今晩は。
先週末に行われた社会人野球 北海道・東北クラブ交流大会の記述を進めてまいります。9月30日、10月1日に弘前市で行われた大会は、北海道クラブ選手権、東北クラブカップを経て参加した北海道3、東北3チームと、開催地の弘前アレッズが参加。
大会初日の9月30日には一回戦3試合。観戦されていた方のツイッターによると、天候が荒れ模様で中々に大変だったようで。今回は日本野球連盟(JABA.or.jp)に詳細な記載がなかったので毎日新聞(mainichi.jp)記事を引用します。
◇小樽野球協会6−2HOKUTOBC
序盤は状態探り合い0−0。経験に長ける樽協は四回に先制すると、五回に3点追加。HOKUTOは七回に2点返し詰めるが、樽協は切り札大崎も登板したHOKUTO投手陣から九回に駄目を押し勝ち上がった。
◇互大設備DC4−2オール苫小牧
東北大会優勝の勢いそのままに挑んだ互大設備は初回に2点、五回にも2点をあげペースを握る。苫小牧先発浦崎は後半を抑えるが互大設備伊藤も好投。九回に2点を失ったが完投勝利で東北以上一勝を成した。
◇札幌ホーネッツ3−0盛友クラブ
盛友はエース武田が先発も、札幌Hは立ち上がりを突き初回に先制、五回にも2点を追加しペースを握る。武田→小山と傾投し余分な失点こそ与えなかったが、打線が札幌川上を攻略しきれず、東北以上デビューは完封敗戦に終わった。
大会2日目は地元弘前アレッズも登場。準決勝と決勝戦が開催されました。
◇弘前アレッズ5−2小樽野球協会
地元開催で上位を目指すアレッズは初回に3点先制、二回と五回にも1点あげると、本格派エース山口が樽協に立ちはだかる。立ち上がりを突かれた樽協は中盤以降落ち着き、五、八回に1点ずつ返したが届かなかった。
◇札幌ホーネッツ12−5互大設備DC
試合の前半にペースを握っていたのは互大。四回表終了までに4−0とリードし、左のA菅原も力投を見せていたが、札幌Hは六回に大量7点あげ逆転。その後も加点し終わってみたら逆転八回コールドで札幌Hが勝ち抜いた。
◇札幌ホーネッツ7−4弘前アレッズ
各々の位置で“復権”ねらうチーム同士の対戦、序盤は札幌Hが先制しアレッズが追いかける展開に。札幌Hが五、六回にあげた3点が結果勝負の分かれ道に。アレッズも追い上げたが4投手継投で逃げ切り、優勝を成し遂げた。
アレッズの選手は、人数こそ少ないけど一騎当千で、久米田投手たちも一廉の選手ですが、盛友ク、互大設備と良い形で勝ち上がったホーネッツが、この大会を制しました。ここ数年、WEEDしらおいやトランシスがトップを走る北海道ですが、割って入る機会に。
東北の3チームはこれまで東北を背負って戦った経験を持ちません。著しい成長という爆発力を持って相対しましたが、HOKUTOクは樽協に先手をとられ、盛友クはホーネッツに完封敗退。県内に越えるべきチームがある各々がどう経験生かすか…言い替えれば、どう力を維持するか。本人の実力以外の要素も入る社会人クラブ野球、各チームの取り組みに注目していきましょう。
表彰選手は以下の通りです。
▽最高殊勲選手賞 川上順悟選手(ホーネッツ)
▽敢闘賞 久米田一樹選手(アレッズ)
▽首位打者賞 扇拓也選手(ホーネッツ)
表彰おめでとうございました。
今週末には東北連盟会長大会、来週末には北上市長旗大会と2大会が行われます。何とか定例的に書いていきたいのですが仕事が山ほど舞い降りてきましててんてこ舞いです。金曜日までには東北会長大会見所と北上大会の組合せ、なんとか書きます。
近年、夏秋→秋冬の天候変動についていけず、恒温動物よろしく動けなくなることもありますが、脈打っている内は社会人野球にも尽力します。
拙稿、お付き合いいただきありがとうございました。