaba.or.jp)に記載された情報を基に書いていきます。

日本製紙石巻 5−0 TDK

 去年の「全国なし」の悔しさを晴らしに行く石巻がTDKのエース小木田を打ち破り準決勝に進出した。石巻は二、三回に2点をあげると、六、七回にだめ押し。投げては斎藤以下4投手の継投で完封。TDKは攻守とも2石巻にペース握られ完敗。

きらやか銀行 7−2 弘前アレッズ

 チームも熟達し、地元の野球場も改装になって意気上がる弘前アレッズ、前年コールドで敗れたきら銀に前半は2−1と食らいつく。しかし後半はきら銀が六〜八回に5点をあげ突き放すと、小島→三浦→市毛のリレーでアレッズの反撃を封じた。アレッズは2本塁打も追撃ほしかった。

七十七銀行 7−1 トヨタ自東

 前年にドームに進んだ2チームが早くも激突。逆境の強さを九回の攻撃で示した七十七銀がトヨタ自東を破り準決勝に。五回にトヨタが先制したが、後半入りの六回に七十七銀が逆転。九回には5点を追加しトヨタの意気を折って準決勝に進出。

◆JR東北 6−3 富士通アイソテック

 新人選手の伸長も著しい富士通はこの日福岡が先発。どこまで戦えるか注目されたが、JR東北は三回から小刻みに点を重ね、気がついたら6−1と試合を掌握。富士通は五回に1点返すと、八回に2点返し最後まで猛追をかけたが、加藤がキッチリ締め勝ち抜いた。

 以上4試合を経て、第1代表を狙う4チームが決まりました。岩手県勢はトヨタ自東も初戦敗退で第3代表トーナメントに。敗者復活戦は回れば回るほどどぎつい日程になっていきます。トヨタ自東をはじめ、あした2日に登場する8チームはどう気を組み直して試合に臨むか。代表とるにはほぼ一週間毎日を勝たねばならない、その一歩目を記す第3日4試合のみどころは下記の通りです。日程の最終確認はJABAHPで探ってください。

弘前はるか夢球場10時前開始予定

◆第3T一回戦 オールいわき−トヨタ自動車東日本

 日本製紙石巻に完敗したいわきは投手の集合を図り前年の代表にぶちあたる。打線も自己のペースに巻き込み爪跡を刻みに行く。トヨタ自東はメンタルを組み直して一戦必勝の戦いに。小野を中心に次につなげられるような戦いをしていきたい。

◆第3T一回戦 JR盛岡−富士通アイソテック

 一昨年は富士通、昨年はJRが勝っているカード。共に近年加入選手がチームの上昇気流に拍車かける働きをしているだけにどちらがその勢いを上回るか。富士通は本間につなぐまでのスターター投手、JRは斎藤、三浦の出塁がカギを握りそう。

青森県営球場》10時前開始予定

◆第3T一回戦 TDK−ゴールデンリバース

 秋田代表同士の対決となったこの一戦、県予選ではTDKが大勝したが、第一戦を経てのチームの勢いが変化をもたらす可能性も。リバースは佐藤ら投手陣が以下に踏ん張るか。TDKはセカンドユニット投手陣がチームに流れ呼び込む投球を見せたい。

◆第3T一回戦 水沢駒形倶−弘前アレッズ

 こちらはクラブ東北トップクラス同士の対戦。前年のクラブ選での因縁もあるが1年経ってどのような力をつけてきたか試される一戦。水沢駒形倶がリベンジ果たすか、アレッズが地元の意地を見せるか。前後半入りの攻防に着目したい。

 最近はメディアも多様になりまして、梅田学園の試合もYouTubeを使った独自メディアが放送していましたし、弘前アレッズも独自の放送チャンネルを持っています。Twitterでの速報も多いけど、私はアカウント失いましたからね(乾いた笑)。とうとうJABA(jaba.or.jp)までもがオリジナル番組をつくるまでになりましたが、私は私で43年の人生、36年の万年補欠、25年の社会人野球の関わりを基に記事を書き続けていきます。

 今日は2題になりましたが、おつきあいいただきありがとうございました。

アレッズ、JR盛岡に前年のリベンジ!水沢駒形、Aいわきも苦杯 都市対抗野球東北予選第1日の結果と第2日のみどころ【2019社会人野球】

 今日は。発作的な高熱で変調起こし、第1日のみどころ・プレビューの記事を書くことができませんでした。身体についてはどうしようもない部分がありますが、対応できなかったことをお詫びを申し上げます。

 今日から始まった都市対抗野球東北二次予選。弘前市はるか夢球場青森県営球場で第1代表トーナメント一回戦4試合が行われました。JABAHP(jaba.or.jp)記載の情報をもとに記述します。写真は「イメージ図」として見ていただければ幸いです。リバースに関しては写真があまりなくてすみません。

日本製紙石巻 20−0 オールいわき

 日本製紙石巻が二回に9点、四回に7点と二度のビッグイニングでオールいわきの挑戦を跳ね返し、二回戦に進出した。橋本と浅沼に本塁打。いわきは左腕前田など3投手が石巻打線に果敢に挑んだが集中失点を受け、打線も得点を奪えなかった。

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七十七銀行 9−0 ゴールデンリバース

 クラブ選全国2勝の小沼らリバース投手陣が奮戦したが、七十七は九回にうっ積を晴らす6得点をあげ、和田→小笠原の継投で完封勝利をあげた。湯浅は2二塁打。リバースは中盤の失点で崩されなかったが打線の援護がほしかった。

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弘前アレッズ 5−4 JR盛岡

 地元(県)での戦いでいいところを見せたいアレッズがJR盛岡の猛追をかわし、前年のリベンジを果たし二回戦進出。アレッズは二回に3点、四回に2点をあげペースを握った。JR盛岡は五、九回に2点ずつあげたが3投手継投の前に届かなかった。

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富士通アイソテック 7−2 水沢駒形倶

 玄人筋からは「この試合こそ再注目」と見られたカードは、終盤に駄目押した富士通が二回戦に駒を進めた。上石、松本智と期待の若武者先発も二回に明暗。八、九回の4点で勝負を決めた。駒形は反撃が後手に回り敗者戦に回った。

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 第1日は岩手県勢がともに敗退となり、敗戦チームは第三代表トーナメントに回ることに。今年は東北からの代表枠は3。その争い方はどうなるかと思ったら、第2代表トーナメントが第1代表トーナメントの準決勝進出以上のみで争われる形になりました。東海や九州など全国では既に代表決定チームも決まりはじめています。1日でも見さ行けないか、模索するとします。では、第2日のみどころをご覧いただきます。

弘前はるか夢球場10時前開始予定

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◆第1T二回戦 日本製紙石巻−TDK

 緒戦は得点力を発揮して勝ち上がった日本製紙石巻はどのように投手起用を図るか、気持ちの持って行き方に注意を図りたい。TDKは大会に向けて段階的に力をあげてきた。ここ数年のフラストレーションを晴らす戦いぶりを見せるか。

◆第1T二回戦 弘前アレッズ−きらやか銀行

 前年はきら銀がコールドで勝ったが、チームとして成長中のアレッズは尾山の経験も加味しながら力をあげている最中、この試合でどこまで成果を発揮できるか。きら銀は体制が変わってどのような戦いを見せるか。エース小島が引っ張りV3目指す。

青森県営球場》10時前開始予定

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◆第1T二回戦 トヨタ自東−七十七銀行

 前年の代表チームが二回戦で早くも激突。トヨタ東は「確かな地位」固めるためにしっかりと入りたい。青森出身の桜庭が見せどころつくると面白いか。七十七は今年こそ第1Tでの突破を図りたい。七十七細川とトヨタ中里の「13年甲子園4強投手陣」対決も注目。

◆第1T二回戦 富士通アイソテック−JR東北

 主軸選手だけに任せない野球で初戦を勝ち上がった富士通は全国経験豊かなJR東北にどう挑むか。本間ら主戦が研究をかいくぐって力を発揮したい。JR東北は昨秋台頭した加藤弦ら投手陣が富士通の攻撃陣を食い止め優位に立ちたい。小笠原は主将の意地見せに行く。

 去年はとことん通い倒した東北予選ですが、さすがに今年は無理そうです。どこでもドアあれば別ですが。6月になって湿気も加わります。お気をつけて試合に臨んでください。おつきあいいただきありがとうございました。

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